Chapter05
3日目(7日後)
【学校のチャイムの音】
ふぅ…やっとテストが全部返ってきました…兄さんの方はどうだったんでしょうか…
あ、兄さん!お疲れさまです!テストの方はどうでしたか!?
全部無事に通った!?それは良かったです!
あれだけ頑張ったかいがありましたね!
こ、ここで頭は撫でないでください!
やっぱり兄さんは、しっかり集中して勉強すれば出来るんですよ。自信を持ってください。
私ですか?もちろん大丈夫でしたよ。
ただ、少し点数が下がったかもしれんせんね…
え?いやいや、兄さんのせいなんかではありませんよ。
私がもっと日ごろの勉強をしっかりとしていれば良かったんです。
なので、兄さんは気にしなくて良いんです。
では、お互い無事に通ったことですし…
そうそう、帰ってぐっすり寝る…って違います!
これからお買い物に付き合ってもらいましょうか。
え?今日、これからに決まってるじゃないですか。どうせ兄さんは暇ですよね?
ふふっ…じゃあ決まりです。…なんでそんなに嫌そうなんですか…?
女の人の買い物は長い?大丈夫です、この日のために私は前々から綿密に計画を…
ってべ、別に、楽しみだったわけではありませんからね!たまたま勉強の合間に考えてて…兄さんとどこかに行きたいなぁ…と思っただけなので!
普通にお互いの息抜きですよ!…なんですか、そのいぶかしげな眼は。
私がそうだと言ったらそうなんですー兄さんは気にしなくて良いんですー
まったく…え?今日は何を見て回るのか、ですか?そろそろ夏服では少し肌寒い季節になりそうですし、新しい服をかっておきたいなーと。
兄さんは何を買うか決めてないんですか?え、決めてない?
どうして決めてないんですか…早めから準備しておかないからいざとなったときに困るんですよ?私は前々から…ってもうこの話は終わりです!
前にも言いましたが、テストだって同じなんですよ?テストも前々からこつこつと計画を立てて進めていればテスト前に慌てることも無いんですよ?私はいつもそうしています!
あっ…頭を撫でないでください!私は別に当然のことをしているだけなので。
やった…兄さんに頭撫でてもらっちゃった…ふふっ…
ん?なんでもないですよー、早く行きますよー。
【歩く音 ガヤの音】
ショッピングモールにつきました…結構歩きましたね…
兄さんは運動はできるのに、普段の運動量が少ないんですよ。せめて休みの時に運動しましょう。大丈夫です。プランは私が立てますので。
ふふ…楽しみにしておいてください。
さて、まずはお洋服を見に行きましょうか、ここからだと…このお店が近いですね。
わぁ…このお店のショーケースの服可愛い…!見てください兄さん!この服すごく可愛いですよ!
あっ…でも高いですね…今月買うのは厳しいからなぁ…
とりあえず、他の服も見てみましょうか。んー、何か私に似合いそうな服とかありませんかね…兄さんはどれが良いと思いますか?
え?この服ですか?なんかひらひらしてて子供っぽくないですか?
私は…これとか良いですね。かっちりしててできる女!って感じで私によく合いそうですね!
なんですか、何か言いたいんですか?
ですよねーせくしーでできる女の私にはやっぱりこういった服が良く似合っていると思います。
じゃあこの服買ってくるので少し待っててください、あ、兄さんの財布はあてにしていないので安心してください。
お待たせしました。
なんですか?少しお腹が空いた~?まったく、情けないですね。
ん…?…!良いですよ!何か軽く食べに行きましょうか!
兄さんは気にしなくて良いんです!さぁ行きますよー
【ガヤの音】
はい、私はこれと…あと、これで…はい、以上です。
兄さんは何にするんですか?私と同じやつ?適当ですね。
では同じやつを2つ、お願いします。
はい、ありがとうございます。では、いただきましょうか。
いただきます!うん、やっぱりこのお店のポテトはカリカリしていてとても美味しいです。
兄さんも早く食べてみてください。あ、そうだ。兄さん。
私が食べさせてあげましょうか?え?自分も同じやつを頼んだし別に良いって?
良いですから!早く口空けてください!はい、あーん。
ふふ…兄さんにあーんしちゃった…
私にはあーんしなくて良いのかって?私は別に良いです!
だ、だって…恥ずかしいですし…
に、兄さんには関係のない話です!早く食べて次に行きますよ!
せっかくですから兄さんの服も見ていきませんか?
別に良い…ってせっかく来たんですから、見ていきましょうよー
大丈夫です、私に任せておいてください!まずはここのお店に行きましょう!
あ、兄さん、この服なんてどうですか?兄さんによく似あうと思いますよ?
兄さんはしゃっきりしていればそれなりの見た目になるんですから、もっとちゃんとすれば良いのに…
え?面倒くさい?はぁ…兄さんがそんなだから彼女出来ないんですよ?私がいなかったらどうするんですか…
えっ!?私がいなかったら生きていけない…!?兄さんそれって…!
…あー、ご飯のはなしですか、そうですか…ふーん…
このっ!ふーんだ!兄さんなんて、もう知りません!
ふぅ…結構見て回りましたし、そろそろ帰りましょうか。
えっ?少し待っていてほしい?何か用事ですか?
怪しいですー…早く戻ってきてくださいね?
まったく…兄さんったらせっかくお互い好きだってわかったのに何も変わらないし…
まぁ、私も今までとは変わってないんだけど…もうちょっとなにかあっても…
もしかして、本気で好きと思われてないのかなぁ…
あ、おかえりなさい…なんです?その袋は。
やっぱり買いたいものが見つかったから急いで買ってきた~?
いったい、何を買って来たんですか…?まさか、エッチなものとかですか?
ご丁寧に包装されてどこのブランドかもよくわかりませんし…
なんでそんなに急ぐんですか!ちょっと兄さん!
おいていかないでください!
まったく…彼女である妹を置いていこうとするなんて…こまった兄さんです。
それで?いったい何を買ったんですか?いい加減教えて貰いますよ?
えっ…こ、これって…さっき私が見てたショーケースの中の…(凄く驚いたように)
まさか…これを買うために…兄さん…ありがとうございます…(凄く嬉しそうに)
すごくうれしいです!大事にします!
ふふ…兄さんの良いところも見れたことですし、今日のご飯は私がつくってあげますね。
さーてエプロンはーっと。きゃっ…ちょっと兄さん?
これからご飯を作ろうと…もぅ…兄さんったら…
今はお口で…我慢してくださいね?
わぁ…こんなにパンパン…今、ラクにしてあげますからねー
ん…じゅぶ…ふふ…昨日してて思ったんですが、兄さんは裏の方が弱いんですよね…
ちゅるっ…ふふ…兄さんの声…可愛い…
んっ…じゅぶっ…じゅぼっ…
んっ…もっとおっきくなってきた…♪
じゅぷっ…ぐぷっ…
じゅるる…ん…兄さんの匂い…♪
兄さんのおちんちんの匂い…興奮します…
じゅるる…ぐぽっ…
んっ…にいさんのかたぁい…♪
ぐぷっ…ぐぽっ…
いつでもだひていいでふからね…?
んっ…んふ…びくびくしてきたぁ…にいさん、きもちいい…?
おちんちん…どんどん熱くなってきてます…
じゅるっ!じゅるるっ!ぐぽっ!
でそうですか…?いーでふよ…だひて…?
んっ…ん…んっ!
んっ…!…ごくっ…んぅ…濃いの…いっぱい…
気持ち良かったですか…?本当ですか?良かった…
じゃあ、ご飯、作っちゃいますね。何が食べたいですか?
ハンバーグですか?良いですよ。楽しみにしててください♪
お待たせしました、出来ましたよー
では、いただきます!
【食器の音】
ふふ…そんなに急いで食べなくてもおかわりはたくさんありますよ?
美味しいですか?ふふ…良かったぁ…
あっ、そうだ、兄さん?
はい、あーん♪
どうした…ですか?私…自分の作った料理をあーんってするのが夢だったんです。
きょ、今日は兄さんが服を買ってくれましたし…頑張ってみようかな…と。
~!頭を撫でないでください!
あっ…やっぱりもっとぉ…えへへ…嬉しいです♪
では、改めて。はい、あーん♪
ふふ…ハンバーグの方の味はどうですか?
わっ!また頭を撫でるんですか…もう…えへへ…♪
いっぱい、あーんしてあげますね♪
ふぅ…ご馳走様でした♪
兄さん、今日のお風呂は私から先でも…良いでしょうか?
えっ…?い、いろいろ準備しておきたいからですよ?
本当です!では、先に入っちゃいますね。
あ、覗くのはダメですよ?絶対に覗かないでくださいね?
では、行ってきます。
ふふ…まさか兄さんが服を買ってくれるなんて…♪
彼女と思われてなかっらどうしようって思ってたけど、そうじゃなさそうで良かった…♪
…これから兄さんの部屋に行くんだよね…
一応、身体ちゃんと洗っておこうかな…
いやいや!べ、別にそういう事を望んでいるわけでは…!
で、でも…ちょっとだけ…?
いやいや!私はそんなにエッチな子ではありません!
べ、別に兄さんとエッチするために部屋に行くわけでは…
うぅ…考えたら熱くなってきちゃった…
早く上がろう…
兄さん…お待たせしました…
兄さん…これからお時間…ありますか…?
暇ですか…良かった…
その…兄さんのお部屋で待ってます…
お風呂…ゆっくり入ってきてください…