四季・映姫・ヤマザナドゥ
咲夜:お待たせいたしました。
映姫:いえいえ、咲夜ご苦労様です。メイド長としても職務もあるのに立派ですね。
咲夜:いえ・・とんでもございません。
映姫:あとは、私に任せてください。
咲夜:では・・・失礼いたします。
映姫:・・そんなに緊張することはありませんよ。心を落ち着かせてください。
それとも、何かやましい行いでもあるのですか?・・・クスクス、冗談です。
ええ、それでは耳掃除をしたいと思います。右と左・・どちらから行いますか?
・・・どちらでも?いいえ、優柔不断な判断は私としては納得がいきませんので
白黒はっきりさせていただきます!・・右からにいたしましょう。
さ、でははじめますよ・・ん・・・なんですか?え・・・座ったままや
立ったままでは怖い?・・ではどうしろと・・は?え?・・膝枕!?
いや、でも・・そんな足の上に頭をだなんて・・そんな・・え・・・
それが普通なのはわかっております!わかっておりますが、その・・
私が膝枕をしてるところを小町に見られでもしたら・・うぅ・・
わかりました。・・そうですね、癒しを提供するために、はじめたこの企画
それならば、耳掃除をされる側は安心して耳掃除をされる状況でなければ
いけません・・座ります。・・う、痛くありませんか?・・・
どうですか?・・ハァハァ・・緊張しすぎて・・うぅ・・少し落ち着くために
数を数えさせていただきます。善行が1回善行が2回・・・善行が3回・・
・・なんだか気持ちが楽になりました。それでは引き続きがんばりますね!
ん・・善行が781回、善行が782回・・っと、お疲れ様です。
こちらは綺麗になりましたよ。さあ、次は反対を向いてください。
んしょ・・さっきよりも・・んしょ・・気持ちに余裕がでてきました。
よいしょ・・んしょ・・っと。よいしょ・・いかがですか?
気持ちいですか?うふふ・・そういっていただけると嬉しいです。
んしょ・・よいしょ・・では、少し静かにしていますので
お休みになってください。んしょ・・よいしょ・・・
ふぅ・・お疲れ様です。終わりましたよ・・。
いかがでしたか?それはよかった。最初はドキドキしてしまいましたが
ホッとひと安心です。