二章 ロリサキュバスと最初の約束
「おかえりなさーい」
「お疲れ様! ご飯にする? お風呂にする? それとも私? なんちゃって」
「誰だお前って? やだもう~ 忘れちゃったの? あんなに愛し合ったじゃ無いー こんなに可愛い女の子そうそう合わないでしょ?」
「……本当に記憶が無いの? うーん、なんかの副作用かしらね…… おちんちんもっぺん大きくしたら思い出したり……しないよね きゃっ! もうどうしたの大声出して……そうよ、あの時のサキュバスよ……サ・キュ・バ・ス! 思い出してくれた?」
「こんな子供だったなんてって、失礼ね! レディーに対して! サキュバスがこんなにちっぱいのはずが無い? ほんっとうに失礼ね! ぼいんぼいんのサキュバスがいればちっぱいのサキュバスだっているわよまったく!」
「まあ、いいわ。そんな事より……あーん……あーん……何しているかって? 決まってるでしょ……貴方がおちんちんから精子出すの待ってるのよ……ほんっと常識が無いわねあなた。出るわけが無い? この間はあんなにぴゅぴゅって嬉しそうに出しまくってのに? それともこの前のような暗闇で全身動けなくしてからの方が興奮するって事かしら? ……どうしてそこでため息つくのよ……ほんっと、人間って何考えているか解らないわ」
「……うーん、でもそうね、貴方、ほんっとうに疲れ切っている顔しているわね……実際に疲れてる? それは良くないわね~ 疲れている人のおちんちんから出る精子ってやっぱりあんまり美味しくないよね~ うーん、うーん……うん。わかった。このままじゃ拉致があかないわ! 当分付き合ってあげるわよ! 貴方が元気になるまでね! お世話してあげる!」
「頼んでない? もう何言ってるの。貴方だってそのままじゃしんどいでしょ? もちろんただじゃ無いわ」
「貴方が私に良質な精液を提供する代わりに何でも言う事を聞いてあげる!」
「ん? なんでも? そうよ! 何でもよ! どーんときなさい!」
「……え?」
「甘えさせて欲しい?」
「ん~ そんなんでいいの?」
「てっきり、もっと欲にまみれた願いが来ると思ったんだけどね~」
「ん~ うーん。解ったわ! サキュバスに二言はないわ! どーんと私に甘えてきなさい!」
「……へ? ……ママって呼んでいい?」
「ママいないの? それで……そうでもないの? もうどっちなのよ~」
「人間の考える事はほんっと訳がわからないわね…… いいわ! 解った! 今から私が貴方のママになってあげる!」
「覚悟しておきなさいよね? んふ」