タイトル・導入パート
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「ただいまー……あ、おにぃだ。いや、帰ってきてすぐにリビングで会うとか珍しいなーって。だいたい部屋にいるじゃん……たまにあたしの部屋にいたりするからマジビックリするんだけど……待ってたぁ? ……はぁ……えー、だっておにぃがわざわざ待ってるとか、だいたい面倒事かエロイ事のどっちかだと思うんだけど……」
「違う、ねぇ……それ、自分が今までしてきた事、思いだしても言えるなら大したものだけど……あー、はいはい。そうだね、こういう言い方で何となく察したりとかしないよね……ま、いいや。それで何の……あー、はいはいはい、これね、読むのね、いつものね……そりゃね、おざなりにもなるわよ。ま、読むけどさ」
「『この物語はフィクションです。登場する人物は全員18歳以上で実在する人物、地名、団体、出来事とは一切ありません』」
「『また、当作品はアダルト作品です。18歳以下の方の視聴・ご購入はご遠慮ください』……なんならもう録音しておこうか、これ? いや、今みたいに電話中とかだと対応出来ないし……あー、はいはい。ライブ感ライブ感……ま、良いけどねぇ」
「『ビッチで生意気でドSな妹に性の手ほどきを受けよう』……はい、そーれーで? あたしに用事ってどういう用事? お母さん達今日帰ってこない? ……いや、知ってるよ? だって前から言ってたし……てか、おにぃ聞いてなかったの? ……それはそれとして、ってかなり強引に話変えるけどまぁ、いいや……で、それで?」
「夜の予定? とりあえずないけど……そりゃまぁ、何か急な用事とか明日休みだし、友達にお泊まり会でもしようよーって誘われたらあるかもしれないけど……お母さん達いないって事はどーせおにぃが色々したがるだろうし……な、なんでもないし! それで、夜の予定聞くって事は何の用事が……出かける用意? いや、別にいいけどどこに……ちょ、おにぃ、ちゃんと説明しな」
;ゆっくりフェード
;3~4秒程度間