トラック6:耳をなめてもらうお話
(主人公の部屋にて@休日のお昼)
お邪魔しまーす……
お邪魔しまーす!
はぁ、このねぼすけさんめ。
せっかく今日はケーキ作ってきてあげたって言うのに……
起きなかったら一人で食べちゃお……
もしもーし。
……もしもーし。
ふむ……完全に熟睡してるみたいね……
だったら、ちょっとだけいたずら、しちゃおっかな……
んふふ……かわいい寝顔……
無防備にもほどがあるぞぉ……
はぁ、情けなくよだれなんかたらしちゃって……
舐めちゃえ……れる、ちゅ……
こんな人を好きになっちゃう私も、物好きなのかも知れないなぁ……なんて。
…………かわいいお耳……
はぷ、んちゅ、ちゅる、んぷ、んちゅる
あーむ、れる、れるれるれる、れちゅ、れぷ、んぷんぷ、んちゅぅ
ねぇ、君は今、どんな夢を見てるのかな……
私に耳を舐められて、どんな夢を見てる?
気持ちいい夢?それともえっちな夢かな?
ちゅぴ、ちゅる、ちゅ、ぷちゅ、ちゅぷ、ちゅる、れろ、れる、れるちゅ、
私の夢、見ててくれたら嬉しいなぁ……
はぷ、ぷちゅ、ちゅっぷ、ちゅぷ
それにしても、本当に起きない……
ふふ、気持ちよさそうな顔しちゃって……はぷ
んぷ、ちゅ、ちゅる……くぷくぷ、ぢゅる……
体、びくびくしちゃって……情けないなぁ
ちゅる、ちゅぷ、そんなとこもかわいい……
んぷ、んぷちゅ……でも、なんだかこれじゃ……ちゅちゅ、ちゅぴ、張り合いないなぁ……
はむ、あむあむ、はぷぅ……
えへ、耳たぶ、柔らかくておいしい……
癖になっちゃいそうかも……
こうなったら、私が飽きるのと君が起きるの、どっちが先かの競争だね……
ふふふ、れる、れるちゅ、ちゅう、ちゅぷ
あぷ、んぷ、んちゅるる
こんな、お耳にディープキスしてるみたいなの、なんだかえっちぃかなぁ……
でもぉ、んちゅる、ちゅぷ……
楽しいから、いいかな?
ちゅる、ちゅ、んぷぷ……んちゅ、んぷ、ぢゅるる……
そういえば、寝てるときに水の音が聞こえるとお漏らししちゃう~みたいな話を聞いたことがあるけど、
このまま続けてても大丈夫、だよね?
私は大丈夫だよ……別に、そんな些細なことで嫌いになっちゃったりしないからね……
……ん?今、変な顔しなかった?
ねぇ、もしかして起きてるんじゃないの?
起きてるのに私に耳舐めててほしいから寝たふりしてるんじゃないの?
ねぇ、ねぇってばぁ
そう、そういうことならこっちにだって考えがある……
寝たふりなんかしてられないくらい、気持ちよくさせちゃうんだから!
あーむ、はぷ、ぢゅぷ、ちゅるる、ちゅぷ、んぷぅ
んぷ、んぷ、んちゅ、ちゅぷ、ちゅる、んむ、ん、んちゅる……
意地でも起きないつもりね……
じゃあ、これはどう……?
れろぉ……
ぺろ、ぺろれろ、れぇ……
れりゅ、れるれる、ちゅりゅる……
れぷ、れぅ、んぷ、れりゅりゅ……ぷはぁ
はぁ……はぁ……
お耳、真っ赤だぁ……
なんだか……これ、好きだな……
うーん、寝返り打ってくれると逆のお耳のしてあげられるんだけど……
そうそう、そんな風に……って……
……ねぇ、君……起きてるでしょ?
ほら!にやってしたぁ!
もう……さっさと起きよう?
今日は君の好きなガトーショコラ、作ってきたんだよ。
一緒に食べようかなぁって思って頑張って作ってきたのに、あんなことさせるなんて……
え?私が勝手にしたこと?
う……それはぁ……そうだけど……
……も、もういいでしょ!この話は終わり、終わりー!
気持ちよかったとか言わないの!
……うん、じゃあ、ケーキ食べたら逆のお耳もやったげる……
勘違いしてもらっちゃ困るけど、別に私がしたいって思ってるわけじゃないんだから!
私が中途半端にしちゃうと負けた気がするから、仕方なくしてあげるって言ってるだけなんだからね?
んも~……ばかぁ……
…………好き……