Track1:あいのきろく
ぺーるとーんれいんぼぅすたーボイスドラマ企画 その20
『ゆりちゅ~せのとちよりの場合~』
コンセプト
女の子同士がいちゃこらする話。
●登場人物
おっとりふんわり系でいたずら好きな女の子・樋渡瀬乃(ヒワタシ セノ)
身長160くらい。
真面目で通っていて、千依と一緒のクラスで学級委員をしている。
少々天然なところがあり、千依にサポートされることも多い。
のんびりした雰囲気でS気質だが、押されると弱いので時々千依の好き勝手にされる。
かわいいもの好きでかわいい千依が好きすぎる。
一人称は「私」二人称は「千依ちゃん」
ちっちゃかわいい系で少し不機嫌キャラな女の子・片岡千依(カタオカ チヨリ)
身長150弱。
生意気で強気な感じだが、押しには弱いし快楽に忠実になりがち。
そのせいで瀬乃のおもちゃみたいにされてるが、ちゃんと愛されてるから大丈夫。
瀬乃のことは大好きだけど、素直に好きってなかなか言えない。
瀬乃としてる時はちょっと幼っぽくなってかわいい。
かなり敏感な方で、気持ちよくなるとちゃんと声を出せなくなってかわいい(息ばっかり出て無声音気味になる)
一人称は「私」二人称は「瀬乃」
二人とも○校2年生。比較すると瀬乃は落ち着いてて千依は少々子供っぽいところがある。
中学の頃にその性格から孤立しがちだった千依に瀬乃が寄り添って支えたのが二人の始まり。
仲は良かったが高校に入ってから改めて恋愛関係に。告白は千依から。
今ではお互いをお互いが支え合い、愛を深めている。
直接的な性接触こそないものの、普段からキスをしたり触れ合ったりする関係。
■1
[平日の夜、瀬乃の部屋]
(録画ボタンの音)
【瀬乃】えっと、こんにちは。樋渡瀬乃です。
【千依】片岡千依……です。
【千依】ねぇ、瀬乃。これ、本当にやるの?
【瀬乃】もう、千依ちゃん。今更何言ってるの?
【千依】だって、って言うか大体これって何のために録画してるの。
【瀬乃】んふふv細かいことはいいの。私と千依ちゃんの愛の記録だよv
【千依】んむ……わざわざこんな事しなくたって……
【瀬乃】恥ずかしい?
【千依】って言うより、意味を感じられない。こんなの瀬乃の自己満足じゃん。
【瀬乃】そうかなぁ?ずっと先に見直したら、きっと素敵な思い出だって思えるかもしれないよ?
【千依】うぅ~……具体的には何をすればいいんだよ。
【瀬乃】えーそうだね~。じゃあ、「お互いの好きなとこを言い合う」ってのやってみようかな。
【千依】え……なにそれ。
【瀬乃】だって、ずっとお互いのことが好き好きでも、今の「好き」がずっと同じだって限らないじゃない?
【瀬乃】だから、今の私達の「好き」を、ここに刻んでおきたいなって思ったの。
【千依】うーん……なんか納得行かない……
【瀬乃】まあまあ。じゃあまずは私から。
【瀬乃】千依ちゃんはねぇ、ちっちゃくてかわいくて、好きv
【千依】またそうやってちっちゃいとか言う。
【瀬乃】だって本当のことだもん。こんな風に~(ひょいと両腕を脇にやって千依を持ち上げる瀬乃)
【千依】ひゃっ……瀬乃!急に持ち上げないでよ!下ろして~!
【瀬乃】私でも抱きかかえられるくらい軽いんだよね~えへへv
【千依】ん~、やぁ~~!瀬乃、恥ずかしいってばぁ!
【瀬乃】はいはい……よしょっと……(千依を下ろす)
【千依】ん…………もう、馬鹿瀬乃。
【瀬乃】でぇ、こんな意地悪しても私の事を好きでいてくれる千依ちゃんがぁ、好きv
【千依】……っな!~~~~(恥ずかしがって唸る千依)
【瀬乃】うふふv今度は千依ちゃんの番だよ。
【千依】えっと、えっと……瀬乃は、一緒にいると安心するっていうか……
【千依】いつでも私のわがまま聴いてくれるし……いっぱい愛してくれるし……
【千依】……うう、本当に言わなきゃダメ?
【瀬乃】うん。ちゃんと、ゆって?
【千依】ん……ずっと一緒にいたいって……そう心から思うから。(恥ずかしそうに)
【千依】だから、好き……
【瀬乃】ん~~、千依ちゃん!(抱きしめる)
【千依】んむっ……もう、瀬乃……苦しい……
【瀬乃】えへへ。じゃあまた私の番ね。
【千依】……まだやるの、これ。
【瀬乃】んふふ……だって、千依ちゃんのこといっぱい好きだからv
【千依】んむぅ……
【瀬乃】他には~、そうだ。千依ちゃんって、柔らかくって好きv
【千依】ん……なんかそれ、いやらしい意味でしょ。
【瀬乃】ん~、そうかも?えへへ。
【千依】ほら、やっぱり。
【瀬乃】お手ても、ほっぺも、お腹も。ぷにぷにできもちい~
(千依の頬を擦る瀬乃)
【千依】んっ……もう、くすぐったいってば……
【瀬乃】それに~キスすると、すごく可愛い反応してくれるから好きv
(千依に顔を近づける瀬乃)
【千依】ちょっと、瀬乃……するの?(恐る恐る)
【瀬乃】えへへ……ん……ちゅ、ちゅぷ……(軽いキス)
【千依】んむ……ん……みゅ……
【瀬乃】んふv千依ちゃん、唇も柔かいよね。
【千依】それは瀬乃だって変わらないじゃん。
【瀬乃】あと、千依ちゃんは小さくて体温も高いから……ぁぷv(千依にキスをする)
【千依】瀬乃……んむ……
【瀬乃】んりゅ、れる、ちゅ……んむ、ちゅぴ、ちゅるる……んりゅ、ちゅっぷ……
【千依】んむ、むぐ……ぁる、んりゅ、れるりゅ……瀬乃ぉ……ぁむ、ぷゅ……
【瀬乃】ぷはぁ……だから、お口も舌もとっても熱いの。かわいいよね~。
(キスで出来上がってる千依)
【千依】んはぁっ……はぁ、はぁ……ん……そんなことでかわいいとか……言うな、ってばぁ……
【瀬乃】うふふ。でも、千依ちゃん、ちゅー好きだよね?
【千依】ん……瀬乃のちゅー、ねとってしてて……甘くて、気持ちよくて……好き。
【瀬乃】えへへv千依ちゃんの好き、頂きましたv
【千依】別に、そういうつもりじゃ……
【千依】ふぅ……ん……瀬乃……このまましてるとこ……撮影するつもり?
【瀬乃】うーん、それもいいけど、ちょっと趣旨とずれちゃうかな?
【千依】でも……せのぉ……(切なそうに)
【瀬乃】あらら。千依ちゃん、出来上がっちゃったみたいだね。かわいいv
【千依】ん……ふぅ…………うるさい……
【瀬乃】じゃあ、もうちょっと落ち着いたら色々お話しよっか。撫で撫でしててあげるから、ね?
(背中を撫でられる千依、だんだん落ち着いていく)
【千依】ん……ふぅ……v…………話って……例えば?
【瀬乃】そうだね~、最近いちゃいちゃしたときのお話なんかはどうかな?
【千依】いちゃいちゃ……さっきの保健室……みたいな?
【瀬乃】そ。最近は千依ちゃんも積極的になってきてくれてるし、私嬉しいよ?
【千依】そんなことないでしょ……いつも瀬乃が先に手を出すんじゃん。
【瀬乃】私は、千依ちゃんから来てくれてもいいと思ってるんだよ?
【瀬乃】だけど千依ちゃん奥手だから、私がエスコートしてあげないと駄目かなって。
【瀬乃】あ、先週の土曜だっけ。この部屋で押し倒されちゃったときはドキドキしたよ、私。
【千依】あ、あれだって瀬乃が寝てるとこを襲ってきたのが始まりだったんじゃん。
【瀬乃】え~そうだっけ?
【千依】とぼけてもダメ。ニヤついて嘘ついてるときの顔になってる。
【瀬乃】にひひひv千依ちゃんにはすぐバレちゃうね。
【千依】わかるよ。瀬乃とどれだけ一緒にいると思ってるんだよ。
【瀬乃】えへ。それもそうだね。
【瀬乃】……千依ちゃん。
【千依】何。
【瀬乃】大好きだよ。
【千依】……うん、知ってる。
【瀬乃】もう、素直じゃないんだからv