Track9・ピザコーラダイエット
■9
[前話でドロドロのまま寝落ちしてしまって、翌日の昼過ぎに起きた二人]
(起きてシャワーを浴びた後、居間でのんびりくつろいでる二人)
【正面右寄り・至近距離】
ふあ~……んむぅ……お兄さん、まだ眠いよ……
うぅ……二日酔いかも……わかんないけど……
それか、昨日沢山されたからか、その両方か……
(主「僕もちょっと調子に乗りすぎたかも」)
あれ、お兄さんも?んふ……珍しいね。
最後の方はあんまり覚えてないんだけど、いっぱい愛されたんだなって、(いろんな状況を鑑みて)起きてすぐわかったよ……えへへ。
お酒は凄いね……前に使ったお薬ほどじゃないけど。
(ロリポップの袋を開けて口に放り込むナノ)
はむ、ん……寝起きの一服……ふひ……お兄さんも舐める?(飴を咥えたまま)
(主「いいの?」)
えへへ、ダメ~……(ふざけた感じで)
そのかわり……んむ、れるれるれるれる……(飴の味を自分の舌に染み込ませるように舐めるナノ)
んぇ。(舌を出す)
どーぞ。ちょっとだけお裾分け……(舌を出したまま)
(そのまま舌を吸われ、流れるようにキスに移る)
【キス】
んぁ、ぇ、ぇりゅ、んむ、んむ、んぷ、ちゅ……んぇ、えりゅ、れる……ちゅぷ……
んふ、んぷぁ、はぷ、りゅる……ちゅむ、ちゅる、れる……んぷ……
【正面・至近距離】
ふぁ、はぁ……んふ……お兄さん、甘かった?僕の舌。
(主「チョコ味だ」)
うん。今日のチュパチュパチュップスはショコラドランジュ味……
オレンジの風味がアクセントになってて意外とイケるんだ。
もっと欲しい?
(主「うん」)
えへへ、じゃあ……んむ、れるれる、れりゅっ……んむ……(再び飴の味を舌に付着させるように舐める)
はい、お兄さん。(口開けて舌出してる)
【キス】
(※そのまま飴の残り香とお互いの味を味わうようなキス・20秒)
ぷはぁ……ん、ふぅ……
【正面・至近距離】
ふへへ……お兄さんの膝の上、落ち着くね。
【正面右寄り・至近距離】
いっぱい愛されてドキドキするのも、いい匂いとお日様に包まれてポカポカするのも、お兄さんのここだから……えへへ……
あー、また眠くなってきたかも……んふぅ……お兄さん……
(主人公に体重を預けるナノと、その小さな手を愛おしそうに触れる主人公)
ふぅ……ん……ふぁ……んふぅ……
ん……お兄さんって、僕の手、好きだよね。
(主「わかる?」)
だって、手持ち無沙汰なときはいつも僕の手、ぷにぷにしてる……
優しく包み込むように撫でてくれるの、僕、好きだよ。
(主「小さくてかわいくて好き」)
(かわいいって言ってもらえて嬉しいナノ)
んふふ、小さくて可愛い、か……そっか~……えへへへ……
(主「なんか引っかかってる?」)
んーん、そう言ってもらうのは、ヤじゃないけど……
この前、妹のピコが遊びに来てたよね?
あの子、会うたびにおっきくなってる気がするんだよね……この前まではあんなに小さかったのに。
すっかり身長も抜かされて、どっちが妹だよって感じで……へへ。
でも、お兄さんはちっちゃい方が好きなんだったら、お母さん似で良かったのかな。
お兄さん……大好き。
(主「僕もだよ」)
えへへ。
(主「ナノ、おなかすいてない?」)
あ~、そうだね……お腹すいたかも。
起きてからシャワー浴びただけで何も食べてないし……
でも、昨日の夜に食材殆ど使ったって言ってたし、ご飯、お買い物行かなくちゃだよね……
(主「じゃあピザでも取ろうか」)
ん。ああ、いいね、ピザ。
もうちょっとゆっくりしてたいし、お昼はそれで……
(「なんにしよっか」と、スマホでメニューを見せる)
じゃあね、僕ね、えっと……
選べるクワトロピザにして、アメリカンペパロニとー、ピッツァラザニアンとー……
ん~、あと二つはお兄さんの好きなので。
それと、サイドメニューとポテトとコーラも忘れずに。
(主「もちろん」)
えへ。さすがお兄さん、わかってるね。
[ピザがやってきたので二人で食べさせっこしてる]
(主人公からピザを渡され、それを一口食べるナノ)
【正面・近距離】
んむ……ん~~……んふ……むぐむぐ……
(主「美味しい?」)
うん、おいしい……むぎゅむぎゅ……んふふ……
はむ、ぁむ……んむ、むぐむぎゅ……ふへ……
ん、んきゅ……このチーズの生地、いいね。
とろっとしてて、モチモチになって……
期間限定っぽかったけど、ずっとおいててくれればいいのに……ね。
ほら、お兄さんも……あーん。
(ナノが差し出したピザを一口で半分食べる主人公)
ふふ……一口がおっきい。
これじゃすぐになくなっちゃうね。えへ。
(残りの半分を食べ、その際にナノの指も口に入ってしまう)
ぁっ……んむ、お兄さん、僕の指まで食べないでよ……
(そのまま小さな指の先を舐めていく主人公)
(なんだかゾクゾクしてるナノ)
ん、っふ……お兄さん、くすぐったい……んふ……っふ……
美味しいの?僕の指。
(主「ピザの味がする」)
へへ。それはそうだよ。ピザソースとかチーズとか、手で食べたらどうやってもついちゃうし。
(「コッチも食べる?」と、別の味のピザを差し出す)
うん。食べる……はむ、むぎゅむぎゅ……
ん。やっぱりペパロニはいいね。
ピザと言えばチーズとペパロニ……はむ、んむ、むぎゅ……んきゅ。
美味しい……ん……ふふ……
ね、お兄さん。この後はどうする?どこ行く?
(主「んー近所のスーパーかな」)
そっか。じゃあ、もうちょっとのんびりしてから行こっか。
(主「まだ体きつい?」)
ん~、まだ少し体、重いかも……
でも、食べたらちょっと良くなったから、お腹すいてただけだったのかも。
ピザとコーラで栄養補給して、カロリーを体に染み渡らせて……
そしたら、また元気になると思うから、ふへへ……
(甘えるように主人公に寄り添ってくるナノ)
【正面・至近距離】
だから、今はもうちょっとこのまま、お兄さんとくっついてる……