ようこそ、夢月邸へ
//SE ごーん、ごーんという重めの鐘の音(西洋風)
//五秒ほど間を開けてから
//ダミーヘッド位置・7(左・近い)
//声 ささやき
【サキュバスさん】
「こんばんは」
//声 ささやき
【サキュバスさん】
「あなたは今、真っ暗な地面に立っています。
遠くにアカリの灯っているお屋敷が見えますね」
//声 ささやき
【サキュバスさん】
「あれは夢と月の間にあるマッサージ屋さん、夢月邸。
今からあなたはお客さんとなって、私にマッサージを受けて頂きます」
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【サキュバスさん】
「さあ、行きましょうかお客様。あそこまで、お手々を繋いで参りましょ?」
//SE 足音(BGS)
//3秒ほど開けてから
【サキュバスさん】
「あなたは今、夢の中にいます」
【サキュバスさん】
「夢の中で私にマッサージをされて……安らかさと穏やかさを得るでしょう」
【サキュバスさん】
「まあ、そのかわりにぃ…………」
【サキュバスさん】
「お代として……あなたの大事なもの、頂いちゃいますけど♪」
//足音停止
//SE 木製のドアが開く『きぃ~』という音
//SE カウベル
【サキュバスさん】
「いらっしゃいませ、癒やされどころ・夢月邸へ」
【サキュバスさん】
「本日は、心ゆくまでお楽しみくださいませ」