第おまけ章「魔王と堕天使に挟まれ添い寝」(バイノーラル)
イサヤ※以降右耳元
「私達の御伽話(おとぎばなし)。楽しんでくれた?」
女神シフェル※以降左耳元
「この続きは、また今度ね。それじゃあ、そろそろ寝ましょうか」
イサヤ
「私達2人が添い寝してあ・げ・る
なぁに、その顔。相当疲れてるみたいね
現世(げんせ)は厳しいものね
ふふ。自分が自分に添い寝するって面白い感覚♪」
女神シフェル
「アナタが一生懸命頑張ってるの、私達は知ってるからね
さあ。目ををつぶって。深呼吸して」
イサヤ
「大丈夫。アナタの悩みや苦しみは、必ず解消するから、安心して」
女神シフェル
「今は辛かったり、悲しかったり、憎しみが晴れなかったりするかもしれない
そんな時は思い出して。私達はアナタの味方だから」
イサヤ
「どんなに敵が増えても、私達はアナタを愛し続けるから」
女神シフェル
「そう。安心して眠りなさい。目が覚めたら、こう呟(つぶや)いて
『俺は愛されてる』って。そうすれば、 少しだけ心が楽になるから」
イサヤ
「うふふ。おやすみなさい」
女神シフェル
「おやすみなさい。ちゅ(※キス音)」
イサヤ
「あ、ずるーい。私も。ちゅ(※キス音)」
女神シフェル
「さぁ、寝ましょう。愛してるわ」
イサヤ
「今度こそ、おやすみ。愛してる」