01.【囁き耳舐め手コキ編】
……。ふぅ。よく来ましたね。そこにお座りなさい。
私に呼び出された意味、わかっておりますね?
……。これです。貴方の部屋にあった、この本。
……貴方はもう大人です。それは姉である私もよくわかっております。
ですから、性欲を促すような本を買うことは、まぁ……百歩譲って良しとしましょう。
ですが、大人だからこそ、このような……。
女性になじられて喜んでいる内容の本は、どうかと思うのです。
わかりますね?
…………。はぁ。心配です。貴方、周りの女性に対して歪んだ劣情は抱いていないでしょうね?
……いえ、この際もう仕方ありません。貴方の性欲処理はこれから私がします。
欲望をある程度発散しておけば、間違いを犯すこともないでしょう。
……なんです。不服ですか。いいから服を脱ぎなさい。命令です。
……強く言われると断り切れないのは、昔からですね。
貴方がこのような性癖になったのも、私に一因があるのかもしれません……。
まぁ、考えても仕方のないことです。
さ、脱ぎ終わりましたね。
私もこういったことは初めてですから、不慣れではあるのですが。
……なんです。文句がおありですか。ほら、こっちを向きなさい。始めますよ。
ん、と……。それでは、触りますよ。……んっ……あぁ、なんだか不思議な触り心地ですね。
ふにゃふにゃしているかと思えば、なんだか芯があって。
こう、握ったまま擦っていけばよいのですよね……?
貴方の持っていた本にはそう書いてありましたよ。
んっ……っふ……っふぅ……。おや、硬くなって……これが勃起というものですか。
……なに? 姉様の吐息がいやらしかった、ですって?
ハァ、何を言うかと思えば……。随分節操のないこと。
ま、仕方ありません。吐息くらいで興奮できるのでしたら、耳元によってあげますよ。
(囁き)
んっ、ふっ、ふぅ……。んっ、んっ、んっ……。っふ、んっ、んぅ……。
すぅ……ふぅ。すぅ……ん……。っは、はぁ……ふぅー……。
しかし、どうすればよいのか、んっ、中々わかりませんね……。あぁ、そうだ。
貴方は顔に出やすいですから、表情をじっと見ていれば反応がわかりやすいでしょう。
んー……こう……いえ、こうですか……?
あっ……ふぅん……あからさまに目をそらしますね。こら、こちらを見なさい。
……。こちらを、見なさいっ。……おや、握るのを強めたら反応が変わりました。
成程……こうして強めに握られるのがいいのですか。ふふ。
(囁き)
強く責められて興奮するなど……やはり貴方は、被虐趣味があるようですね。
姉様、知っていますよ。そういうの、マゾヒスト……と呼ぶのでしょう?
くすくす。身体を縮こめてしまって。別に怒ったわけではありませんから。
ねぇ、姉様に教えて? マゾヒストさんは、どんなことをされたら喜ぶのです?
……くす。はぁはぁしているだけじゃ、わかりませんねぇ。
仕方ありません。手探りでやっていくしかないようですね。
ふふ、ゲームをするみたいで、少し面白い。まずはこのまま……手で、扱いていきましょう。
しっかり握って、上下に、上下に……。んっ……んっ……。
んっ……気持ちよさそうな顔をして……なんて単純なんでしょう。
(囁き)
どうやら貴方は……先端の方が弱いみたいですね……。
手が先っぽを擦るたびに、身体をびくつかせていますもの。丸わかりです。
んっ……ほらほら、姉様の手が、すりすりーって当たってしまっていますね……。
んっ、んっ、は、んっ……。あぁ……そうでした。
貴方は、吐息を耳にかけられるのも好きなのですよね。
んっ、はぁ……っふ、ん、ん……。ふぅ、すぅ……んっ、はぁ……。
は、んん、ふっ……ふぅ。んー……ん、はぁ、ふぅ……。
すぅ……ふぅ……。んんっ……ふぅ……。
はぁ……ん、どうです、気持ちいいですか。……気持ちいい、みたいですね。
んっ、んっ、んっ……。っはぁ……んぅ……単純、ですね。
ふぅ……こうして、吐息をかけられるたびに……んっ……。
身を震わせて……くすっ……そんなにお好きですか……ぁ、はぁ……。
姉様の……吐息……。くすくす……。
ほら、ふぅーっ……。股間も、硬くしてしまって……息も荒くなって……。
あーあー……はぁ……なんてひどい姿……。
これでは、姉様が……んんっ……いじめているみたいではありませんか……。
違いますよね……ふぅっ……姉様は……いじめてなんか、いないもの……。
マゾヒスト……ん、ふぅ……マゾヒストの貴方が、勝手に興奮しているだけ……。
はぁっ……もう少し、手の速さを上げてみましょうか……。ほら、どうです?
姉様の手、もっと気持ち良くなっちゃいますよ……。すりすりすりすり……。
んっ……ふぅっ……。っはぁ……指を、筋に這わせて……。
んっ、んっ、んっ……くす、いい、みたいですね……。とっても、硬い……。
はぁ……んぅっ……熱い、ですよ……。貴方の……んっ、ふぅ……。
あぁ、そうです……息を吹きかけられるのが好きなのでしたら、耳を……。
ん、くちゅっ、れろれろっ……ふぅ。ふふ。こうして舐められるのは、どうでしょうか。
もう少し、試してみましょう……。
んんっ、あぁ……ちゅくっ。ぬちゅぬちゅっ……ちゅぷちゅぷちゅぷっ……。
れろっ……れろぉっ……ん、ぬちゅっ……にちゃ、にちゃっ……。
れるぅっ……んぁ、やっぱり……。思った通り。
とても、反応しておりますね……。貴方、お耳が弱すぎではありませんか?
んちゅっ、ちゅるちゅるちゅるぅ……、ぬちゅっ、んふ、ぬちゅ、ぬちゅぅっ……。
ほら……じゅるるるっ、くちゅくちゅ……れろ……れろぉっ……。
お耳、敏感ですね……ふぅ……くちゅっ、れろれろれろっ……。
はぁ……お耳を舐められ……股間を扱かれ……喘ぎ声を出すなど……。
じゅるっ、くちゅくちゅっ……私の弟は、マゾヒストになってしまったのですね……。
んっ……ちゅるっ、ちゅくっ、くちゅくちゅくちゅくちゅくちゅっ……。
ほら、先の所を、ごしごしごしごし……にちゃ、れろれろれろれろぉっ……。
くちゅっ、姉様のなすがままじゃありませんか……男なのに、情けない……。
ほらほら、ねちゃ、じゅるるっ、ふぅっ……お耳気持ちいいですか……。
情けない、マゾヒストさん……ちゅぷっ、ぬちゅぬちゅぬちゅっ……。
……くす。はぁはぁと……姉様に、れろぉっ、こんな姿を晒して……。
ふぅーっ……恥ずかしくは、ないのですか……にちゅにちゅぅっ……。
あぁ、もう考えることもできてないのかしら……くちゅくちゅっ……。
んっ、はぁっ……ねちゃねちゃ……ぐちゅ、ぐちゅぅっ……ん、ふぅ……。
ぁ、むちゅっ……ちゅ、っちゅぅっ……っふ、ん、くちゅくちゅっ……。
れろれろっ……あぁ、ここですか……れろれろれろれろぉっ……。
ちゅくちゅくちゅくちゅくっ、じゅるるるるぅっ……。ん、はぁっ……。
にちゃっ……ぁんっ……じゅるじゅるじゅるぅ……はぁ……ねちゃ、ねちゃっ……。
じゅるっ……じゅるっ……ぬちゅぬちゅぬちゅぬちゅっ……ふぅっ……。
あむぅ……くちゅり、にちゃにちゃにちゃ……ぁ、れろれろれろ……。
ほんと、わかりやすい反応……じゅるっ、にっちゃにっちゃにっちゃ……。
ちゅっぷ、つぷつぷつぷぅっ……。んぅ……じゅるじゅるじゅるっ……。
ん、もう出そう、ですか……。ちゅるちゅる、なるほど……ぴちゃ、ちゅぷっ……。
んぁ……いいですよ、姉様はこうして……くちゅっ、れるれるぅ……。
耳を、んちゅっ、舐めていますから……にゅる、じゅるぅっ……。
お好きなだけ、出しなさい……んちゅっ、くちゅっ、ちゅるちゅるっ……。
じゅるっ、じゅるるるるるっ……んちゅっ、くちゅくちゅくちゅっ……。
んぁ、れろれろれろぉっ……にゅるっ、ちゅくちゅくっ……れろぉっ……。
じゅぅ、にちゃにちゃ……れるれるれるっ……ん、ちゅぷちゅぷっ、じゅるぅっ……。
はぁ……ねちゃねちゃ、れろれろ……じゅるっ。ぢゅるるるるぅ……。
くちゅっ、にゅるにゅるぅ……ちゅっ、ちゅぅぅっ……ちゅぷっ。
んっ……ふぅ……。随分、出したものですね……。ん、れろぉっ……。
くす。これで、終わりですか。んぅ……手がべとべとです……。
まぁ……これだけ出したのなら、変な気も起こさないでしょう……。起こしませんね?
……いいですか。貴方が変なことをしないよう、姉様が見ていますから。
忘れることの無いよう。お願い致しますよ。
それでは……お疲れさま。