Track 3

耳毛・ダメ・ゼッタイ!

(正位置・通常) そうと決まれば、耳毛! 剃るよ! (正位置から左・通常) ポチ君さ。 (左・通常) 気が付いてないみたいだけど、 (左・通常から接近) キミ、 (左・接近) 耳毛がモサモサだお? (左・接近から通常) (溜息) はぁ。 (左・通常) やっぱり気付いてなかったんだ。 キミさ、もう少し身なりに気を使った方がいいと思うよ。 (左から正位置・通常) 分かった~? (正位置・通常) じゃあさ。 (SE:シェーバーをウィンウィンする) (正位置・通常から接近) 剃るば~~い♪ (SE:シェーバーの音/右) (右・接近) ふっふ~。 剃れてる、剃れてる。 (間) (息吹きかけ) ふっ。 ふっ。 (間) じっとしとってね。 耳たぶが切り落とされちゃうよ~? …ぷぷ。 本当にじっとしてる。 あのさ。 これ電動シェーバーだからさ、動いても大丈夫なんだよ。 つまり~。 さっきのはウ~~ソ。 あはは。 ポチ君、騙されたね。 でも~、だからと言ってあんまり動くと、モミアゲを剃り落としちゃうかもけん、やっぱりあんまり動いちゃダメだよ。 分かった? (間) (シェーバーを止めて) (息吹きかけ) ふっ。 ふっ。 ふ~~~。 OK。 んじゃ、こっち~。 (SE:シェーバーの音/左) (左・接近) ねえ、ねえ。 ロリっ子にお耳の毛を剃られるのって、どんな気分? 大人なのにね~。 まるで介護老人じゃん。 つかさ~。 今まで、きったない毛を丸出しで生きてきたことをどう思う? きっと電車とか職場の人達は、ポチ君の耳毛を見て「わ~、この人耳毛がいっぱい」って思って心の中で笑ってたと思うよ? うっわ~、恥ずかしいねえ~。 ぷぷぷ。 ねえ? ポチ君。 恥ずかしいよね? ねえ? ねえ? うっふふふ。 よしよし。 でも、もう大丈夫だからね~。 今かなせがこうやって耳毛を剃って上げてるからね。 これでもう恥ずかしくないばい。 良かったね♪ (間) (息吹きかけ) ふっ。 ふっ。 もうちょっとだね~。 (間) (シェーバーを止めて) ふっ。 ふっ。 ふ~~。 はぁ。 (左から正位置・接近から通常) キレイになったば~い。 (正位置・通常) 良かったね。 ツルツルのピカピカだよ。 う~~ん。 キレイキレイ。 (正位置から右・通常) にゅ? 息を吹きかけられるのが好きだから、 (右・通常) もっとして欲しい~? …キモ。 (右から正位置・通常) とは言え、 (正位置・通常) キミを満足させないと、ここから出られないんだよね。 (正位置から左・通常) ふ~~~ぬ。 (左・通常) せからしか~~~。 んもう~~。 じゃあ、ふーふーするけんね。 (左・接近) (投げやりな感じで) ふ~、ふ~、ふ~。 (左から右・通常) んじゃ、反対も~。 (右・接近) (投げやりな感じで) ふ~、ふ~、ふ~。 (右・接近から通常) はい、終了。 (右・通常) え? 投げやりすぎる? …バレたか…。 (右から正位置・通常) 分かったおー! (正位置・通常) ちゃんとすればいいんでしょ。 ちゃんとすれば。 (正位置から左・通常) (決意した感じの声で) じゃあ、いくばい。 (左・接近) ふ~~。 ふ~~。 ふ~~。 (右・接近) ふ~~。 ふ~~。 ふ~~。 すいとうばい♪ (右・接近から通常) えへ。 (右・通常) 最後のはサービスだよ。 ドキっとした? ふぁ!? 意味が分からなかった? (右から左・通常) うええええ~~!? (左・通常) マジか。 マジなのか。 んもう~。 (左・通常から接近) あのね。 (左・接近) 博多弁で「好き」ってことだよ。 (左・接近から通常) もう二度と言わんけんねーだ。