終わる世界と始まる世界
【アーリエル】
ん、ぅ……っ……はっ、ぁあ、ぁ……っ……っ………
んっ……っ、ぁ、ふ、ぅう……っ……は、ぅうん……
ん、ふう、ぅ…っ、おつかれさま、でした…っ
とってもステキでしたよ、王子……
今しばらく、このままで……っ
繋がったまま、抱き合ったまま、いさせて、ください……
…っ………ん………ぅ…っ………は、あぁ、ぁ……っ……っ………
……ビックリ、しましたか……?
今までとは、かなり違った攻めに、なってしまいましたから……
実は、ですね……外の状況に、大きな変化がありました……
あなたの許婚がいるカーネリア公国が……
我が国の侵略により、陥落しました……
それにより、この大陸には小さな国家が点在するのみとなり……
続々と我が国に投降、降伏する国が出てきている状況です……
近いうちにこの大陸は、この国の元に統治、支配されることでしょう……
その流れによって、精取官は事実上のお役御免となり……
近く、国の暗部として、歴史から抹消されることになります……
他国が付け入る隙を無くす算段でしょうが……
この国らしい、姑息な尻尾切りだと思います
筆頭である私も例外ではなく……
捕虜同然の身として、地下に未来永劫、幽閉されることとなりました……
でも、これでよかったのだと、思います……
これでようやく私は、未練を断ち切ることができました……
もしかしたらもうお気づきかもしれませんが……
私は元々、この国の皇家の人間だったのですよ……
第三皇女アーリエル……それが、本当の私です……
早い段階で存在を抹消されたので、聞いたことはないかと思いますが……
この国の皇帝は男児に恵まれず、血筋には女の子しかいなかったため、
次期皇帝の座は、三人の皇女の中から選ばれることになっておりました……
そしてその争いは僅差などではなく、圧倒的に私の有利で進んでおりました……
見た目はそれほど変わらないはずなのですが……
二人の姉はそれはもう露骨にアピールしていて、心の中で煙たがられていたそうです……
対照的に私は、そのようなことは関係なく、誰とでも普通に接していて……
今思えば恐らく、それがみなの心を掴んでいたのだと思います……
彼女たちがどんなにアピールしても、私から重臣たちの心を奪えないと悟ったとき……
ついに強引な手段を講じ始めました
間者を使い、あることないこと、私の悪評を広め始めたのです……
謂れもない無根の事実に、私は否定の意を示し、最初はみな私の味方をしてくれていたのですが……
それはいつしか、民衆の間で小さな噂から大きな噂へと変化して……
まるで、燻っていた炎が一気に燃え広がるように、私は悪者と化していました
そうすると、皇宮内にも私から手を引く者が現れ始めて……
私の味方を続けていると、自身の立場まで危うくなってしまうから……
一人、またひとりと私の周りからいなくなっていって……
ついには、父や母まで、私を蔑んだ目で見始めました……
居心地の悪さがじわじわと心を蝕み始め、それが人間不信へと変わった頃……
二人の姉の進言で、私は精取官という職に就くよう命じられました……
実の父である皇帝に、皇女であることを剥奪されたのです……
フッ、お笑いじゃありませんか?
父も最初は、私を一番にかわいがっていたんですよ
その後の展開は……ご想像にお任せします、あまり、私の口からは申し上げたくはないので……
ただ私は、この最低な環境から抜け出したくて……
早く戦争が終わるよう、一心不乱に技術を磨いて……
皇家の女だけが持つ魔性の女性器を武器に、100人からなる精取官のトップにまで登り詰めました……
しかし、そうやって迎えた終戦もまた、私に消えろとおっしゃるのですよ……
フフッ、面白いでしょう? 私は愉快でおかしくてたまりません
王子もまた、このままお亡くなりになるまでここで幽閉され……
未来永劫、太陽の光を見ることはできません……
申し訳ありません、本当に……
私がさっさと死んでいれば、このようなことにはならなかったかも、しれません……
たとえ嵌められたとはいえ、この国を繁栄させてしまったこと、悔やんでも悔やみきれません……
ですので……ここで一生、あなたのご奉仕をさせてください……
私にはもう、これくらいしかできることがありません……
誠心誠意、あなたの妻として……これからずっと、あなたのお世話をさせていただきます……
…許婚のことが気になりますか…?
あまり申し上げたくありませんが…もうボロボロですよ?
とても美しい方でしたからね……
たくさんの男が群がって、大変なことになっていたようですが……
その後はここと同じような部屋に捕らえられ、
お世話係の男に犯され続けているようです……
身体は穢れ、瞳は虚ろになっておりますが……
そんな彼女を見ても、愛しているといえますか?
…それくらいでは揺るがないほど、愛されているのですね……
では私は、一生をかけて、あなたのお心を寝取らせていただきます……
毎日おっぱいミルクを飲ませてあげて、毎日おちんぽミルクを搾り取ってあげて……
あなた専用となった、この三段締めマンコで、毎日を夢見心地にして差し上げます……
あなたを愛してしまったから……
英雄ではなく、私の愛撫でかわいい反応を見せる、かわいいあなたを……
大丈夫……終わることのない快楽地獄の中できっと……愛した許婚の顔も思い出せなくなりますよ……
英雄と謳われたことも忘れ、国のことも忘れ、愛した人のことも忘れ……
ただひたすらに私と、気持ちいいことだけを求める日々へ……
ふふっ、あなたが完全に堕ちる日がくるのが、とても楽しみになってしまいました……
というわけで、これからもよろしくお願いしますね…私の大好きな、寝取られ王子様…ふふ、ふふふふふっ…♪