Track 3

風見幽香

咲夜:あ、いたいた。こちらがお客様よ・・。耳かきはもってるわよね? 幽香:ええ、だいじょうぶよ。それにしてもあなたが今回の司会なんて驚きね? 咲夜:お嬢様がおもしろそうだからやってみろって言いだしたの。 幽香:吸血鬼の言いそうなことだわ・・じゃあ、さっそくはじめましょうか? 咲夜:宜しくお願いね。 幽香:見て・・綺麗でしょ?あなた、花は好き?・・そう、・・耳掃除はどこでしようかしら    あ、ここがいいわ。はい。私が座ってあげるからあなたはここに膝枕なさい    いい?花を踏んだりしたらただじゃおかないわよ。・・・・さあ、どうぞ    まずこっちの耳からね。あら・・なかなか素敵な耳の形じゃない。    ええ、かわいらしいわ・・・んしょ・・どう?痛くはないでしょ?精一杯優しくしてあげてるし    んしょ・・よいしょ・・他の人の耳かきも経験した?    まあ、最初にこの企画を聴いたとき、まさかこれだけの人やら妖怪やらが集まるなんて    誰も思わなかったからね・・でも、結局はみんな何だかんだ言いながらしてあげてるし    この企画は大成功なんじゃないかしら?・・ん、大きいのがとれそう・・    ねえ、そんなに緊張することはないわよ。あたしがそんなに怖いの?・・・    耳かきて言うのは、もっと癒されるものなんじゃない?・・・ほら、リラックスしなさいよね    ・・・・いいわ、少し黙っててあげるから目を閉じて・・耳掃除されてなさい。    んしょ・・よいしょ・・ふぅ・・終わったわよ。どうだった?    うん、気持ちよさそうによだれ垂らしてたしね。いいのよ、それよりほら。次は反対むいて    さっさとしなさいよ。ん・・なるほどね・・やっぱり、あなたの耳とても可愛いわ    ほら、膝枕されなさい・・・んしょ、いい感じね・・よいしょ・・よっと・・・    痛かったらすぐに言うのよ。わかった?・・んしょ・・よ・・・楽しい・・    ちょっと、楽しくなってきちゃった。うふふ・・・よいしょ・・あ、これは大きいかも・・    なに?今集中してるんだから話しかけないでよ。    ふぅ・・・もう、ないみたいね。はい、起きなさい。うふふ・・楽しかったわ。    途中から耳掃除なのに、自分が一番楽しんじゃった。・・・どうだったかしら?    気持ちよかった?そう・・だったらいいけど、あなたの耳の形好きだから、気が向いたら    また耳掃除してあげてもいいわよ? ええ、任せなさい。    じゃあ、気を付けて帰ってね。