犬としての身支度
(正位置・通常)
さてと。
(アイン様がソファに座る音/正位置・通常)
(正位置・通常)
ん?
何をソファに座ろうとしているんだ?
犬、お前が座るのは床だ。
当たり前だろう?
お前は犬なんだからな。
どうも、まだ犬としての自覚が足りないらしいな。
(正位置から右・通常)
よし、犬。
(右・通常)
まずは犬らしく、裸になってもらおう。
何しろ犬なんだからな。
もう服はいらないだろう?
(右・接近)
脱げ。
30秒だ。
<ここから30秒>
(右・接近)
もたもたするな。
(右から左・接近)
私はトロくさい奴が大嫌いなんだ。
(左・接近)
さっさとせんとまた鞭打ちだぞ?
<30秒経過>
(左・接近から通常)
30秒だ。
(左・通常)
ふん、何とか時間内に脱げたようだな。
では…。
お前のチンポに貞操帯を付けてやろう。
よそで勝手にタネ付けができんようにしないとな。
(左から正位置・通常)
飼い犬の避妊は飼い主の務めだ。
(正位置・通常)
ほら。
チンチンだ。
立って、気を付けしろ。
チンチン。
(正位置・通常から接近)
よし、動くなよ。
(SE:貞操帯を付ける音)
(正位置・接近)
全く飼い主と言うのはやることが多くて大変だ。
なぁ、おい?
よし。
最後は鍵を掛けて…。
(SE:鍵を掛ける音)
(正位置・接近から通常)
いいぞ。
(正位置・通常)
この鍵は私が常に持ち歩いているからな。
勝手に外そうなどと思わないことだ。
ほう。
似合ってるじゃないか。
これからは首輪と貞操帯だけで過ごすんだ。
分かったな?
さて。
(正位置から右・通常)
これからのルールだ。
(右・通常)
ルールその1。
常に四つん這いで過ごすこと。
何しろお前は犬だからな。
(右から左・通常)
ルールその2。
(左・通常)
私が許可しない限り、お前が喋っていいのは「ワン」だけだ。
分かったか、犬?
(間)
(左から正位置・通常)
ああ?
(正位置・通常)
返事は「ワン」だろうが。
このバカ犬が。
言った傍から忘れる奴があるか。
罰として尻をビンタだ。
(右・接近)
四つん這いになって、尻をこちらへ向けろ。
(正位置・通常)
(ビンタしている時の声)
ふん!
ふん!
ふん!
(SE:ビンタの音3回)
(正位置・通常)
よし。
ルールが守れなかったり、
(正位置から左・通常)
悪いことをしたら今のように罰を与える。
(左・通常)
分かったな。
(左から正位置・通常)
返事は?
(正位置・通常)
ふん。
随分と小さい声だな。
まあ、いいだろう。
そうそう。
(正位置から右・通常)
飼い犬には名前を付けないといけないのだが…。
(右・通常)
当分は「犬」だ。
私の飼い犬にふさわしい犬になったら、ちゃんとした名前を付けてやろう。
(右から左・通常)
それまでせいぜい頑張るんだな。
(左・通常)
いいな、犬。