Track 2

頭の中を空っぽにして、心から幸せになってくださいね?(右の耳かき)

/SE:膝に頭を乗せる音 /ここから囁き ;ボイス位置:3 すぐ耳元で 【篠葉】 「ん……どうですか? 首は痛くありませんか? お兄さんが一番リラックスできる位置に動いていいですからねー」 【篠葉】 「ん……それでは……これから、おもてなしを始めさせて頂きますね。まずは、旦那様のお耳のお手入れから始めます」 ;ボイス位置:1 正面、すぐ近くで 【北月】 「えーっと……お姉ちゃん。お客様にする耳かきって、普通にお掃除するだけでいいんだよね?」 【篠葉】 「普通にするだけでもいいんだけど、それだとただのお掃除と変わらないでしょ? おもてなしっていうのは、心の底から気持ちよくなって貰うためにあるの」 【篠葉】 「だから、お兄さんにする耳かきは……じっくりゆっくり、お耳の隅々まで、優しくくすぐるようにコシコシってしていくの」 【篠葉】 「北月だって、ただカリカリってされるよりは、ゆーっくりされたほうが気持ちいいでしょー?」 【北月】 「あ、うん、それすっごい分かる。この時間がずーっと続いて欲しいなーって思っちゃったりするし……」 【篠葉】 「そう、それそれ。その気持ちを、お兄さんにご奉仕してあげるの。……というわけで、ふふっ、まずはお耳の中をふーふーとしていきますねー。いきますよ? ふふっ……ん……」 【篠葉】 「ふうぅぅぅぅぅぅ~~~~……ふー、ふー、ふうぅぅ、ふぅぅぅぅぅぅ……ふぅぅぅぅーーー……こうして、お耳の中を汚れを浮かせて、掃除しやすくするの」 【篠葉】 「奥の方までしっかりと……ん、ふうぅぅぅぅーーー……ふぅ、ふぅぅぅ……ふぅぅぅぅぅ……ふー、ふー、ふー……ふー、ふうぅ、ふぅぅぅぅぅ……」 【北月】 「あ……お兄さん、身体もぞもぞってさせてる……。もしかして、お姉ちゃんの息がくすぐったいんですか?」 【篠葉】 「ふふっ……暖かくって、くすぐったくて……ゾクゾクしちゃうんですよね? いいんですよー、もっと味わってください。ほら、もう1回……」 【篠葉】 「ふううううぅぅぅーーー……ふぅ、ふうぅぅ……ふぅぅぅぅぅ……。ん……はぁ、ふぅぅー……ふー、ふー、ふー、ふー……ふぅぅぅぅぅ……」 【篠葉】 「ん……これで大丈夫そうですね。……はい、それでは、耳かきを始めていきますねー。北月も、私の手元をよーく見ておくこと。次はあなたがやる番だからね?」 【北月】 「う、うん……やり方とか、ちゃーんと覚える……」 【篠葉】 「それでは、いきますねー……。ん……」 /SE:耳かき音 中 【篠葉】 「力加減は優しく……お耳の肌を、こしょこしょっと撫でるくらいが丁度いいの」 【北月】 「そんなに軽い力加減でいいの? それだと汚れが落ちないんじゃ……」 【篠葉】 「汚れが落ちるまで、ずーっと擦るの。優しく、そしてしつこくとね。ほら、こんな感じで……ん……」 /SE:耳かき音 長 【篠葉】 「この辺の窪んでるところは、汚れが固まりやすいから……かりかり、かりかりと擦っていったり……」 /SE:耳かき音 中 【篠葉】 「中にある大きな汚れは、ゆーーーっくりと引き上げていったり……。場所や汚れによって、耳かきのやり方は変わっていくの。分かった?」 【北月】 「うん、分かった……。……でも、なんだろう。お姉ちゃんには悪いけど……耳かきのやり方よりも、お兄さんの気持ちよさそうな顔のほうが気になっちゃうかも……」 【篠葉】 「あ、本当だー。ふふっ……私の耳かき、そんなに気持ちいいんですかー? ふふふ、いいですよ……それなら、もっともっと幸せになっちゃってくださいねー」 【篠葉】 「ほら、こうして……気持ちいいところを、いーっぱい擦ってあげますから……はぁ、ん……ふぅ……」 /SE:耳かき音 長 【篠葉】 「耳の奥に行けば行くほど、肌が敏感になって、気持ちよさが大きくなるの。これは絶対覚えておいてね?」 【北月】 「あ、それ分かるかも。私がされるときも、一番気持ちいいなーって感じるところだし……」 【篠葉】 「でも、敏感な分、力加減には気をつけること。間違っても引っ掻いたりしちゃだめ。本当にくすぐるくらいの感覚で十分……ほら、こんな感じで……」 /SE:耳かき音 中 【北月】 「あはっ、お兄さん、どんどん息が可愛くなってる……。そっかそっかー、お耳の奥をお掃除されるの、そんなに好きなんですねー、ふふっ」 【篠葉】 「見た感じ、耳掃除をするのは結構久しぶりだったりしますか? 汚れもちょっと多いですし……それに、とっても敏感みたいで……」 【篠葉】 「ふふっ、それなら……たーくさんおもてなしをしなくてはいけませんねー。お兄さんのお耳の、いーちばん気持ちいいところを、こうして……はぁん……」 /SE:耳かき音 長 【篠葉】 「どうですかー? この辺とか特に気持ちいいんじゃないですかー? ゆっくりとこしょこしょーってされると、背中のあたりがゾクゾクっとしませんか?」 【篠葉】 「他には……この辺とか。ちょっと曲がりくねってて、汚れが溜まりやすくなっている部分を……こしこしこしこしっと……」 /SE:耳かき音 長 【北月】 「わぁー……お兄さん、本当に幸せそうにしてますねー……」 【篠葉】 「自分以外の誰かに耳かきされると、どうしてもそうなっちゃいますよねー。ふふっ、いいんですよー、今日だけは……私達に甘えてみてはどうでしょうか?」 【篠葉】 「見たところ、お兄さんはいわゆる社会人……でいいんですよね? そうなると、誰かに甘えたりなんて出来ない日々をお過ごしなのではないでしょうか?」 【篠葉】 「辛いですよね、毎日大変ですよね? それなら……今日くらいは、私と北月のご奉仕に浸ってください」 【篠葉】 「お兄さんの疲れがぜーんぶ癒やされるまで、ずーっとおもてなしをしてあげますから、ふふっ……」 /SE:耳かき音 中 【篠葉】 「ん……ちょっとずつ汚れが落ちてきたので、少し失礼しますねー。ん……ふぅぅぅう---……ふぅー……ん、ふううううぅぅぅ~~~~~~……」 【篠葉】 「ふっ、ふっ、ふぅぅぅ……ふうー……ふうううううぅぅぅぅ~~~~……。ん……はい、これで大丈夫。では続きに戻りますね……」 /SE:耳かき音 長 【篠葉】 「んー……そろそろ終わりそう……ですねー……。大体綺麗になりましたし……。はぁん……」 【北月】 「あ、じゃあ次は私が左耳を……」 【篠葉】 「その前に……どうしますか、お兄さん。もう少しだけ続けますか? 気持ちいいところ……こしこしされたいですか?」 【北月】 「あ、そ、そっか……そういうこともするんだ……」 【篠葉】 「そうだよー。ふふっ、お掃除だけで終わっちゃったら、せっかくの時間が勿体無いもんね。だから……ある程度お掃除が終わったら、今度は気持ちいいことだけしてあげるの」 【篠葉】 「ふふっ、それで、どうしますか? 恥ずかしがらずに注文しちゃってください。……耳かき、続けてほしいですか? それともここでやめちゃいますか?」 【篠葉】 「……ふふっ、そんな顔しなくても分かってます。それでは……お兄さんのお耳の、一番敏感なところだけを、こうして……」 /SE:耳かき音 長 【篠葉】 「こしこしー……こしこしー……どうですかー? ちゃーんと気持ちよくなっていますかー? 日頃の疲れ、どんどん癒やされていくのが分かりますかー?」 【篠葉】 「このまま……はぁん、敏感なところだけを、優しく、やさしーく擦っていきますからねー……ほらほらほら……」 /SE:耳かき音 長 【北月】 「ふふ……お兄さん、ちょっと寝ちゃいそうな顔になってますね……。ふわーってしてて、とろーってしてて……」 【篠葉】 「あは、まだ寝ちゃ駄目ですよー? 北月が耳かきするまで、我慢してくださいねー。ん……もう少し、もう少し……」 /SE:耳かき音 長 【篠葉】 「はい、終わりでーす。ふふっ、こちらのお耳はばっちり綺麗になりました。お疲れ様です、お兄さん」 【篠葉】 「どうですか? くすぐったさと気持ちよさ、ちゃーんと感じることが出来ましたか? ふふっ、それならおもてなしした甲斐がありました」 【篠葉】 「というわけで……今度は反対側のお耳を、北月にお掃除して貰いましょうね」 【北月】 「あ……は、はい……頑張って耳かきさせて貰います」 【篠葉】 「そんなに緊張しないで。むしろリラックスしてるくらいが丁度いいから。ふふっ……手付きは軽く、子供のほっぺたを撫でる感覚で擦ればいいから」 【北月】 「う、うん……じゃあ、よろしくお願いします、お兄さん。それでは……こちらにどうぞ」