Track 7

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5.5 Mirror

とある神社内 カガミ「ふ・・・む・・・」 カガミ「あぁ・・眠れない!」 カガミ「ねぇねぇ、あかり」 カガミ「あかりはどんなお姉ちゃんが好き?」 かがみ「コホン、こういうのはどうかしら?」 かがみ「あかり、学校の宿題はできた?見せて」 かがみ「ふん、こんな簡単の問題も解けないなんて、宮沢家の者として、自覚はあるかしら?」 カガミ「あわわ、泣き出しそう、ごめんごめん、さすがにこれはないか」 カガミ「じゃ、これは?」 かがみ「あかり、何処か痛い?痛いの痛いの飛んでけ」 かがみ「よしよし、よく頑張りました、お姉ちゃんにもっと甘えていいのよ」 カガミ「いまいち・・ってどうしよう、しぃぃぃぃぃぃ!」 カガミ「母さんにばれちゃう!」 カガミ「えーと、こういう時は・・う~ん・・」 カガミ「ほら、高い高い!」 カガミ「古すぎるかな?」 カガミ「効いた!・・ふぅー」 母「カガミ!早く寝なさい」 カガミ「はい、いま寝ます」 カガミ「はぁ、きっとこういう姉は嫌でしょう」 カガミ「お休み、あかり」 カガミ「あかりが幸せに暮らせるよう、お姉ちゃん、頑張るから」 カガミ「は~」 カガミ「眠い」 カガミ「ここは?何処?」 カガミ「くらっ」 カガミ「なんか光ってる!」 カガミ「行ってみよう!」 カガミ「ワクワク」 カガミ「なになに?」 カガミ「ヒャ!」 カガミ「お、大人の階段ってやつ?」 カガミ「チラ」 ミラ「なにをなさっているのです?お嬢さん」 カガミ「ひぃ!すみませんすみません、わざとじゃないです」 カガミ「気が付いたらここに」 ミラ「見ました?」 カガミ「いえいえ、なにも見てません、はーはーしている男の股を舐めまわしてるところなんて、見てません!知りません!」 カガミ「って、おばさん誰ですか?」 ミラ「ギクッ、おばさんって」 カガミ「その顔、カガミとそっくり!」 カガミ「あ!分かった、ここは夢ね♪凄い!空に浮いてる!これは何?」 ミラ(どういう、こと?本来、人の意思に干渉するなんてことは、この娘にはできないはずです) ミラ(イヤ、私?だからか?・・・無理やりこの時代に居るせいで) ミラ(はぁ、なんてことを) ミラ(しかし、幸い向こうはあの、カガミらしい、助かります) カガミ「夜なのに、明かりが凄い、都会って」 ミラ「ハイハイ、夢です。さぁ、お家に帰りましょう。もう寝る時間です」 カガミ「え?どうやって帰れるの?」 ミラ「ご心配なく、私が責任を持って、家まで案内いたします。さぁ、こちらへ」 カガミ「なんで、私の家を知ってるのですか?」 ミラ「・・・・」 カガミ「ねってば、無視しないで」 ミラ「はい♪ここから出れば」 カガミ「え~嫌だ、もっと居させてよ」 ミラ「ダメ、ここは良い子が来る場所ではありません」 カガミ「私は、いい子なんかじゃありません・・・」 ミラ「確かにその通りでございます。カガミは決していい子ではありません、程遠いです」 カガミ「え?」 ミラ「それでも、いいお姉ちゃんになるって、あかりの前で誓ったのではありませんか?」 カガミ「どうして?」 ミラ「ほら、早く行きなさい」 ミラ「あ、もしかして暗いところ、お苦手かしら?」 カガミ「そ、そんなことないわ、決して!」 カガミ「それじゃ」 カガミ「ウワ・・ナニ!コレ・・・!」 ミラ「やれやれ、世話が焼けます」 ミラ「私、そんなに老けて見えるかしら?」 以上

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