風見幽香
咲夜:あ、いたいた。こちらがお客様よ・・。耳かきはもってるわよね?
幽香:ええ、だいじょうぶよ。それにしてもあなたが今回の司会なんて驚きね?
咲夜:お嬢様がおもしろそうだからやってみろって言いだしたの。
幽香:吸血鬼の言いそうなことだわ・・じゃあ、さっそくはじめましょうか?
咲夜:宜しくお願いね。
幽香:見て・・綺麗でしょ?あなた、花は好き?・・そう、・・耳掃除はどこでしようかしら
あ、ここがいいわ。はい。私が座ってあげるからあなたはここに膝枕なさい
いい?花を踏んだりしたらただじゃおかないわよ。・・・・さあ、どうぞ
まずこっちの耳からね。あら・・なかなか素敵な耳の形じゃない。
ええ、かわいらしいわ・・・んしょ・・どう?痛くはないでしょ?精一杯優しくしてあげてるし
んしょ・・よいしょ・・他の人の耳かきも経験した?
まあ、最初にこの企画を聴いたとき、まさかこれだけの人やら妖怪やらが集まるなんて
誰も思わなかったからね・・でも、結局はみんな何だかんだ言いながらしてあげてるし
この企画は大成功なんじゃないかしら?・・ん、大きいのがとれそう・・
ねえ、そんなに緊張することはないわよ。あたしがそんなに怖いの?・・・
耳かきて言うのは、もっと癒されるものなんじゃない?・・・ほら、リラックスしなさいよね
・・・・いいわ、少し黙っててあげるから目を閉じて・・耳掃除されてなさい。
んしょ・・よいしょ・・ふぅ・・終わったわよ。どうだった?
うん、気持ちよさそうによだれ垂らしてたしね。いいのよ、それよりほら。次は反対むいて
さっさとしなさいよ。ん・・なるほどね・・やっぱり、あなたの耳とても可愛いわ
ほら、膝枕されなさい・・・んしょ、いい感じね・・よいしょ・・よっと・・・
痛かったらすぐに言うのよ。わかった?・・んしょ・・よ・・・楽しい・・
ちょっと、楽しくなってきちゃった。うふふ・・・よいしょ・・あ、これは大きいかも・・
なに?今集中してるんだから話しかけないでよ。
ふぅ・・・もう、ないみたいね。はい、起きなさい。うふふ・・楽しかったわ。
途中から耳掃除なのに、自分が一番楽しんじゃった。・・・どうだったかしら?
気持ちよかった?そう・・だったらいいけど、あなたの耳の形好きだから、気が向いたら
また耳掃除してあげてもいいわよ? ええ、任せなさい。
じゃあ、気を付けて帰ってね。