Track 3

三章 ロリサキュバスとママ

「おかえりなさーい!」 「お風呂にする? 私にする? ご飯にする? きゃっ! もう、どうしたの倒れかかってきて……しかもこんな時まで私の事心配して、体重を預けずに肩に手をかけるだけなんて……」 「はいはい……こっちおいで~ おいで~ よしよし、よしよし。とりあえず、靴下ぬぎぬぎしまちょうね~」 「よく脱げました……えらいでちゅね~ えらいえらい~ はい、上着も脱いで脱いで。ばんざーいちまちょうね~ んしょんしょ……んしょんしょ…… あ、もう、まだ無理して動かなくていいって~ だーめ……えーと、ママに任せなさい! よいしょ……よいしょ…… 袖から抜いてぬしょんしょ……んしょんしょ……」 「はい、ぎゅーってしてあげる。ぎゅーって…… ぎゅ~…… ぎゅーーーー ぎゅーーーー 怖くない…… 怖くない…… 怖くないですよ~ ママはここにいますよー 横になって……そうそう。全身リラックスさせてね~ うんうん。無理しなくていいでちゅからね~」 「ん? 遠慮しなくていいんでちゅよ~ 太ももに頭を預けてくだちゃいね~ 頭をなでなでしてあげまちゅからね~ いいこいいこ……いいこいいこ…… んふ、本当にママになった気分。かわいい~ なでなで~ なでなで~ なでなで、なでなで……嫌な事があったんでちゅね? 何で解るのかって? それはもちろんママでちゅから!」 「我慢していてもママにはすぐ解りまちゅよ~ なでなで……なでなで…… 体の震えが止まるまで……うん、こうしていていいでちゅからね~ よしよし……よしよし…… よしよし……よしよし……」 「酷い事がいろいろあったんでちゅね~ ママに何でも話してくだちゃいね~ ん? やっぱりママって呼ぶの恥ずかしい? 恥ずかしくないでちゅよー 今は私があなたのママでちゅよ~ ママにドンドン甘えてくだちゃいね? その方がママ嬉しいな~」 「……まーま…… ……まーま…… 一緒に口に出して言ってくれるとママ嬉しいな …………まーま ……んふ。よく言えまちちたね。えらいえらい。えらいえらい。いいこいいこ。いいこいこ」 「もう一度、うん……まーま……まーま。んふ、よく言えまちた。素直に甘える貴方はとってもかっこいいでちゅね~ 嫌な事ぜーんぶ聞いてあげる。ん? 恥ずかしい? 恥ずかしい事ないでちゅよー 我慢されるとママ悲しいな~ それに我慢していると体に悪いんでちゅよ~ 貴方が悲しいとママも悲しいな~」 「少しでも、ほんの少しでも楽になってくれるとママ嬉しいな~ よしよし……よしよし…… 他人の悪口を言っちゃいけないと思っているのね……本当に貴方は心が優しいでちゅね~」 「なでなで……なでなで…… 今まで我慢してきたからこんなにあなたは傷ついているんのよ?」 「……うん……うん…… 自分勝手じゃないわよ~ こんなに傷ついて……ぼろぼろになるまで頑張って……よしよし、大丈夫大丈夫。大丈夫大丈夫……ママはここでちゅよ~」 「ママはとっても優しい貴方が大好きよ。よしよし……よしよし……よしよし……うんうん……うん……辛いね……悲しいね……よくここまで頑張りましたね」 「嫌な事、ぜ~んぶ、口に出して吐き出してね……。ゆっくりでいいから、口にして……うん……うん、うん……うん…… うん……。ママはちゃんと聞いてますよ~ 言葉にして……心の中の毒を吐き出すように…… うん、うんうん……うん……うん。……ぐす、ぐす……うん、聞いていてママまで悲しくなっちゃった」 「ん? 心配してくれるの? ほんといい子でちゅね~ よしよし……よしよし……こんな時までママの事考えなくていいんでちゅよー? 貴方は何も間違ってない。周りの人が貴方を誤解しているだけ……」 「いいこいいこ……いいこいいこ……なでなで……なでなで……なでなで、なでなで……今だけは自分だけの事を考えてね?」 「ふとももあったかいでちゅか? んふ。よかった。貴方に気に入ってもらってママは嬉しいな~ すべすべで気持ちいい? んふ! 嬉しいな~ もっと触って欲しいな~」 「なでなで……なでなで……いいこいいこ……いいこいいこ…… 涙でぬらしてごめん? もう~ ……ちゅ……ちゅ……ん、ん……ちゅ……ちゅ。涙なんてママのキスで綺麗綺麗にしちゃいまちゅよ~ こんな時にまでママの心配なんて本当に気が利きすぎ! 逆に困ったさんです~」 「……そうです。そうです、今は私がママでちゅ……まーま……まーま……ママって呼んでね? まーま……。ここにはママと貴方の二人しかいないんでちゅよ~」 「なでなで……なでなで…… うん……うん……うん……うん…… なでなで。なでなで、よしよし……よしよし……ママはここに今ちゅよ……なでなで……なでなで……よしよし……よしよし……」 「このまま……ゆっくり……うん……うん……眠たくなったら寝てもいいし……今は何も考えないで……何も心配しないで……ママと二人だけで……ぎゅーっとしてていいのよ……」