お兄さん、ワタシと遊ばない
お兄さん。ねぇ、そこの格好いいお兄さんってば。
そうそう、あなたのことだよ。
やっぱり。思った通り、綺麗な顔してる。
ふふ、格好いい、ってことだよ。
それよりさ、私とちょっと遊ばない?
こんな時間に一人でうろついてるって事は、そういう相手もいないんでしょ?
あぁん、もう、つれないなぁ。
別に変な客引きとかじゃないし、怖い人が出てきたりもしないって。
単純に、お兄さんが好みだったから声をかけただけ。
私も遊ぶ相手がいなくて暇してたんだ。
ほらほら、私みたいな綺麗な子に逆ナンされるんだから、お兄さんだって悪い気はしないでしょ?
えへへ、この先に私がよく行くお店があるからさ、二人で飲もうよ。
だーいじょうぶだって、ぼったくりとかじゃないから。
ほら、早く早く。へへへ、お兄さんみたいな人を見つけられるなんて、今日は良い日だなぁ。よぉし、飲もう飲もう。
ふぁー、ちょっと飲み過ぎちゃったかな。お兄さんお酒強いんだねぇ。
私も楽しくなってきてついどんどん飲ませちゃったけど、大丈夫?
あれ、ちょっとふらふらしてるかな?
しょっぱなからトばしすぎちゃったね。
それじゃあさ、ちょっと早いかもだけど、休憩、する?
あは、なにスケベな顔しちゃってるのさ。さっきまではそういうの全然興味ないですーみたいな感じだったくせに。お酒入ってそっちの気持ちもムラムラしてきちゃった?
ふふ。いいよ。まだまだ夜はこれからだし、二人でとことん楽しんじゃおうか。
ほら、歩ける?転んで怪我したりしないでよ?せっかく良い素材の顔なんだからさ。
ふふふ。さ、行こうか。