7. ば け の 皮 の 下 で 待 つ
ばけの皮の下で待つ 作曲・編曲:teruny 作詞:雲井砂
あしたまた会おうね 契約破棄のアーカイブ 垂れ流して歩く 田園都市線(デント) 電灯、下
またここで待つね 炯々(けいけい)高見の信号機 僕の歩幅は赤 点滅で
神様が死んでた アスファルト片隅 自販機のゴミ箱にも 落ち着かず そうまるで終電 息吹く送り狼
湯冷めの夜に立つ 生き案山子(がかし)かな
筆舌は いつも僕を睨む
お前は 僕を見ていた ばけものの影 うごめく 赤子の嘆きリバーブ 「あかさたな」を宣う者 たちとは 違うと 信じていいの? 明け方にさえ うそぶく 揚げ足とられ泣く子や 雨脚やまぬ保土ヶ谷 駅 ロータリー前で
科学的懐疑 脳内会議 片親知らぬ隣人の産声 特別うそぶくうそつきトンマ 偽薬新薬、解き明かすドグマ 万物崇拝、水もアニミズム 蛮族正体、総ヒューマニズム
人間最高 人生再考 愛と愛と愛で満ちた彩光
筆舌に 導く愛の歌 まだ僕を見てる ばかもののやさしい声
あしたも 僕を見るの 後にも先にも道、未知
足踏みもしどろもどろ でもやっぱり戻ろう とか 知らない お願い 僕だけ見て ばけの皮の下で待つ 足並みを揃えていこう お前には必ず ああ 僕をあげるよ