Track 1
「大好きだよ……あははは! 真っ赤になった、真っ赤になった! いやー、アンタって本当、からかうと面白くて好きだなー」
「あ、もちろんこれは愛玩動物的な意味合いで恋愛的な意味合いじゃないから勘違いしないように! ん、そこんところ判ってればいーの」
「ふふ、そりゃねー。アンタ以外の人にこんな風に言ってたらやっぱり問題あるからね。その分、昔からの付き合いでアタシの事をよーく判ってるあんたには遠慮無く言えて良いわぁ、ふふ」
「で、春休みの真っ最中だってのにアンタは何してるの? ……ふーん、まぁ、良いんじゃなーい? ……てか、せっかくの休みなのに雨だから外に出られない訳だし……ああ、もう! 雨が降らなければお昼ご飯食べてから見たいところもあったんだけどなぁ」
「て、そういえばアンタ、お昼ご飯はもう食べた? ……もう食べたんだ。ま、そりゃそうか。こんな時間だしねー」
「そうよ、予定があったけど雨だからとっとと中止にして帰ってきちゃった。だからアンタの所に来たの。ほらほら、かーわいい幼馴染のアタシに来たんだから茶菓子的な物やそもそもお茶的な物を用意しても良いのよ?」
「やーだー、勝手知ったるアンタの家だからそりゃ、自分でも用意出来るけど面倒だもん。ほらほら、あたしにお茶と茶菓子的な甘くて美味しい物をハリーハリー、ハリーアップ!」
;5秒程度間
「ずずず……ふぃー……アンタ、お茶を煎れるのだけは得意よねぇ。ま、1つくらいは取り柄がないとねー、ふふ……ん、美味し……」
「……で、さっきからもぞもぞしてどうしたの? ……はいはい、何よ。聞いてあげるって……ぷ、あははは! はいはい、あー、私の事好きになってくれちゃって嬉しい嬉しい、アタシ、もー超うれしー」
「そりゃねぇ……今日、四月一日だからアタシが慌てたところでうっそでーす、とかやるつもりだったんでしょ? ふふ、あたしがそんな基本的な事、忘れる訳内でしょうが」
「ふふん、アタシが言うのはいつも通りだから良いのよ。てか、今日一日全部嘘しか言えない訳じゃないでしょう? つまり、嘘を言う部分は自分で選べる……普段の嘘と四月馬鹿の嘘、2つが合わさってどっちの事を言ってるのかアンタにはぜーーーーったいに、判らないわ!」
「……うん、まぁね。判る必要があるのかどうかって話もあるわよね……うう、つまんない答え返しちゃって。そこはこう『な、なんだってー!』くらいの勢いで驚いたり、リアクションするところでしょう、もう……」
「……んー、でもまぁ……そうね、どうせやるなら、きっちりやらないと意味ないわよ? 例えばさ……あんたの事、ずっとずっと前から好きだったんだよ? でも、素直に言うの恥ずかしいからいつも嘘みたいにして誤魔化してたんだ……気づいてた?」
「……ふふ、顔真っ赤にして、やっぱりからかい甲斐があるなぁ。そ、うーそ……いい加減学びなさいよ、ばーか」
「くすくす……でも、言うならちゃんとこうやって雰囲気出して、それから言うだけで違うわよ? あんた、不意打ちでした時とは言ってもそういう風に言うとすっごく慌てるでしょう? それと同じだって。逆にいきなり『好きだ!』『好きです!』とか言われても『は、はぁ……』って感じになるに決まってるでしょーが」
「……んー、でもまぁ、せっかくのエイプリルフールだしもうちょっと嘘ついちゃおうかなー……ん、しょ……ふふ、どうしたのかなー、抱きつかれてドキドキ? いつも貧乳とか見栄えしねー身体とか馬鹿にしてるくせに、こうすると緊張しちゃうんだ?」
「……大好きだよ……ごめんね、昔から意地悪して……でも、大好きだから構って貰いたくてこういう事しちゃうの……許してくれる?」
「……ふふ、そうだねぇ、嘘だねぇ。でもまぁ……嘘っていうのはさぁ、バレて警戒した相手をまた騙すのがサイッコーに楽しいんだよ?」
「というわけでぇ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅ……ちゅ……ぷぁ……ふふ、うん、キスしたね。何でって……ふふ、これでアタシが嘘を言ってるのか、本当の事を言ってるのか、アンタにはもう判らなくなっちゃったでしょ」
「くすくす……良い顔してるなぁ……アンタのその慌てた顔が好きだよ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……くhぱ、ちゅぅ……ふぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……」
「ふぁ、はぁ……ん、はぁ……ふふ、混乱してる混乱してる……うん、そういう顔好きなのは本当だって。じゃなきゃ、こんなにずーっとからかわないに決まってるでしょ? ただ、それが恋愛的な意味か、それともペットに対しての可愛くて好き的なのかは……ふふ、さーて、どっちかにゃー?」
「んぁ、はぁ……ふふ、なるほどねぇ……あんたからいろいろしてみて、どこでアタシが嫌がるかっていうので判断するって考えもあるよねー。ま、アンタとキスなんて別に初めてじゃないしねー……おっと、おっとぉ、もしかして覚えてないのかなぁ? ふふーん、そっかぁ……それはちょーっとムカツイたかも」
「そりゃ、そーよ。アタシのファーストキス奪っておいて、この鬼、悪魔、人でなし! ……ふふ、良いところに気づいちゃった? そうそう、これも本当かどうか判らないんだよねー……んぁ、はぁ……ふふ、勢いに任せてアタシにいろいろしちゃうなんて、この鬼畜、ふふ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ」
「ふぁ、はぁ……はぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふぁ、はぁ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」
;ディープキスに
「はぁ、ふぁ……ふふ、そりゃ、キスを嫌がる訳ないじゃん? アタシからしたんだしさぁ……どうせするなら……ん、ちゅぱ……れろ、くちゅ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……」
「ぷぁ、はぁ……ふふ、これくらいしないとさぁ、嫌がるかなんて判らないでしょ……ふふ、そうだね、ディープキス、もしくはフレンチキスって奴だね……あ、知ってた? フレンチ何とかっていうのって、イギリスがフランスの連中、あんなはしたない事してるぜー、って馬鹿にして付けたのがいくつも……んぅ……」
「ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、くちゅ……はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅぱ、ちゅぅ……」
「んぅ、はぁ……んく……こく……唾液口に流し込んでくるとか、大胆じゃん……ふふ、どうしたのかなぁ。いつもはヘタれるのに今日はずいぶんと頑張るけど……あ、んぁ……はぁ、はぁ……おっぱい触ってきたり、お尻撫でてきたり……本当に大胆じゃん……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ……」
「ちゅぱ、くちゅ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……んちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……はぁ、ふぁ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅぅ」
「ふぁ、はぁ……はぁ、はぁ……ふふ、どーしたのかなー……うん、アタシの脚でアンタの……息子さん? 弄ってるっていうか、擦りつけてるよ……ふふ、そりゃねぇ……シテ貰うだけじゃ悪いですし-? アタシからもシテあげないとねぇ、ふふ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、くちゅ……れろ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ」
「はぁ、はぁ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、はぁ……はぁ、はぁ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……んく、んぅ……れろ、ちゅるぅ……んちゅ、ちゅぱ、ちゅぅ……」
「んぁ、はぁ……ふふ、アンタさぁ……最初の目的忘れて、キスに夢中になってない? ……ふふ、まぁ良いけどね……アタシがそんだけ魅力的だから、仕方ないのかなー……あ、んぁぁ……はぁ、ふぁ……胸、強く触るのはどういう意図なんだろうねぇ、悔しい? 事実を言われて悔しかった? あは、ざんね……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、はぁ……ん、ちゅぅ……」
「れろ、ちゅぱ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅるぅ……れろ、ちゅぱ……ふぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……はぁ、はぁ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅ、ちゅぅ」
「れろ、ちゅぱ、ちゅぅ……ふぁ、はぁ……ふふ、冗談で始めたのか、マジだったのか知らないけど……ちゅ、ちゅぅ……んぁ、はぁ……止め時、判らなくなってるんじゃないの……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……このまま続けて、キスだけで満足出来るのかなぁ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……」
「ん、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……んく……こく……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……はぁ、ふぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……ん、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ、ちゅぅ……」
「それとも、アタシが嫌がるまでどんどんするつもりなのかなぁ……んぁ、ぁぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、はぁ……アンタって、相手が嫌がらないなら幼馴染でも手籠めにしちゃう、そんな奴だったんだ、幻滅ー……ふふ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」
「れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……はぁ、はぁ……んぁ、はぁ……ふふ、今日はエイプリルフールだし、アタシだってそれくらい言えるよ……大好きだよ……もっとして……あ、んぁぁぁ……ふふ、判りやすくて単純ー……雰囲気に流されたって、後で後悔しても知らないよ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……」
「はぁ、ふぁ……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ふぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……ん、ちゅぅ……」
「はぁ、はぁ……ふふ、さーて、どうする? ここまでシちゃってもアタシは嫌がらないと来ちゃったねぇ……ま、キスの延長線上の物なんだし、本気で嫌ならからかう為と言っても、最初からシてないからねー……ふふ、だからと言って、アンタとキス出来て嬉しい、なんて考えてるかは別でしょ?」
「さーて、どうするのかなー、アタシったらこのままアンタにいろいろ悪戯されちゃうのかなー、でも大丈夫かなー、だってアンタへたれだしぃ? どうせキスだってアタシがしたから大丈夫って安心感があって初めて出来ただけだからぁ? アタシがこれ以上何もしなかったら、どうせ何もしないだろうしぃ?」
「というわけで、そろそろどうするのかハッキリ決めてみよっか……続けるなら続けてみれば? そうじゃないから上から退いて……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ふふ、意外と男の子じゃん……ちょっと予想外だったかも……ん、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……ちゅ、ちゅぅ」
「はぁ、ふぁ……ん、良いよ……やれるところまでやってみれば? あは、本当に嫌なら大声で泣き叫ぶから安心しなよ……アンタの事だから、そこまですれば冷静になれるでしょ、ふふ……んぅ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、chるうぅ……くちゅ、ちゅぱ……ふぁ、はぁ……ちゅ、ちゅぅ……れろ、ちゅぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……んぁ、はぁ……ちゅぱ、ちゅぅ……くちゅ、ちゅぱ……れろ、ちゅるぅ……ちゅぱ、ちゅぅ……れろ、ちゅぱ……はぁ、んぁ……ん、ちゅぅ……」
;フェードアウト
;3秒程度間