02 口を開けろ、豚!
そら、上を向いて口を開けろ。
そのまま動くなよ…
じゅる…むぐむぐ、むぐじゅる…もごじゅるる…んふー…
ン…じゅぺっ! ぶぺっ! ぺっ!
あ? 何をするって…言っただろう? 清掃作業だ。
貴様の口内の汚れを、私の唾で浮き上がらせて落とす…じゅぺっ!
古来、唾液は邪なる物を祓うと言われている。
特に清らかな乙女のそれは効力が高いそうだ。
貴様の汚らわしい体を清める役目、私以上に相応しい者はいないだろう。
ん? では、私には男性経験が無いのか…だと?
貴様には関係無い事だ!
いちいち勘ぐるな、破廉恥豚野郎! ぺっ!
ほら、続きだ。そのまま口を開けてろよ。
ん…じゅむぐむ…むじゅ…じゅすす…
クソ、口内が乾いて唾液が思った様に溜まらんな。
仕方ない。不本意だが直接いくか…
おい、顔をこっちに向けろ。
動くなよ? 歯が当たるといかんからな…
あふぉ…ん…はもぷちゅ…ちゅぷれる…
【キス(中):舌先を絡めるキス】 (10秒)
むぐくっ!? ぷっは!
直接、口内に触れると…余計にくさ…げほっ! ぇほ…
何、キス? ちが…これはお前の口内の洗浄だ!
言ったろう? 乙女の唾液は邪を祓うと。
思い違いも大概にしろッ!
[パンッ!(頬にビンタ)]
こんな、ただの清掃作業をファーストキス扱いにするなよ?
貴様はこれまで同様、キスすらまだの童貞に変わりは無い。
口外したら退学処分では済まさんからな!
ほら、続きだ。掃除をサボるな…
【キス(中):舌先を絡めるキス】 (40秒)
うむ。臭いはまだキツいが唾液が上手く分泌されて…ぇれろ…
効率良く汚れを除去出来ている様だ…じゅれおっ!
ほら、もっと舌を絡めろ。
舌にこびり付いたカスが落ちる様、私の唾液をよく馴染ませるんだ…
【キス(中):舌先を絡めるキス】 (60秒)
げほっ!? けほ…おぇっ!
クソッ、何て臭いだ! オマケにこの味…むもご、もご…うぇ…
普段、何を食べている? 腹の中からゴミ捨て場の臭いが…ぐぬふ…
貴様のくささに釣られて寄ってきたハエも、失神して地面に落ちそうだな。
この有毒ガス野郎!
[ドボッ!(腹を殴打)]
体内の毒素を中和するために、もっと唾液を流し込まねば…
次はさらに激しく舌を絡ませあうぞ。私の舌から唾液を搾り取れ!
【キス(強):舌を絡めたり、歯や歯茎を舐めあうディープキス】 (20秒)
そうだ…その調子で私の唾液を口内に塗り広げろ! ふぇろれろ…
こびり付いた汚れを浮かし、臭いの元を根こそぎ破壊しろ!
【キス(強):舌を絡めたり、歯や歯茎を舐めあうディープキス】 (40秒)
ごぶッ!? こいつの唾液が…私の口内に流れ込んでくる!
気持ち悪…いやダメだ、吐き出しては! 自分の体内で処理しないと…
こんなクソにも等しい唾、無闇に外へ放つと環境破壊に繋がりかねん!
学園の皆にも迷惑がかかってしまう…んっ、んぐっ!
ぷはっ! はー…うえっ!
ほら、貴様も飲め! 私の唾…ぺっ! ぶぺっ!
【キス(強):舌を絡めたり、歯や歯茎を舐めあうディープキス】 (60秒)
ぶはっ! はー…はー…
口の臭い…大分マシになってきた様だな? はぁ…
激臭に耐えて掃除をした甲斐があったというものだ。
何も効果が無かったら、その口の中にセメントでも流し込もうと思ったぞ…くは…
ぬふ…少し汗をかいた。
上着くらい脱ぐか…
[ふぁさっ…ぼよんっ!(上着脱ぐ・揺れる胸)]
ふぅ…胸元に風が通って涼しい。
ん? 風に乗って臭いが…
くんかくんか…ふごっ、ふごご…げほっ! くさっ!
ようやく口臭が収まったと思ったら、また新たに臭いを発しおって…
鼻の中へ土足で侵入してくるこのくささの原因は、その大きく膨らんだチンポか?
掃除の最中に勃起させるとは…一体何を考えている、鼻のレイプ魔!
[ゲシッ!(股間に蹴り)]
ぐふッ! 酷い臭いだ…もはや瘴気だな。地獄からの使者か身様は?
この臭い、生きとし生ける物すべてへの反逆に等しい。
恥を知り、罪を認め、自らを省み、そして罰を受けるべきだ!
次はこの陰部に刑を執行しないとな。
チンポに纏わり付いた穢れという罪、私がムチ打って裁いてやろう…