はじめましてのサシ飲み会
まったく…セリカには困ったものだな。
せっかくの飲み会の当日にドタキャンとは…
ん?あぁ、連絡は私からしておくから大丈夫だ。
初対面同士の我々の間に入ってお互いを紹介するのがあいつの役目だというのに…
…なぁ?キミもそう思うだろう?
しかしせっかくこうやって知り合った縁だ。
このまま乾杯もせずに解散というのも寂しいじゃないか。
私としてはキミとお近づきになりたいと思っているのだが…キミはどうかな?
ふふふ…嬉しいよ。じゃあそっちに行かせてもらうかな。
改めて乾杯と自己紹介だ。
私は東堂 静、という。職業は医者をやっている。
何かあったらいつでも訪ねてくれ。
…と言いたいところだがいわゆるウィメンズクリニックだからな。
あまりキミが来ることはない…かも、な ふふっ。
セリカとはそこそこ長い付き合いでね。
あいつの店の定期検診の実施先がウチの病院ってわけさ。
キミのことは…ふふっ実はもう色々聞かせてもらっているよ。
なかなか良い性癖をしているそうじゃないか♡
ふふっ、恥ずかしがることはないさ。
例えば嗜虐的な面と被虐的な面というのは誰しもがその片鱗を持ち合わせるものだし
乳首が感じるというのも健康な人間としてはごく当たり前のことだ。
……ただまぁ…乳首の刺激による射精が可能なオスはちょっと珍しいかな♡
顔が赤いぞ?飲みすぎたか?
ふふっ…色々聞いている、と言ったろう?
キミが乳首をいじられて…耳元で言葉でも責められ…女の言いなりになって
情けなく射精させられるのが好きな変態だ、ってな…♡
いやいや、勘違いしないでくれ。非難したり軽蔑しているわけではないんだ。
むしろ、私も一般的な尺度で見れば立派な変態だよ。
あまり人前で言うのも憚れるんだが…あまり屈強な男に抱かれたい、とかは思わなくてね。
従順な可愛い男の乳首を徹底的にいじめて…辱めて…犯すことに興奮するタチなんだ…♡
ふと思ったんだが…キミと私…なんだか仲良くなれそうじゃないか?
犯されたい男と犯したい女…相性ピッタリな気がしないか?
…どうだい?試して…みるか?
…ん?…ふふっ、本気だよ。冗談なわけない。
私はかけひきが苦手でね…というより勝てると思った勝負しかしないんだ。
キミはもう私に犯されてみたいと思っている…そうだろ?
なら遠慮なんかする必要ない。
遠慮なく…私に犯されろ♡
ここからだと…そうだ、ちょうど私の病院が近い。
早速来ることになりそうだな。
そこで2次会といこうじゃないか。
さっ、行くぞ♡