Track 3

犬としての身支度

(正位置・通常) さてと。 (アイン様がソファに座る音/正位置・通常) (正位置・通常) ん? 何をソファに座ろうとしているんだ? 犬、お前が座るのは床だ。 当たり前だろう? お前は犬なんだからな。 どうも、まだ犬としての自覚が足りないらしいな。 (正位置から右・通常) よし、犬。 (右・通常) まずは犬らしく、裸になってもらおう。 何しろ犬なんだからな。 もう服はいらないだろう? (右・接近) 脱げ。 30秒だ。 <ここから30秒> (右・接近) もたもたするな。 (右から左・接近) 私はトロくさい奴が大嫌いなんだ。 (左・接近) さっさとせんとまた鞭打ちだぞ? <30秒経過> (左・接近から通常) 30秒だ。 (左・通常) ふん、何とか時間内に脱げたようだな。 では…。 お前のチンポに貞操帯を付けてやろう。 よそで勝手にタネ付けができんようにしないとな。 (左から正位置・通常) 飼い犬の避妊は飼い主の務めだ。 (正位置・通常) ほら。 チンチンだ。 立って、気を付けしろ。 チンチン。 (正位置・通常から接近) よし、動くなよ。 (SE:貞操帯を付ける音) (正位置・接近) 全く飼い主と言うのはやることが多くて大変だ。 なぁ、おい? よし。 最後は鍵を掛けて…。 (SE:鍵を掛ける音) (正位置・接近から通常) いいぞ。 (正位置・通常) この鍵は私が常に持ち歩いているからな。 勝手に外そうなどと思わないことだ。 ほう。 似合ってるじゃないか。 これからは首輪と貞操帯だけで過ごすんだ。 分かったな? さて。 (正位置から右・通常) これからのルールだ。 (右・通常) ルールその1。 常に四つん這いで過ごすこと。 何しろお前は犬だからな。 (右から左・通常) ルールその2。 (左・通常) 私が許可しない限り、お前が喋っていいのは「ワン」だけだ。 分かったか、犬? (間) (左から正位置・通常) ああ? (正位置・通常) 返事は「ワン」だろうが。 このバカ犬が。 言った傍から忘れる奴があるか。 罰として尻をビンタだ。 (右・接近) 四つん這いになって、尻をこちらへ向けろ。 (正位置・通常) (ビンタしている時の声) ふん! ふん! ふん! (SE:ビンタの音3回) (正位置・通常) よし。 ルールが守れなかったり、 (正位置から左・通常) 悪いことをしたら今のように罰を与える。 (左・通常) 分かったな。 (左から正位置・通常) 返事は? (正位置・通常) ふん。 随分と小さい声だな。 まあ、いいだろう。 そうそう。 (正位置から右・通常) 飼い犬には名前を付けないといけないのだが…。 (右・通常) 当分は「犬」だ。 私の飼い犬にふさわしい犬になったら、ちゃんとした名前を付けてやろう。 (右から左・通常) それまでせいぜい頑張るんだな。 (左・通常) いいな、犬。