Track 3

悪魔の遊戯

(SE:ドア開け音) ふっふーん。たっだいまーっと。 いやぁー面白かったー。前に召喚されてから五十年ぐらい経ってたみたいでさぁ、随分世の中が様変わりしててビックリしちゃったよー。 っていうかこの国に召喚されたのも始めてだし、見るもの聞くもの全部新鮮で思ってた以上に楽しんじゃった。 でもポチってばさぁ、お金無さ過ぎー。もっと遊ぼうと思ってたのに、一瞬で財布の中身すっからかんになっちゃったもん。ま、でもそれでボクが予定より早くこの家に帰ってきたわけだし、ポチにとっては助かった、ってことになるのかな? 結局ボクがこの部屋を出て行ってからまだ半日ぐらいしか経ってないもんね。 ボクが帰ってくるの、待ちわびてたんだろう?なんせボクが戻ってこないことにはポチはずーっとそのままなんだからね。 んふふ。ボクがこの部屋を出たときと全く変わらない笑顔で、しかも呼吸も静かだからさ、こうして見てる分には君の苦しみなんてこれっぽっちも伝わってこないけど、きっと心の中ではもんどりうっちゃうぐらいの痛みと辛さを抱え込んでるんだろう? あれかな?なんでも良いから早く手を離させて欲しいって思ってるのかな? ふふふ。さーてどうしようかなー?思ってたより早く帰ってきちゃったしー。 このまま明日まで放置しておいても良いような気もするけどなー。 そうなったら、明日まで一睡もできないねえ。 まあ?ポチが目を開けて笑顔のまま金玉握った状態で寝れるっていうなら、寝てもいいけどさ。そうしてみる? …ふふふ。なんてね。 ボクのシモベになってまだ初日だし。今回の所はこんなもんで勘弁してあげるよ。 最初から壊れちゃったらつまらないし、それに、放置して眺めてるよりも、新しいことさせて遊ぶ方が楽しそうだしね。 ほい、それじゃあお待ちかねの解放。 ポチー。もう好きに動いて良いぞー。 ふふふ。よしよし。よく頑張ったなー。偉いぞー。 どう?タマは潰れてない? んー、とりあえず原型は保ってるかな。 ボクもつい調子に乗ってやらせちゃったけどさ、折角面白いオモチャを二つもぶらさげてるのに、いきなりそれをダメにしちゃったらつまんないもんねー。 どう?少しは反省できた? それとも、まだボクに反抗的な態度、とってみる? 君がそのつもりなら、もっと色々なお仕置き、考えてあるんだけどさ。 (もうしない的な反応を取られて) ん?ふふ。そっか、もうしないんだ?じゃあポチって名前にも満足してくれたってことだね。あはは、一度のお仕置きで従順になるなんて、ポチは賢いなー。 さぁ、これで自分の立場は理解できただろう? 命令に逆らえないって言うことはこういうこと。 君はボクの機嫌を損ねないよう、これから一生ボクの顔色をうかがって、ボクを怒らせないようそろりそろりと生きていくわけだ。 あはは、楽しそうでしょー。 だーいじょうぶ。その内慣れるって。っていうか諦めがつくから。 まぁポチもさ、ボクみたいな最下級レベルの悪魔に隷従させられるなんてこと、本当はありえないんだから、どうせならそれを楽しんでみたらいいんじゃない? だって、本当に奇跡みたいな話なんだよ?術式さえ正しければ、人間の赤ん坊にだって逆らえないぐらい雑魚悪魔のボクなのに、ポチはそんな雑魚悪魔に使役されるんだから。あはは、どこであの魔術書を手に入れたのかは知らないけど、あれを手に取ってしまったのが運の尽きだったねえ。 ま、ポチもちゃんと自分の身の程をわきまえられたみたいだし? そろそろボクもそんなポチで本格的に遊んじゃおっかな。 んふふ。まぁまぁ。そんな怖がることはないよ。別に命を奪おうって訳じゃないんだからさー。 もしかしたら死んだ方がマシって思っちゃうかも知れないけど? その時はその時ってことで。あぁそれとも、もしかしてもうそう思っちゃってたり?でも仕方ないよねー。悪いことしたらお仕置きされるなんて、子どもだってわかることなんだから。それに、お仕置きだろうとなんだろうと、そうしてご主人様を楽しませるのは下僕の義務なんだしね。 そんじゃとりえあえず、ポチのその金玉、まだちゃんと使えるかどうか、確認してみよっか。 ふふふ。ポチも気になるでしょう?潰れてはいないけどさ、半日も締め上げ続けたんだよ?そんなことして、もしかしたらもう使い物にならなくなっちゃってるかも知れない。もう勃起も射精もできない、ただのおしっこホースになっちゃってるかも。二度と精液出せない、おしっこジョロジョロ垂れ流すしか能の無いただの肉パイプ。んふふ。怖くなってきちゃったかな? いよーし。そうと決まれば早速確認だ。 んじゃ、ポチ。まず勃起させてみなー。 ん?そんな気分になれない?でもこれは命令だよ。まだタマが痛んでようが、そんな気持ちになれなかろうが関係ない。必死にそのおちんちんおっ勃てるんだ。ほら、もたもたしないで、さっさと立たせる。 ちんたらしてるとまたお仕置きだぞー。 そーらさっさと勃たせろ勃たせろ。 …あ、少しずつ大きくなってきたかなー。 一応勃起はできるってことなのかな。んふふ。よかったねぇ。 勃起すらできなくなってたら、ポチでどうやって遊ぶか考え直さないといけないところだったよ。 んじゃ、頑張ってそのまま完全に大きくしてみよっか。 (リズム良く ※適当なリズムで大丈夫です) ほーら、頑張れ頑張れ、フレーフレー、ちーんーぽー。 ふれっふれっちーんーぽ。勃起だ勃起だちーんーぽ。っと。 ほら、ご主人様が応援してくれてるんだぞー。 頑張って早く勃たせろー。ほーら、早く。はーやーくー。 って、ん?あれ?もしかして、これでもう完全に勃起してたりする? これで全力?あー…うん、そっかー…。 ま、ポチにはそんなに期待してなかったし、こんなもんかぁ。 とりあえず勃起は問題無しと。良かった良かった。ポチも少しは安心できたかな? じゃあ勃起ができた所で、次の段階いってみよっか。勃起したんならー、ふふふ。その次はー、勿論、射精だよねー。 でもねぇ、君にはそんな相手、いないでしょ?勿論ボクだって君の相手なんかするのはごめんだし。 でさー、ポチの相手っていったらどんなのがいいかなぁって思ってさぁ、枕とか、ゴミ箱とか、色々考えてたんだけどぉ、途中でめんどくさくなっちゃってさあ。んで、君なら空気でも相手にしてればいいかぁ、なんて結論になってね。 ふふふ、だからさ、君に今からやってもらうのはね。 セックスはセックスでも、空気を相手にした、セックスごっこ。 いやさぁ、実はねー、ボクもさせられたんだよ、これ。 ボクみたいなのを召喚する奴って揃いも揃ってみんな変態だったわけだけどさぁ、中には特に変な奴もいてね。セックスしてるフリをずっとしろっていうんだよ。で、当の本人はそれ見てシコってんの。意味わかんないよねえ。 でもさ、もしかしたら見る方になれば案外楽しいのかも知れないし、ちょっと、やって見せて欲しいんだよねぇ。スケベで恥ずかしいセックスごっこ。 一人で必死におちんちん突き出して、頭の中で女の子を想像しながらタマをブルブル揺らして腰を動かす、さいっこーにみっともない姿、披露して頂戴。 ふふふ、まずは四つん這いになろうか。それで、目の前に女の子がいるって想像してみるとやりやすいかなぁ。 いい?その思い描いた空想上の女の子と今からセックスをするんだ。くふふふ。嬉しいねぇ、良かったねぇ。 ほら、女の子のおまんこにぃ、ポチのおちんちん、入れていこうねぇ、 ゆーっくり、ゆーっくり腰を突き出してぇ、あはは、そうそう。上手上手。 そのままぬぷぷーっと入れて、ふふ。ちゃんとおちんちん入れられた? それじゃあ後は腰を振るだけだ。 誰もいない、何も無い空間に向かって、思い切り腰を振るんだよー。 それじゃあ、セックスごっこ、開始ー。 んふふふ。あははは。凄い凄い。なんにも無い場所で一人で必死に腰振ってるよ。ほーらどうだポチー?惨めすぎて泣きたくなってくるだろー? あは、でも確かにこれは、見てると中々面白いかも。出し物としてはいいかもしれないね。 ま、ボクはこんなの見て興奮したりはしないけど、とりあえずポチはそのままセックスごっこしてなよ。もし気分が高まってきちゃったらそのまま射精しちゃってもいいよー。それはそれで見応えありそうだしね。 それにしても、命令してなんだって強要できるっていうのは、ふふ、病みつきになっちゃいそう。ボクの声一つで君になんだってさせられるし、させられないんだからね。 ほら、ポチ、もっと腰を早く振りな。おざなりにするんじゃなくて、そのセックスごっこで射精できるように意識してみるんだ。ふふふ。そんななんの刺激も無い空気とのセックスじゃ絶対に無理だろうけど、それでもボクを楽しませるために全力で頑張らないと。女の子をイメージして、挿入感を必死に想像しながら、我武者羅にガツガツとバカみたいにおちんちん突き出すんだ。ほら、やってみな。 ふふ、そう命令されれば、どんな理不尽な命令でも忠実に実行しちゃうんだよねぇ。どうかなー?できもしない射精をするために無理矢理全力で努力させらる気分はさ。 ほーら、頑張れ頑張れー。精液出してみろー。 あ、そうだ、もっと本格的にごっこ遊びすれば出せるんじゃない? ほら、キスしてみなよ、キス。 顔を降ろしてさ、チューって。やってみな。 あぁダメダメ。ちゃんと舌も絡ませて、ベロチューしないと、ほらほら、ベロだして、うねうね絡ませるんだ。 く、くく、あははは。あっはははは。ひっどいなこれ、気持ち悪ーい。 一人で舌ネロネロ動かしてさぁ、アホ面さらして、腰をヘコヘコ動かして、完全に頭おかしい人だよ。 これ、精液出せるまで続けさせてたら、あはは、何時間そうして腰を振り続けることになるんだろ。おっかしー。 ほらほら、しんどくたってボクが良いって言うまでずっと続けるんだぞー。 もし本当に射精できたら止めさせてあげるからさ。頑張ってみなよー。 ふふ。んふふふふ。 一体君は今どんな女の子を想像しているのかなぁ。あ、ボクのことだけは想像しないでくれよー。気持ち悪いから。 あぁ、そうだ、何かをさせるっていうの以外にもさ、別の遊び方もあるんだけど、やってみよっか。 いいかポチ。ボクがストップって言ったら、一切の動きを停止しろ。体はもちろん、その突き出してる舌も、半開きの口も、全部止めるんだ。いいな? いくぞー、はい、ストップ。 んふふ。止まった止まった。どう?これ、辛いでしょー? これでポチは、ボクの許可が無い限りは絶対に体を動かせないんだよ。 そんで、ボクが再開って言うと、またさっきと同じようにセックスごっこを始めるんだ。わかったか?んじゃ、再開っと。 あは、そうそう、そうやってボクが言ったとおりに止まったり動いたりするんだ。 (ストップの再開の間を3秒程間を開けて) ほら、ストップ 再開 ストップ 再開 あはは。なんかあれだね、動画の一時停止と再生を繰り返してるみたい。 ほら、またストップだ。 んふふー。どうかなー?オモチャとして楽しまれるっていうのがどういうことか、なんとなーくわかってきた? ポチは毎日こうやってご主人様であるボクの言われるがままに遊ばれて、ボクを面白おかしく楽しませながら生きていくんだ。 勿論それだけじゃなくてさ、ボクが快適な暮らしができるように、しっかり働いてお金稼いで、美味しいもの食べさせて、ボクのお世話も全部君がやるんだよ。 そうしてボクの為だけに人生の全てを捧げて、死んでいくんだ。 これはもう決定事項だし、君にはどうすることもできない。 その事実を、そうやってバカな格好でマネキンみたいに止められながら、噛みしめると良いよ。 ほら、再開しな。 んふふふ。エアセックス、楽しいねー。惨めだねー。 んぅー、でもこればっかりっていうのもなあ。 なんだか単調だし。本当にオモチャみたいっていう意味ではいいのかもしれないけど、さすがにちょっと飽きてきちゃったかな。んー、あ、とりあえずストップしといてー。 (思案しているような感じ) そーうーだーなー。 うん、じゃあそろそろさせてみよっか。 しゃ・せ・い うん。そうしよう。射精させよう。精液ぴゅるぴゅる吹き出す、あの射精。 元々はポチの金玉が死んでないかどうか確かめるためだったわけだし、射精しないことには確かめようがないからねー。 あぁでも、このままセックスごっこし続けて射精できるって言うなら止めないけど? どうする? って、ふふふ。そっか、今は停止中だったっけか。 そうやって自分の気持ちすら伝えられなくなっちゃって、本当に哀れだねぇ。 それじゃあ今からポチには空気じゃなくてぇ、ちゃんと実体のある存在を相手にセックスしてもらうね。今度はそれに対して腰を振って、精液中出しするんだよー。 でも、勿論君のために女の子をあてがうわけじゃ無いよ。 君が今から腰を振る相手はぁ、自分の、お手々、だよ。 手、ハ・ン・ド。わかる? まぁ、そう言われてもピンとこないよね。 じゃあボクの言うとおりにやってみなよ。そうすればわかるから。 体動かして良いからさ、その姿勢のまま、片手をおちんちん握るような筒の形にしてぇ、おちんちんの前にあてがうんだ。 そうして、そのまま腰を突き出して、その筒の中におちんちんを入れてぇ、そしたらまた抜いて、また入れて、抜いて、入れて。 ふふ。あははは。いいね、ちゃんとできてるよー。 何をやるのか、頭の鈍いポチでももう理解できただろう? ふふふ。それじゃあ、やってみようか。自分の手を相手にした、エアセックスならぬセルフセックスだよ。 普段はおちんちん握ってシコシコしてるんだろうけど、今回はその逆、おちんちんの方を動かして自分の手とセックスするんだ。んふふ、面白そうでしょー。 ほーら、さっきみたいにずっこんずっこん腰を振ってひとりエッチに励んでみろ。みっともなく一人で腰振って自分の手に射精するんだよ。さぁ動いた動いた。 んっふふふ。ずっと空気を相手にして気分だけが高まってただろうからさ、こうやって多少なりとも刺激があるだけでいつも以上に感じちゃうでしょ? わかってるだろうけど、手は一切動かしたらダメだよ。 握る力を強めたり、位置を調整するぐらいはいいけど、手で扱くような動かし方は禁止。普段その手でおちんちんしごきまくってるんだから、今日ぐらいはおちんちんの方を動かしてお手々をいたわってあげなー。 ふふ。こうしてセックスするみたいに体動かしてさ、実際におちんちんにも刺激があると、まるで本当の性行為をしてるみたいに感じない? まぁボクはおちんちんなんて付いてないからポチがどう感じてるかなんてわかんないしわかりたくもないけどさー。 あ、でもでも、もしかしてポチってさ、まだ童貞だったりする? もしそうだったら、ポチは自分の手で童貞卒業したって事になるよねー。あははは、いいじゃん、傑作だよ。 初めておちんちん突っ込んで腰を振った相手は自分の手でしたーって。あはは、みんなに自慢できるね。 ねえほら、ポチー?初めてのセックスはどうかなー? お手々マンコ、気持ち良いかなー? んふふふ。それにね、ポチが少しずつ感じてきちゃってるの、わかってるよ。 普段とは勝手が違うとは言え自分の手でおちんちん刺激してるわけだし、しかも本当のセックスみたいに腰を動かしながらなんだから、興奮してきちゃうんだろ? まぁ、ボクから見てると間抜けすぎて笑っちゃうけどねー。 だって必死に自分の手を相手に芋虫みたいに蠢きながら息を切らしてセックスもどきをしてるんだもの。こんな面白い生き物そうそういないよ。 ほら、もっと鮮明に女の子のおまんこを想像してみるんだ。 暖かくてぐちゅぐちゅしてて、きゅっきゅって締め付けてくる、肉壺を。 その中に今ポチのおちんちんがニュルーって入って、出て、また入ってを繰り返してるんだよ。 んっふふふ。今回は想像だけじゃ無くて実際に刺激もあるんだからさ、 もう少し続ければイけちゃうんじゃない? ふふふ。顔を見ればすぐわかるよ。切なそうな顔して、気持ちよさに震えてる、精液登ってきそうな男の顔。 そっかー、そんなに自分の手を相手にするセックスが気持ちいいんだー。 んふふふ。仕方ないよねー。なんたって君にとっては初めてのセックスだもんねー。 でもさあ。これじゃちょーっとつまらないかなあ。だからぁ。 ストップ。 はい、止まれ。とーまーれ。 あは、射精感が高まりかけてた所だったのに体を止められてもどかしそうだねぇ? うんうん。今のその反応はちょっと面白かったよー。 んーとさ、このまま射精させちゃおうと思ってたんだけど、でもよく考えたら、それってただポチが気持ちよくなるだけじゃん? それじゃあボクが楽しくないっていうか、ポチが良い思いするだけだよね? 射精させてあげるのはいいんだけどぉ、もうちょっと違う方法というかぁ、ボクが見てて楽しめる方法で出して貰いたいかなあーって思うんだぁ。 でね、ポチが必死に自分の手を相手に腰振ってる間に良い考えが浮かんでさ、今からそれ、やってもらおうと思って。ふふふ。 きっとポチも楽しんでくれると思うよー。