お兄ちゃん争奪戦
「ただいま、お兄ちゃん」
「昨日はその…凄かったね…こっちまで聞こえてたよ…」
「今日は私もあれくらい激しく…」
「あ!リナちゃん帰ってきたんだー!おかえりー!」
「ただいま…じ、じゃあ私、夕飯の準備するね」
「待ってリナちゃん!ルナね?お願いがあるんだ~」
「何?言っておくけどお小遣いは増やさないってお母さんから…」
「違うよ~!あのね?…お兄ちゃん今日もルナに貸して…?」
「は?!何言って…!だ、ダメ!ルナは昨日あんなに…!」
「だってだって!二日に一回なんてルナもう我慢出来ないんだもん…!」
「そ、それは私だって一緒!昨日だって必死に我慢して、それで今日やっとって…!」
「リナちゃんの気持ちはすっごくわかるよ?でもルナの気持ちもわかってくれるよね…?」
「そんな風に言ったってダメなものはダメ!交代でって決めたんだからちゃんと守って!」
「…そんなこと言って、本当はリナちゃんもこんなルール邪魔だって思ってるんじゃないの?」
「っ!そ、れは…」
「この際さ、ルールを変えちゃえばいいんじゃない?じゃんけんとかどう?」
「それは運任せだから嫌だって言ったでしょ?」
「ちぇ~…やっぱダメか~…じゃあ~お兄ちゃんからのご指名は?」
「そ、そんなの!お兄ちゃんが困るでしょ?!」
「とか言っちゃって~!選んでもらえないかもって怖いんでしょ~?」
「な…っ!そんなんじゃない!だ、大体そんなことしたって結局交代になるに決まってるでしょ?!」
「む~…じゃあどうすれば……あー!もうめんどくさい!じゃあさ!三人でしよ!」
「は?!何言って…!」
「いい案だと思わない?三人で一緒にしちゃえば毎日お兄ちゃんと出来るんだよ?」
「ば、バカじゃないの?!そんなこと出来るわけ…!」
「…でも~?お兄ちゃんもしたいって言ってるよ~?」
「お兄ちゃんは何も言ってないでしょ?!」
「…見て、リナちゃん。お兄ちゃん勃ってる」
「へ?!あ!お、お兄ちゃん…!」
「3Pするって聞いて興奮しちゃったんだね~?お兄ちゃん?じゃあもうやるしかないよね?」
「お、お兄ちゃんがしたいなら私は…」
「ふふっ!じゃあ決まりだね!そうと決まれば早く準備しよ!」