Track 5

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四季・映姫・ヤマザナドゥ

咲夜:お待たせいたしました。 映姫:いえいえ、咲夜ご苦労様です。メイド長としても職務もあるのに立派ですね。 咲夜:いえ・・とんでもございません。 映姫:あとは、私に任せてください。 咲夜:では・・・失礼いたします。 映姫:・・そんなに緊張することはありませんよ。心を落ち着かせてください。    それとも、何かやましい行いでもあるのですか?・・・クスクス、冗談です。    ええ、それでは耳掃除をしたいと思います。右と左・・どちらから行いますか?    ・・・どちらでも?いいえ、優柔不断な判断は私としては納得がいきませんので    白黒はっきりさせていただきます!・・右からにいたしましょう。    さ、でははじめますよ・・ん・・・なんですか?え・・・座ったままや    立ったままでは怖い?・・ではどうしろと・・は?え?・・膝枕!?    いや、でも・・そんな足の上に頭をだなんて・・そんな・・え・・・    それが普通なのはわかっております!わかっておりますが、その・・    私が膝枕をしてるところを小町に見られでもしたら・・うぅ・・    わかりました。・・そうですね、癒しを提供するために、はじめたこの企画    それならば、耳掃除をされる側は安心して耳掃除をされる状況でなければ    いけません・・座ります。・・う、痛くありませんか?・・・    どうですか?・・ハァハァ・・緊張しすぎて・・うぅ・・少し落ち着くために    数を数えさせていただきます。善行が1回善行が2回・・・善行が3回・・    ・・なんだか気持ちが楽になりました。それでは引き続きがんばりますね!      ん・・善行が781回、善行が782回・・っと、お疲れ様です。    こちらは綺麗になりましたよ。さあ、次は反対を向いてください。    んしょ・・さっきよりも・・んしょ・・気持ちに余裕がでてきました。    よいしょ・・んしょ・・っと。よいしょ・・いかがですか?    気持ちいですか?うふふ・・そういっていただけると嬉しいです。    んしょ・・よいしょ・・では、少し静かにしていますので    お休みになってください。んしょ・・よいしょ・・・    ふぅ・・お疲れ様です。終わりましたよ・・。    いかがでしたか?それはよかった。最初はドキドキしてしまいましたが    ホッとひと安心です。

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