Track 7

お兄ちゃん争奪戦

「ただいま、お兄ちゃん」 「昨日はその…凄かったね…こっちまで聞こえてたよ…」 「今日は私もあれくらい激しく…」 「あ!リナちゃん帰ってきたんだー!おかえりー!」 「ただいま…じ、じゃあ私、夕飯の準備するね」 「待ってリナちゃん!ルナね?お願いがあるんだ~」 「何?言っておくけどお小遣いは増やさないってお母さんから…」 「違うよ~!あのね?…お兄ちゃん今日もルナに貸して…?」 「は?!何言って…!だ、ダメ!ルナは昨日あんなに…!」 「だってだって!二日に一回なんてルナもう我慢出来ないんだもん…!」 「そ、それは私だって一緒!昨日だって必死に我慢して、それで今日やっとって…!」 「リナちゃんの気持ちはすっごくわかるよ?でもルナの気持ちもわかってくれるよね…?」 「そんな風に言ったってダメなものはダメ!交代でって決めたんだからちゃんと守って!」 「…そんなこと言って、本当はリナちゃんもこんなルール邪魔だって思ってるんじゃないの?」 「っ!そ、れは…」 「この際さ、ルールを変えちゃえばいいんじゃない?じゃんけんとかどう?」 「それは運任せだから嫌だって言ったでしょ?」 「ちぇ~…やっぱダメか~…じゃあ~お兄ちゃんからのご指名は?」 「そ、そんなの!お兄ちゃんが困るでしょ?!」 「とか言っちゃって~!選んでもらえないかもって怖いんでしょ~?」 「な…っ!そんなんじゃない!だ、大体そんなことしたって結局交代になるに決まってるでしょ?!」 「む~…じゃあどうすれば……あー!もうめんどくさい!じゃあさ!三人でしよ!」 「は?!何言って…!」 「いい案だと思わない?三人で一緒にしちゃえば毎日お兄ちゃんと出来るんだよ?」 「ば、バカじゃないの?!そんなこと出来るわけ…!」 「…でも~?お兄ちゃんもしたいって言ってるよ~?」 「お兄ちゃんは何も言ってないでしょ?!」 「…見て、リナちゃん。お兄ちゃん勃ってる」 「へ?!あ!お、お兄ちゃん…!」 「3Pするって聞いて興奮しちゃったんだね~?お兄ちゃん?じゃあもうやるしかないよね?」 「お、お兄ちゃんがしたいなら私は…」 「ふふっ!じゃあ決まりだね!そうと決まれば早く準備しよ!」