エピローグ
「えへへー♪ お腹の中、まだ、あったかい……♪」
「こんなにいっぱいだと、ましろの赤ちゃんのお部屋まで、どくどくって来たんだろーなぁ……♪」
「赤ちゃん、できちゃってたりするのかなー? にひひ♪」
「そうなったら……ましろ、ほんとに、ママになっちゃうねー♪」
「おにーさんのママで、赤ちゃんのママ♪」
「えー? ましろ、ほんとに赤ちゃんできちゃてもいいよー♪」
「おにーさんの赤ちゃんだから、きっと、すっごく可愛いんだろーし♪」
「あ。でも、もし結婚して、赤ちゃんできたら……このお部屋だと、やっぱり少し狭いのかな?」
「ましろもお金出すから、もう少し広いとこに引っ越さないとねー♪」
「……あれれ? おにーさん。寂しそうな顔して、どーしたの?」
「……あー。ママ、わかっちゃったー♪ 赤ちゃんできたら、ましろが赤ちゃんに取られるかも、って思ったんでしょー?」
「にひひ♪ もう、ほんとに可愛いんだから、おにーさん♪」
「だいじょーぶ♪ ましろは、どんなことがあっても……おにーさんのママだよ♪」
「おにーさんのこと、いっぱいお世話してあげる……ましろママだよ♪」
「だから……これからもずーっと、ましろに甘えてね? にひひっ♪」