真藤由紀 キャリブレーションモードよ
キャリブレーションモード
SE 扉から誰かが入ってくる 由紀ふりかえって
01由紀 「あら、いらっしゃい。どうしたの?具合が悪いのかしら?」
(今日は収録の日ですよ)
02由紀 「……ああっ、今日は収録の日でした。ごめんなさい、わたしったらうっかりしていて……」
03由紀 「こほん。まずはキャリブレーションモードの説明から、でしたね。このモードは、皆様がお使いになる端末のボリュームを操作して、わたしの声をちょうどいい音量に合わせてもらうモードです」
04由紀 「このモードで聞きやすい音量に設定していただければ、この後の本編でも、とってもいい感じに聞いていただけると思いますよ」
05由紀 「えーと?台本によると次はー……スリーサイズ、ね。ふふふ。先生のスリーサイズなんて聞いてどうするのかしら?そんなにわたしの胸が気になる……?」
06由紀 「……そうね、この後の本編で、あなたがわたしの言うことをちゃぁんと聞いてくれるなら……教えてあげてもいいわ?ちゃんとわたしの言うこと……聞いてくれるかしら?」
SE ギッっと椅子がなる(吸い息大きく、息を吹きかけて)
07由紀 「ふーっ……、ふふ……いい子ね。 わたしのスリーサイズは92・60・87。どうかしら、気に入ってもらえるかしら?ふふ」
SE ギッと椅子が戻って
08由紀 「さぁ、そろそろ始めないとね。この後の本編、約一時間……わんなわー。楽しんでね。うふふ」