Track 5

05_ダークエルフのメイドさんによる耳舐め

05_ダークエルフのメイドさんによる耳舐め 「ご主人様? お呼びでしょうか?」 「もしや、また性的興奮を覚えてしまって、ちんぽが、ということでは――」 「……ない? それはまた……何というか珍しいことですが、喜ばしいことです」 「と言いますかご主人様? 興奮を覚えていないなんて、体調でも悪いのでしょうか? 体調不良でしたらさっさと病院へどうぞ」 「まあ、体調不良でなくとも頭やちんぽの病院へは行くべきかと常々思っておりますが」 「と、お話の腰を折ってしまいました。御用というのは何でしょうか?」 「……」 「……はぁ、モジモジとなさっても気持ち悪いだけなのですが、ご主人様」 「性処理をお願いする時よりも恥ずかしそうにされているとお見受けしますが……一体全体どんなことなのか、流石の私も少し背筋が凍る思いなのですが……」 「……さあ、どうぞ? 御用と言うのは何でしょうか? 仰って頂けないとメイドといえども分かりませんので」 「……ふむ……ふむ……耳……は、はぁ……」 「……成程。最近ご主人様がイヤホンで何かを聴きながらニヤニヤしたり、時にはおぞましくなるような表情を浮かべていたのはそのような理由があったのですね」 「てっきりイヤらしい何かを聴いているのだろうと思っておりましたが、耳舐め音声というのに夢中だったとは」 「それで「耳舐め音声でこんなに気持ちが良いのだから、実際に耳を舐められたらどれだけ気持ちが良いのだろう」と思い、私を呼んだ、というわけですね」 「……はあ、確かに私を始めダークエルフも耳は敏感ではありますが……人間も耳が敏感だとは思いもしませんでした」 「……ご主人様は言い出したら聴きませんからね。耳舐め程度でしたら……仕方ありませんので、して差し上げると致しましょう」 「またじたばたと寝転がってダダをこねられても宥めるのが大変ですし、私もドン引きしてしまいますので」 「では、ご主人様、耳舐め、させて頂こうと思います」 「……」 「……ご主人様? その前に1つ。お手を使っての性処理のときもそうでしたが、私は耳舐め等は今までしたことがありません」 「言うなれば耳舐め処女、ということになります。実際に処女でもありますが」 「ですので、あまり上手ではないかもしれませんし、気持ち良く無いかもしれませんが……それでも宜しいのでしょうか?」 「左様で御座いますか。では、改めて――」 「……処女というワードに反応なさったのは見なかったことにしておきましょう」 『では、耳舐めのほう、させて頂きますね、ご主人様』 『ご主人様、このような感じで宜しいのでしょうか?』 『あまり自信がありませんでしたが、ご主人様の反応を見ていると大丈夫そうで安心しました』 『ふぅ。こちらのお耳だけではなく』 『こちらのお耳も』 『あら、ご主人様? こちらのお耳のほうが反応が宜しい気がしますね』 『ご主人様はこちらのお耳のほうが敏感だったりするのでしょうか』 『ですが』 『こちらのお耳を舐めても宜しい反応、なさりますね』 『もしやご主人様、お耳を舐められてどんどん快楽が増しているのでしょうか』 『ほら、やはりどんどん反応が宜しくなっていっているように見受けられます』 『……お耳が敏感なダークエルフよりもお耳で感じていらっしゃいますね、ご主人様は』 『では、もう少々強めに』 『あらあら、一段と反応が良くなりましたね、ご主人様』 『少し強く舐めただけですのに、こんなに反応して頂けるなんて』 『さすがご主人様、気持ち良いことには身体が従順なのですね』 『ちんぽだけではなく、お耳でも快楽を感じてしまわれるなんて、本当に……はぁ……』 『さて、これぐらいお耳を舐めればご主人様もご満足――では、なさそうですね』 『お耳舐め、射精と違って終わりが分からないので困るところですね……はぁ……』 『ですが、精液の片付けをしなくて済むのは、少し嬉しいかもしれません』 『あらあら、また反応が宜しくなりましたが……『精液』という単語に反応したのでしょうか』 『……ふぅ』 『ご主人様? 何かご希望の舐め方は御座いますか? 私の浅い知識ではこれ以上思いつかないのですが』 『いつも聴いている耳舐め音声ではどのようにされているのか、お教えくださいませ』 『……ふむ……ふむ……耳の……奥まで……』 『畏まりました。では――』 『このような感じで……宜しそうですね。では、続けさせて頂きます』 『あらあら、一段と心地良さそうな性欲おばけのご主人様』 『まさか……ちんぽを大きくしていたりは、しませんよね? ご主人様』 『ちんぽを大きくなさるのは勝手ですが、お耳舐め中はお手伝い出来ませんので悪しからず』 『ですが、ちんぽをシコシコしたいのであれば、どうぞご自由に』 『ちんぽも気持ち良くなりたいのであればご自分でどうぞ』 『お耳舐めの感触を味わうことに集中したいのであれば、それも宜しいかと思いますよ、ご主人様』 『ほら、ご主人様? 私の舌が届くぎりぎりの範囲まで、舐めて差し上げますよ』 『如何でしょうか? ご主人様』 『お耳の奥まで舐められてしまうと……やはり、とても気持ち良いのでしょうか?』 『聴かなくても分かる程に反応して下さって』 『ご主人様は本当に快楽に従順な性欲おばけですね』 『ほら、ご主人様? 私にお耳を舐められながらちんぽをシコシコするのも良し』 『お耳舐めの快楽を思う存分享受するも良しですので』 『思う存分、快楽を味わって下さいませ』 『ご・しゅ・じ・ん・さ・ま』 『思う存分、気持ち良くなって下さいませ』 『ご・しゅ・じ・ん・さ・ま』 『せ・い・よ・く・お・ば・け・の、ご・しゅ・じ・ん・さ・ま』 「ふぅ。ご主人様? お耳舐めはこのくらいで宜しいでしょうか?」 「流石に……慣れていない行為ですので……少々お口が疲れてしまいましたので」 「ご主人様も……満足頂けたようですので、本日はここまで――」 「……」 「……はい? 1つだけお願い、というのは何でしょうか?」 「お耳を舐めてくれたのだからちんぽも舐めてくれるだろうとか、そのような浅はか極まりないお話でしたら数日有給を頂くレベルでお断りさせて頂きますが」 「と、いうわけでご主人様? お願いというのは何でしょう?」 「……」 「……は、はあ。「お耳を思いっきり吸ってみて欲しい」ですか」 「なかなか理解出来ないお願いではありますが、その程度でしたら全然構いません」 『では、ご主人様? お耳のほう、思いっきり吸わせて頂きます』 『……では、いきますね』 「ちゅーっ」 「ふぅ」 『こちらも』 「ちゅーっ」 「ふぅ」 「このような感じで宜しかったでしょうか? ご主人様」 「と、聴くまでもなく宜しかったようで良かったです」 「では、お耳舐めも済んだ事ですので、私はこの辺で失礼致します」 「お耳舐めでスッキリなさったのか、はたまたちんぽが元気になってしまったのかは私には分かりませんが」 「もし、もしも、万が一にもどうしてもちんぽが我慢出来ないのであれば……呼んで頂ければ参るかもしれません」 「それでは、私はこれにて」 「……」 「ちゅっ」 『本当にご主人様は……ご主人様なのですから。まったく』