00_説明パート
ようこそ。 「鏡合わせの自壊オナニーサポート」へ。
早速だけど、まずは自己紹介をさせてね。
いろいろと知っておいてもらった方が、君も楽しめると思うからさ。
私は鏡の世界の住人。 分かりやすく言うと妖怪とか、妖精みたいなもの。
基本的に現実世界に干渉することは出来ないんだけど、それってとっても退屈でね。
それで、あることを思いついたってワケ。
ところで、君はどういうときに鏡を見る?
身だしなみを整えるときとか、顔色や体形をチェックするときとか。
要するに、自分の状態を確認するときだよね。
そういう意味で、鏡は「自己認識の象徴」とも捉えることが出来るでしょ?
自己認識はとても大事なもの。
自分を形作る礎であり、自分を支える主柱であり、自分を守る外壁。
「自分はこういう人間だから、こういう時にはこう考え、こう行動する。」
無意識にだけど、人間は自己認識をもとに思考し、意思決定する生き物なの。
だから、それが歪んだり崩れたりすると大変なことになる。
大きなビルで例えてみると分かりやすいんじゃないかな。
土台が崩れ、柱が曲がり傾いて、壁が穴だらけになったらどうなる?
簡単だよね。 きっとそのビルは自分の重さを自分で支えられなくなって、自壊する。
…そろそろわかってきたかな? 私がやろうとしてるコト。 クス?
私はね、現実世界に干渉するための操り人形が欲しいの。
そのために君の精神を自壊に導いて、私好みに作り直そうって考えてるんだ。
警戒しちゃった? でも、君にもメリットがあるはずだし、まずは話を聞いてよ。
だって「自壊」っていう言葉に惹かれて、ここまで来たんでしょ? クス?
じゃあ、さっそく鏡の準備をしていこうか。
イメージで大丈夫だから…ほら、軽く目を閉じてみて? …そう、イイコ。
手をまっすぐ前に伸ばした位置。 そこに一枚の鏡が置かれている。
持ち運べるサイズの置き鏡。 普段使ってるものがあるなら、それをイメージして?
その鏡には、正面を向いた君の顔が映し出されている。
目を開き、口を結んで、少し緊張したように、あるいは何かを期待するように。
君は鏡を見て初めて、自分の表情に気づき、自分の感情を察することが出来る。
その瞬間に自己認識が更新される。 自分自身の本当の姿を知ることになる。
集中するほどに自分の姿が鮮明になってくるよね?
そして、鮮明になってくると、感じられない?
至近距離から…不思議な暖かい感触と…妖しい囁き声が。 …ほら?
L-そう。 私は今、鏡の中の君に寄り添ってるの。
R-フフ? びっくりした? ゾクゾク体振るわせて、カワイイね。
鏡の中の出来事は現実世界にも影響を及ぼす。
だから君が鏡に映っている間、私は君に干渉することが出来るの。
うん、上手にイメージ出来てるみたいだね。 なら、ここからが私の本領?
君の本音をより詳しく知るために、頭の中を覗いてあげる。
君は問いかけを聞くだけでいい。 私が答えを読み取って、代弁するからね。
…例えば、こんなふうに。
ねぇ、ここまで私の説明を聞いて、どう? 怖くなった?
R-ふむふむ…、君は「僕がフィクションを怖がるハズない。」って思いながら
L-「不安だよぉ。 逃げたいよぉ。」…そんな風にも思ってるんだね。 なるほど?
これが君の本音。 二つあるように聞こえたのは、自己認識の性質によるものだね。
自己認識は、自己肯定と自己否定のせめぎ合いで出来てるから。
普段、君は無意識下でこれらの意見を取りまとめ、最終的な結論を出している。
健全な人間の精神は、そうやってバランスを取ってるの。
逆に、精神の自壊は自己肯定と自己否定のバランスが大きく偏った時に始まる。
そして一度始まれば、後は加速度的に進行していってしまうの。
だって、崩れるほどにバランスが悪くなっていくのは当たり前でしょ?
壊れ始めたビルは、壊れきるまで、壊れ続けるもの。 そうだよね?
例えばその典型がマゾ。
マゾは自己肯定心が小さく自己否定心が大きい、バランスの歪んでる人のことだから。
それを直せないのがマゾ。 自ら悪化させてしまうのがマゾ。
R-ねぇ君、なんでマゾって言葉に、そんなに反応しちゃってるの? クス?
L-胸がざわついて、股間の奥がキュンってしちゃってる? どうして?
それはね、君がマゾだから。
この音声はそういう人にだけ届くようにできてるんだよ。
L-逃げようと思っても、もう手遅れ。 だって気づいちゃったから。
R-これからされることを、どうしようもなく求めちゃってる自分に?
これは自己肯定を萎縮させ、自己否定を肥大させる音声。
マゾの精神バランスをさらに崩し、自壊に導くオナニーサポート。
理解できたなら、目を開けようか。
そう怖がる必要はないよ。 当然、君にもメリットはあるから。
鏡は自分を見つめ直すためのもの。
だからこの洗脳に抗いきることが出来れば、逆に自壊から遠ざかれる可能性がある。
自己認識のバランスが正常になって、マゾが改善するかもしれないの。
フフ? 君が今、何を考えているか、読み取って代弁してあげようか?
L-あぁ? きっと罠にハメられて壊されちゃうんだ? 怖いよぉ?
R-勝てばいいだけ? そうすればマトモになれる? 僕なら大丈夫?
自己肯定と自己否定が葛藤してるね?
こうやって無意識の声を自覚させられると混乱しちゃうかな?
君は勝ちたいの? それとも負けたいの? どっちなのかなぁ? クスクス。
さあ、じゃあこの先の事について説明するね?
本編は2パートあるけど、どちらも君がさせられるオナニーの内容はほぼ同じ。
ただし準備と洗脳の方法が異なっていて、正反対の効果が得られるようになってるの。
同じオナニー、正反対の自壊。 まさに鏡合わせって感じでしょ?
一つは自己否定の肯定。 甘やかしながら自己否定を膨らませちゃうパート。
L-「僕は弱い。 我慢できないよー。」って君が自己否定するたびに。
R-「かわいいよ。 それでいいんだよ?」って優しく肯定しながら認めてあげる。
もう一つは自己肯定の否定。 蔑みながら自己肯定を粉々にしちゃうパート。
R-「僕は強い。 我慢できる。」って君が自己肯定するたびに。
L-「無理に決まってるでしょ、ざーこ?」って嘲笑して否定しながら負かしてあげる。
どっちから聞いてもいいよ。
勝てそうな方からでも、気持ちよさそうな方からでも、ね? クスクス?
そうそう。 本編では実際に鏡を準備するのもアリ。
人によっては、実物を使った方がよりのめり込みやすくなるからね。
ただし、床や机の上に置けるものにしてね。 オナニーは両手を使うから、さ?
もちろんイメージだけで事足りるようになってる。
あくまで没入の手助けがあった方がいい人は準備してっていう話だからね。
それから、かなりの高確率で下半身周りが汚れちゃうことになると思う。
濡れて困るようなものは、射程外に置いておいた方が安全だね。
…うん、注意事項はそんなところかな。
私には自信がある。
君を自壊に導いて、精神を粉々にして、私好みの人形に再構成する自信が。
だから、ね? この先を聞くかどうかは君次第。 自己責任でよろしくね?
L-崩壊のエネルギーは、君に体験したことのない快楽を与えてくれるハズ。
R-心がひび割れて、損なわれていく危機感と喪失感。
L-自分で自分をダメにする背徳感。
R-逃れられない絶望感。
L-すべてが混然一体となって、狂って、壊れていく。
R-敗北し、そんな未来に溺れたいのなら。
L-あるいは打ち勝って、そんな未来を克服したいのなら。
?覚悟を決めて、本編を再生してね。
?鏡の中で、君が映り込むのを待ってるから?
?それじゃあ、またあとで。
?自壊願望が抑えられない、マゾお兄さん。 フフフ?