アイン様とお散歩
(右・通常)
ふふん。
犬としての身支度が整ったところで、お散歩と行こうか。
(右から正位置・通常)
もちろん、その恰好のまま四つん這いで出掛けるんだ。
(正位置・通常)
当然だろう。
お前は犬なんだからな。
そら。
(正位置・通常から接近)
リードを付けてやろう。
(SE:リードを付ける音/正位置・接近)
(正位置・接近から通常)
ふふ、似合うじゃないか。
(正位置・通常)
さあ、行くぞ。
(SE:鎖を引っ張る音/正位置・接近)
(正位置から右・通常)
ん?
どうした?
(右・通常)
犬は散歩が好きなはずだぞ?
健康のためにも散歩はしないとな。
(SE:鎖を引っ張る音/正位置・接近)
(右から正位置・通常)
…ちっ。
(正位置・通常)
聞き分けのない犬だな。
これは鞭打ちが必要なようだ。
(SE:鞭で打つ音/左・接近)
(左・接近)
痛いか?
これ以上痛い目にあいたくなかったら、さっさと散歩に行くぞ。
分かったな?
(間)
<ここから外>
<外の環境音>
(真横右・通常)
気持ちの良い夜だな。
散歩にはもってこいだ。
ん~?
どうした?
恥ずかしいのか?
ふふ。
それもそうか。
全裸で、身に付けているのは首輪と貞操帯だけ。
尻の穴は丸見えだ。
手で隠そうにも、四つん這いだからそうすることもできない。
ふふ。
それが犬というものだ。
なぁに、安心しろ。
もう夜だから、そんなに人は歩いていない。。
それに、もし人がいたとしても心配することはないぞ?
この辺りは軍人が多い地域でな。
お前のような『ペット』を飼っている人間が多いんだ。
ほら、リードを引っ張ってやるから、しっかり付いて来い。
(間)
(右・通常)
ふふふ。
お前が歩く度に貞操帯の錠前(じょうまえ)がチリンチリンと鳴って、まるでネコの首輪に付いている鈴のようだな。
可愛らしいではないか。
ほらほら。
もっと腰を振って歩け。
チリン、チリンと音を鳴らすんだ。
くくく。
(間)
(右・通常)
そう言えば、おしっこはしないのか?
その貞操帯は着けたままでおしっこをできるようになっている。
遠慮なくおしっこをしたまえ。
ほら、そこに犬が好きな電柱があるぞ?
ん~?
どうした?
試しにやってみろ。
四つん這いのまま、片足を上げておしっこをするんだ。
ほら。
おしっこだ。
(右・接近)
やれ。
(SE:放尿音/正位置・接近)
そうそう。
上手いじゃないか。
出してる間は、しっかり足を上げているんだぞ?
そうしないと自分に引っかかってしまうからな。
…もう出し切ったか?
初めての犬ションにしては上手にできたじゃないか。
褒めてやらないとな。
よしよし。
では、散歩の続きに行こうか。
(間)
(右・通常)
ん?
おい、向こうを見てみろ。
私達のようにペットを連れている奴が歩いてくるぞ?
向こうのペットは…、メスだな。
(SE:リードの音/正位置・接近)
おいおい、どうした?
恥ずかしくて逃げだしたいのか?
ふふ。
まだ犬になったばかりだから、他の犬と会うのは気が引けるか。
なるほどなあ。
だが、犬同士、通じるものもあるだろう。
せっかくだし、挨拶していくぞ。
ほら、歩かんか。
どうも、中尉殿。
今夜は良い夜ですね。
散歩に持ってこいだ。
ええ、私の新しいペットです。
本日、ようやく上層部から許可が出ましてね。
まだ躾ができてないのでお恥ずかしい。
【雌犬/正位置・通常】
わん、わぅん。
ほう。
中尉殿の犬は、さすがですね。
しっかりと躾ができておられる。
おい、犬。
何をうつむいている?
ん~?
同じ犬同士、恥ずかしがることはないろう?
【雌犬/正位置・通常】
くぅ~ん、くぅ~~ん。
ふふふ。
雌犬に気に入ってもらえたようだぞ?
良かったな、犬。
それでは中尉殿。
これで失礼します。
行くぞ、犬。
(間)
(右・通常)
ふふ。
あの雌犬はな、元は某国のエリート軍人だったんだ。
だが我が軍の捕虜となってひどい拷問を受けてなぁ。
可哀そうに思った中尉殿がペットとして引き取ったんだ。
今ではエリート軍人だったことを忘れ、ああして犬として生きている。
お前もいずれそうなる。
なぁに、大丈夫だ。
犬として生きる方が人間よりもラクだぞ?
ふふふ。
どうした?
元気がないな?
あの雌犬の姿を見てショックを受けたのか?
くくく。
大丈夫だ。
あの雌犬はなぁ、毎晩、中尉殿の夜のペットしてて可愛がられているんだ。
毎晩、中尉殿のオチンポをぶちこまれて、よがり狂ってるんだよ。
メスとしての喜びを受け入れているんだ。
何も可哀そうなことはないんだよ。
ふふ。
お前も犬としてしっかり調教が済めば、他のメスと交尾させてやるからな。
楽しみだろう~?
さてと。
今日の散歩はこれぐらいにしておくか。
帰るぞ、犬。
しっかり歩け?
ふふふ。