Chapter02
ただいまー…ふぅ…今日も疲れましたね…
ご飯の時間…には少し早いですね。これからどうしましょうか?
ゲームですか…良いですね。では負けたほうが今日のご飯当番でどうでしょうか。
どのゲームで勝負しますか?え?選ばせてくれるんですか?兄さん優しいですね。そんな余裕でいられるのも今のうちですよ?…私がひそかにどれくらい練習をしていたか…では。私の得意なパズルゲームで勝負をしましょうか。
良いですね…?では、勝負です!覚悟してくださいね!
ぐぬぬ…このっ…まだまだ…あっ…!
…い、今のは少し調子が悪かっただけです!もう一度やりましょう!
むむ…あ、ずるいですよ、兄さん!それは私が…!
妹相手に少しは手加減するとかそういうのは無いんですか!?(ギャグっぽく)
確かに覚悟してください!とは言いましたけどぉ!(ギャグっぽく)
あっ…うぅ…負けましたぁ…兄さんの人でなし…
次は絶対に勝つんだからぁ…!
じゃあ今日の当番は私ですね。ご飯を作っておくので先にお風呂に入っちゃってください。
はい、行ってらっしゃい。
え?なんですか?覗くな…って誰が覗きますか誰が!もぅ…変なこと言ってないで早く入ってきてください。ちゃんとお風呂の蓋は閉めてくださいねー。
あ、兄さんお帰りなさい…ってなんて格好してるんですか!?
ちゃんと服は着てから出てきてとあれほど…!
(恥ずかしそうに)うぅ…はじゅかち…ここで服を着ないでください!
あっち!あっちで服を着てから戻ってきてください!あと髪もちゃんと乾かしてくる!(なるべく早口で)
まったく…兄さんったら…でも兄さんの身体…意外とがっちりしてて男らしかったなぁ…私もあぁいう人にぎゅってされたい…ってなんで兄さんなんかに!
でも…ちょっとは…ほんとにちょっとだけだけど良いかなー(1拍空けて)…なんて。
うわぁぁぁ!?兄さんいつの間に!?急に声をかけないでください!
何、顔赤くしてるんだ…って、べ、別に赤くなってませんし!
…!!!エッチなことなんて考えてません!兄さんは妹になんてことを聞くんですか!兄さんのエッチ!スケベ!
もぅ…しっかりしてくださいよ…じゃあ冷めないうちにご飯食べちゃいましょうか…
いただきます。そういえば兄さん。明日の予定は決まっているんですか?え、特に決まっていないんですか?そうですか。
私ですか?私は今週の授業の復習を…
別に偉くなんかはないです。これも将来の自分のためなので。別につらいと思いませんよ?
兄さんも日ごろ…せめて週末くらいは授業の復習をしておけばあとあと楽なんですよ?
なんですか?そのうち勉強を見てほしくなるかも?どうしたんですか急に。兄さんらしくもない、しかも、そのうち、ってなんですかまた適当な…絶対勉強しないやつですよね?
ほーら絶対そうに決まってるじゃないですか!違う?じゃあ来週のテストの結果…楽しみにしてますね?
泣きついてじても教えませんよ?
ふふっ、そんな泣きそうな顔をしないでください、冗談ですから。
【食器の音】
…ふぅ…ご馳走様でした!さて、では今日の授業の復習を…
え?またゲームですか…?ちゃんとその日の復習をしないと成績は良くならないんですよ?
え?ゲームも復習しないと上達しない…?確かに…でも…
明日やる?本当ですか~?(疑ってる感じで)じゃあ、ちょっとだけ…ちょっとだけですよ?(囁くように)
じゃあ、負けたほうが明日の朝のご飯当番で!
絶対に負けませんからね!勝負です!
【ゲームの音】
あっ…いやっ…だめっ…!(ちょっとエッチに)うぅ…兄さん、強いです…
兄さんには妹に勝たせてあげようとかそういうのは無いんですか…?
つい…って大人げないですね…わかりました。じゃあ明日も私が作ります…
それにしても…兄さんは普段はだらしない顔をしているのにゲームをしているときはまじめな顔つきになりますね。
普段からそれくらいしゃっきりしてれば良いのに。
…まぁ私はどっちの顔も好きですけど、兄さんのこんな真面目な顔は他の人は見れないでしょうし…役得ならぬ、妹得ですね。(囁くように)
な、なんでもないです!お風呂入ってきます!
あ、覗かないでくださいね?
そんなにはっきり覗かないと言わなくても良いじゃないですか!兄さんのバカ!
むむむ…兄さんもあそこまで全力で否定しなくても…
やっぱり、私のような身体の女の子には興味がないんでしょうか…
…あっ!
【転ぶ音】
痛た…転んじゃいました…!
【扉を開ける音】
兄さん!?どうしてここにいるんですか!?
…大きな物音がしたから心配になって急いで来た?
あ、ありがとうございます…ってそうじゃなくて!
私の身体をまじまじと見ないでください!
え?昔から何も変わってないなぁ…って、感想を求めてるわけでもないです!
…自分でもわかってるもん…
な、なんでもないです!兄さんのバーカ!早く出て行ってください!兄さんのバーカバーカ!
【浴槽に浸かる音】
ふぅ…今日も一日疲れたぁ…
兄さんは私のような身体に興味が無いのかと思ったけど…
…さっき、私の身体を見たとき…兄さんのあそこ、大きくなってたよね…
身体に興味を持ってもらえてるみたいで良かった…
そうとわかれば、もっとせくしーでぐらまらすなぼでぃーを手に入れなければ…!
この前雑誌で、お風呂に入りながら胸を揉むと良いって書いてあったかも…
やってみようかな…
んっ…揉む強さはどれくらいが良いんだろ…よいしょ…よいしょ…
あっ…なんかこれ…変…あぁっ…ち、乳首もどんどん固く…
あっ…にいさん…どうしてわかってくれないんですか…
いつもこんなに想っているのに…あぅ…わたし…こんなにエッチじゃないのに…
ふぁっ…気持ちいいっ…
あっ…んっ…ふっ…
にいさん…あっ…
…!なんですか!兄さん!シャンプーが切れそうだったのを思い出して届けに来たら苦しそうな声が聞こえたから心配になってって…べ、別に大丈夫なので出て行ってください!
わ、わたし…兄さんでなんてことを…!早く上がろう…
【扉を開ける音】
兄さんただいまです。さっきは取り乱してすみませんでした…
私のことを心配して声をかけてくれたんですよね。あ、ありがとうございます。
むっ!頭を撫でないでください!
【雷の音】
きゃっ!雷ですか…?帰って来た時は晴れてたのに…
べ、別に怖くないですよ?怖かったのは昔の話です!もう今は立派な大人!なので。
きゃあぁ!うぅ…かみなりぃ…今日は早めに寝ることにします…
し、心配しなくて結構です!私はもう立派な大人!なので雷が怖くて一人で寝られないような子供とは違うんです!
はい、おやすみなさい!
【扉を開ける→扉を閉める音】
【扉をノックする音】
…兄さん、まだ起きていますか?
いや、特に用事はありませんが、少しお話したいなぁ…なんて。(少し声が上ずっているような感じで)
え?良いんですか?あ、ありがとうございます。
【扉を開ける音】
では、お邪魔します。
こうやって用事以外兄さんのお部屋に入るのはずいぶん久しぶりな気がします。
ふむ…改めてみると兄さんの部屋ってあまり、物がありませんね。
まぁ、兄さんの部屋に物がたくさんあったりなんてしたら、片付けをメンドくさがってゴミ屋敷とか樹海のようになるんでしょうけど。
そういう私の部屋はどうなのか…って兄さんに見せるわけないじゃないですか!
べ、別にエッチなものなんてありませんから!
【ごそごそと漁る音】
そ、それこそ~?兄さん部屋にこそありそうなものですけど~?
え?例えば…?大人のオモ…って!なにいわせるんですか!
兄さんなんて!こんなところとかに~隠してるんじゃないんですか!?
なんて、まさかこんなところ…に…?
あ、あの、兄さん…?コ、コレッテ…(予想外のことに脳がおいついておらず、カタコトな感じで)
エッチな本なのはわかってます!私が聞いているのはどうしてそれが妹モノなのかを聞いているんです!
も…もしかして…今まで私のこともそういう目で見てたんですか!?
う、うそです!それだったらわざわざ妹モノのエッチな本を買う必要なんて無いじゃないでしゅかっ!
【布のこすれる音】
きゃっ!何するんですか!やーだー!にいさんにおかされるー!
ふふっ…あははっ!あー!おもしろい!
え?一人で寝られそうか?って私は別に怖くなんかありませんし?怖いのは兄さんの方なんじゃないですか?
そうです、兄さんは雷が怖いんですよね~?仕方無いですね、そんな怖がりな兄さんの為に今日の夜は一緒に寝てあげましょう♪
良い?やった!(1拍空けて)…じゃなくて、それで良いんです。
それでは、失礼しますね。
【布のこすれる音】
ふふ…兄さんのベッド…久しぶりです…♪兄さんの匂いがたくさん…♪
む…兄さん?どうして離れて寝るんですか?
兄さんが雷が怖いって言ってるのに、離れて寝たら意味がないじゃないですか。
だから、兄さんの方から私の方に来てください。
え?なんで?って、だって、私の方から行ったら兄さんに甘えてるみたいで恥ずかしいし…(聞こえないくらい小さく)
な、なんでもないです!ほら!早く来てください!
ふふ…それで良いんです。あぁ…落ち着きます…じゃなくて!落ち着きましたか!?兄さん!
今日はいろいろと遊んでしましましたからね…明日はお休みですし、来週のテストに向けて勉強しますよ?
厳しくいきますから、覚悟しておいてくださいね?
大丈夫です。ちゃんと基礎からゆっくりやっていきますので。
ふふ…頼りになるでしょう?もっと褒めても良いんですよ?
ちょっとやめてください…頭を撫でるなぁ…♪(嬉しそうに)
それに…私だって…日ごろからたくさん兄さんに助けられて…
(1秒空けて)って、兄さん?もう寝てる…
ふふっ…一緒に寝てくれてありがと♪お兄ちゃん♪