小野塚小町
咲夜:・・・遅い。すみませんね、もう少しお待ちください・・
小町:ごめんごめん!遅くなっちゃった。
咲夜:いつまでお客様を待たせるつもりですか!
小町:だってさぁ・・舟にのってきた魂の話がおもしろくておもしろくて・・
咲夜:まったく、ではよろしくお願いしますよ。
小町:あいよ!・・へへ、ごめんねお兄さん。だいぶ待ったかい?そっか・・えーと・・
今から何すんだっけ?あ!そうだ、耳かきだよ耳かき。ごめんごめん。
確か何日か前にメイドさんから預かった耳かきがあったはずなんだけど・・んー?あれ?
あ、あった、これだ。よっし、んじゃちゃっちゃとはじめよっか?
ほら何してんだい、膝枕されなよ。は?恥ずかしい?・・あのさ、たかが膝枕だろ
さっさとしなよ・・ん、おー結構あるね・・んしょ・・よっと、痛かったら言うんだよ
よ・・んしょ・・これ、結構ハマるね・・んしょ・・なかなかおもしろい・・
え?人の耳で遊ばないでくれ?・・あはは、・・よいしょ・・あ、固いねえ。こりゃ
でもさぁ、あたしだったら人に耳掃除されるなんて嫌だけどね・・
うん、だって怖いだろ?・・もし痛くされたらって思ったらゾっとするよ・・。
あ、ねえねえ・・ぞっとするといえばさ・・こないだ映姫様が・・※AD フェードアウトします
んしょ・・んで・・何が言いたいかって言うとさ、かつら剥きは・・あれ?
おーい、おーい・・ったく、フーーーー。あは、起きたかい?
べっつに?ただ細かい耳垢を吹いてきれいにしただけさ。やだ、真っ赤になって・・
もしかしてゾクゾクしちゃったのかい?んふふ・・ほら、こっちの耳終わったから反対むいとくれ
よーし、 2回戦がんばるよー。んしょ・・ほうほう。ここは・・んしょ・・
よいしょ・・・っと・・んー。だろ?結構あたい耳掃除に自信ついてきたよ。
んしょ・・よいしょ・・死神の仕事は大変だろう?んー、まあ確かに大変っちゃ大変かね
でも、どんな仕事でもそうだと思うよ。楽な仕事はない・・
だから、この耳掃除もきちんとこなさなきゃね・・え?遅刻は・・あはは・・ごめんごめん
んじゃ、おしゃべり抜きで掃除していくよ・・んしょ・・よ・・・よいしょ・・・
うん、いい感じに綺麗になったな。おしまい!っと・・どうだった?
そうかい、喜んでもらえたならあたいもうれしいよ。あ、わすれもの・・フーーー
お兄さんまた赤くなっちまって・・・かわいらしいね。
帰り道わかる?・・そう、じゃあ、あたいが案内してあげるよ・・ほら、おいで。