Track 5

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5勝利

「う、ぐうう、んんっ!」 男が容赦なく、抜き差しを楽しんでる。 くそ…私はこのまま…オモ?ャになるの…? 「ううぐ、んんっ、ぐうう…」 苦しい…首のロ?プがどんどん食い込んでくる。 世界が、だんだん白くなって、見える範囲が小さくなって…。 おまんこが気持ちいい音を出しちゃう… 「そんなの…そんなの…」 男の笑い顔の向こうに、小さな私と、父と母…3人並んでる姿が見えた。 「うごおおおおおおおおおおっ!」 私は?に沸いてきた力を声に出した。 「くそっ!」 私は、男がちんぽを突きだしてくるのに合わせて、お尻を思い切り、キン??にぶつけてやった。 (ぶつかるSE) 「やった!」 さすがの大男もキン??を鍛えることなんて出来ない。 「ざまぁみろよ!」 私はロ?プに絡まる体を無理矢理抜いて、立ち上がる。 「お返しよっ!」 私は小さくジャンプして、一回?の力をつけた蹴りを放つ。 ロ?リング?バットは?った通り、片膝をついたままだった男のあご先に、かするようにヒットした。 ?から?わった振動が?に届いて、男の動きが一瞬?まる。 キン??同様、?みそだって、宇宙飛行士でも簡単には鍛えられないんだ。 「しゃああ、このぉっ!」 私は、男の首を腕に抱きこむ。 「くらえっ!」 そのまま、コ?ナ??ストを蹴りあがって、回った。 壁、天井、床、視界がぐるぐる巡る。 (?くようなSE) 父が見せてくれたプロレスビデオの中でも、すごく?麗だった技。 私みたいな小さな体の人が使って、相手を吹っ飛ばした、スイングDDT。 その映像の通り、男は顔面をリングの床にぶつけて、?がった。 「終わりじゃないからっ!」 ここで、やめたら?メなんだ…この見せ物にフォ?ルやカウントはない。 ないなら、相手が動かなくなるまでやるしかない! 私は男に飛びついて、後ろから、?ョ?クスリ?パの体勢。 けど、これは違う技。 私の細い腕を、男の頸動脈にめり込ませて、?道の送襟締め(おくりえりじめ)の要領で、落とす。 「うあああああおおおおっ!!」 私は、私が聞いた事がない、覚悟をこめた声を響かせる。 「ううあああっ!」 それが、かすれて消えた時に、男の体から、力が消えた。 (ゴングSE) 「よし…」 私は立ち上がって、見えない窓のほうへアピ?ルした。 そうして見せたのは…これから私を?ってくれた、あの映像を取り戻すためじゃない。 もう、壊れちゃったものは、どうにもならない。 男を落としてまで勝ちを奪った私は、もう戻れない。 だから、ここで、何としても勝ち残って…。 私をここに突き落とした両親に、まだ生きてるって見せつけてやる。 そうしてたら、あの人たちは、きっと助けてくれって、悪びれもせずやってくる。 「その時は、あんたたちの境遇を、笑ってやるから」 そうして冷たく、捨ててやる…そういう復讐をしてやるんだ。 そのために、生きてやる!

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