騎士の『王との謁見~とある騎士の物語~』
■トラック1『王との謁見~とある騎士の物語~』
//SE 重い扉を開く
//ダミーヘッド位置・9(正面・遠い)
【騎士ちゃん】
「失礼します」
//SE 足音
【騎士ちゃん】
「お久しぶりです、王。最後にお会いしたのは円卓会議の時ですから、
1年ほどでしょうか。ご無沙汰しておりました」
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【騎士ちゃん】
「この度は癒やし競技会なるものを開催すると聞き、
ぜひ、我が王に力をお見せしたく参加させて頂きました」
【騎士ちゃん】
「兵たちからは脳筋だの女だと思えないだの嫁スキルと騎士スキルを引き換えているだの言われておりますが、
マッサージなどは得意なのです。実家のおばあちゃまもよく褒めてくれましたし」
【騎士ちゃん】
「騎士として戦うだけでなく、我が王の力になりたいのです。
私に……王を、癒やさせていただけますか……?」
【騎士ちゃん】
「……! ぁ、ありがとうございます! がんばりますのでっ!」
//ダミーヘッド位置・7(左・近い)
//声 ささやき
【騎士ちゃん】
「今まで……色んな女性に気持ちよくしてもらったのでしょうが……、
今日は…………私が……いちばぁん…………」
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
//声 ささやき ゆーっくりしゃべる感じで
【騎士ちゃん】
「きもちよく……いやして、さしあげますからね…………」
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
【騎士ちゃん】
「しかし不思議なのですが……うちの兵士たちがやたらと止めたがっていたのですよね。
騎士様は勘違いなさってるとか、おぼこい騎士様には無理だとか……」
【騎士ちゃん】
「……おぼこ? というのはどういう意味なのでしょう。
兵たちに聞いたら、はぐらかされてしまったのですが……」
【騎士ちゃん】
「まぁとにかく、私に出来ることなら何でも致しますので、
好きなことをご命令くださいませ、我が王」
//ダミーヘッド位置・3(右・近い)
//声 ささやき
【騎士ちゃん】
「それでは最初は、癒やしの定番……。
私の太ももを枕にして……横になって、くださいますか……?」