Track 4

一休み

ふーーーん…ったぁ その前に少し休憩しましょうか  いよいよ次に待つのは あなたの選んだ官能小説。 獣との官能的なセックスが待っている そういう物語です ところであなたってイクとき 体はビクンって反応します? それとも口をあんぐりさせて 甘い吐息を漏らします? 女の子がイク時って 本人も気づかないくらい熱くなって 呼吸のリズムが変わって 全身から汗が噴き出たり                                 (たっ) 快楽の渦に飲まれて ピリピリって体に電気が走り始める。それが頂点に達すると絶頂を迎える 果ててしまうんです 最近流行りの…感度強化。感度を十倍 百倍 一万倍っ とかは難しそうですが そうですね… 二倍 三倍 最大でも五倍くらいなら問題なく絶頂に達することが出来ると思いますよ 感度があがるのは 私は好きですしね 好きと言えば、あなたが選んだこの本 …なぜだかとてもお気に入りで どこにでもある本かも知れませんが 私には一味違うような感じがするんです 持ちやすいサイズ 程よい重さ ページを捲る音 なんだか私にピッタリなんですよ                                (ひ) この本を見た時から なんだか運命を感じちゃって なんだか…なにか惹かれるような   今しかないって、どうしてもこの本じゃなきゃダメだって つい声を掛けてしまって たかが本一つですが どうしても読みたくなったんです。些細な事ですが、私にはとても「大切」なんです 持ち主に似るとも言いますしね 私もそう思うんです。 沢山の物語があるように、あなたの中にも 沢山の自分が居て "おっとりな自分"もいれば "情熱的な自分" もいて …今日だけは "エッチで 官能的な自分"になって欲しいんです。 心の許せる限り 私に エッチな自分をさらけ出して欲しいんです 大丈夫 私 そういうの大好きですから。 官能的な女の子 みだらで 刺激的な自分 段々気持ちよくなる リズミカルな物語 さぁ それでは 物語に戻りましょう