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プロローグ

(落下音) きゃあっ!? な、なに……? 誰か……落ちてきたの……? って……君は、もしかして…… ねえ、大丈夫?ああ、よかった 意識はあるみたいね 君、空から落ちてきた みたいだけど…… もしかして異世界の子? ああ……やっぱり、ここが どこかわかってないみたいね うんうん、最初は混乱するよね ここは多分、君がいた世界とは 違う世界…… 君が言うところの異世界、 ってところだと思うわ どうして驚かないの?って? うーん……結構、異世界の子は 落ちてくるらしいから…… まあ、私も異世界のヒトを 見るのは初めてだけど…… ふんふん、確かに耳が……変な形ね? 一体この丸い耳は どうなっているのかしら…… こんなに小さくて、 ちゃんと聞こえるの? ……って、ごっ、ごめんなさいっ つい気になっちゃって…… 噂は聞いていたけれど、 実際に異世界から来たヒトを 見るのは初めてなの 私の目の前には現れない、 って思ってたから…… だからつい、ね それに……初めて見る異世界の子が 君みたいな綺麗なかわいい子で、 嬉しいな……♪ 君もまだ、混乱してるでしょう? 私の家があっちにあるの、 よかったらそこで休んでいって? 君がいた世界のことも聞きたいし…… この世界のことも、説明してあげる♪ あ、そうだ自己紹介がまだだったわね、 私はユメ ふふっ、よろしくね? かわいい異世界人さん♪

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