トラック 3: リディアVSシルビア
…あら? 何かしら? 今…もしかして私に声をかけた?
その恰好…この病院の入院患者さん? 私に何か御用かしら?
ああ、もしかしてここが立ち入り禁止区域だから止めてくれたの?
ありがとう…立ち入り禁止なのはわかっているのだけど…
少しこの東病棟に用事があってね。
もうすぐ取り壊し予定って風のうわさで聞いたから…
くすっ…病院の人には内緒にしてくれるかしら?
…あら…ついてきちゃったの? だめじゃない、立ち入り禁止区域に入っちゃ(笑)
私は見つかっても平気だけど、貴方は…やめておいた方がいいんじゃない?
担当の看護師さんにこっぴどく怒られるわよ?
心配だったから…? ふふ、優しいのね。
でも、知らない人についていっちゃ駄目って、子供のころに習わなかった?
それも立ち入り禁止の場所に堂々と立ち入る人なんて、わる~い人に決まってるでしょ?
ほら、帰りなさい。今なら見逃してあげる。悪いお姉さんにこわ~いことされないうちに
病室に戻ることをお勧めするわ。
…どうしてそんな心配そうな顔をするのかしら?ああ、なるほどね。
取り壊しになる病棟の 5 階、部屋の窓を開け放って外を眺めてると飛び降りようとしてい
るようにも見え無くわないわね。大丈夫。そんなことするつもりないから安心しなさい。
ちょっと…思い出に浸って頂いただけよ。昔の…つまらない思い出にね。
ほら、あと 30 秒だけ待ってあげるから出ていきなさい。
…心配してくれるのは嬉しいけれど、あんまり優しくすると…食べちゃうわよ♪ふふ…
あら、冗談じゃないわよ(笑) 貴方結構私好みの体と顔、してるしね♪
…え? 何? どうしたの…?
…どうして手を掴むのかしら…?私は出ていきなさいって言ったんだけど…
え…? 何となく雰囲気が彼女に似てて放っておけない…? 寂しそう…?
ふふふ、何それ。口説いてるつもり?
でも彼女と雰囲気が似てる、なんて口説き文句はどうかしら?
くすくす…うーん、あまりトキメかないわね(笑)
どうせなら、彼女より好みです、って言って欲しいわ、なーんてね(笑)
彼女が寂しがってるなら、彼女のところにいってあげた方がいいんじゃない?
こーんな見ず知らずのお姉さん心配するより…ね?
…さ、もう時間切れよ。手を離して病室に戻りなさい。
…意外と頑固なのね。いいわ。なら…私の忠告を聞かなかったこと、後悔させてあげる。
彼女がいるのに他の女の心配なんかしてるからこうなるのよ…
んっ…
はぁ…ふふ、随分敏感ね?耳だけでこんなに感じちゃうなんて…性欲、溜まってるんじゃ
ないの?じゅぷ…ぺろ…
あらあら…これくらいでズボン…テント張っちゃって…は や す ぎ♡
ふふふ…ほら、勃起したおちんちん…服の上からすーって撫でてアゲル…んっ…すすすー
すごい♡ ビクンって…ちょっと感じすぎじゃない? もう顔も赤いし息も荒い…
目がとろんとして…したそう♡ 敏感ね…こんなに敏感な人、久しぶりよ…♡
たまらないわね…
…あら…イヤイヤして…抵抗?抵抗してるの?それ…抵抗になってないけど(笑)
何?彼女に操をたててるの?
ふぅん…そう。今日のは彼女との記念日なの。だから何?
彼女以外にはこういうこと…されたくないって言いたいの?
こんなにトロトロに蕩けた顔してそんなこと言っても…説得力ゼロよ?
それに私…そんなこと聞いたら余計に燃えちゃうわ。
貴方だって…彼女との記念日に他の女の人にされる…何て背徳感が凄くない?ふふふ…
んふ…これだけでもう腰砕け? 感度高すぎでしょ?
ほら…丁度ベッドもあるし、ここに横になって。彼女じゃ味わえないほど…気持ちよくし
てあげる…♪ふーー♪
何?まだ抵抗してるの?そんなお目目とろ~んおさせたまま、首を振っても…ダメ♪
おちんちんもおっきいままだしね?
ほら…ズボンとパンツもずらしてあげる♪
ほら、おちんちんぽろ~ん…ふふふ…おっきくて立派なおちんちんね…
でも童貞じゃないのね。彼女もいるみたいだし…当たり前か♪
童貞でもないのにこんなに盛ってるなんて…可愛いわね♪
お姉さんが、可愛がってあげる♪ 彼女より気持ちよく…感じさせてあげる♪
じゃあまずはお口でおちんちんを咥えてあげるわね。
匂いを…嗅がせてね。おちんちんの匂いを嗅ぐの…好きなのよ。
すんすん…すんすん…あら…?この感覚…
貴方のおちんちんから発されてるこの力…魅了の力…?
…
な る ほ ど
坊やの彼女って…ヒロインズのヒロインなの…
ふーん…
でもこれだけの力は…
シ:はぁ…はぁ…な…何をしてるの…!
リ:あら…見つかっちゃった。
シ:その人を離して!何をやってるの!
はぁ…はぁ…彼は私の恋人です!こんなことして…どういうつもりですか?!
それにここは立ち入り禁止区域です!
リ:あらあら、ナースさんに見つかったと思ったら…まさかの彼女さん登場?へぇ…
ここのナースさんだったの~…そう。じゃあこの魅了の力も貴女のものかしら?
シ:魅了の力…?貴女…いったい…
はっ…!貴女、どこかで見たことがあると思ったら…ダークローズの…リディア…?
リ:うふふ。正解♪ 貴女方ヒロインズの敵、ダークローズのトップ、リディアよ。
今日はオフの予定だったんだけど…まぁ、いいわ。
貴女たち、随分と興味深いもの。このおちんちんについた魅了の力…随分濃いわ。
貴女、随分と強い【適正者】なのね。
シ:適正者…
リ:魅了の力を持つ女性のことよ。セックスをしたのは昨日?
それでこの彼は貴女の魅了の力にあてられて、入院してるってわけね。
シ:なっ…
リ:ヒロインズに入ってどれくらい?
シ:…な、何故貴女にそんなことを言う必要が…
リ:質問には素直に答えなさい? 貴女の大切な彼氏くんは、私の傍にいるのよ?
シ:っ…い、1 年よ…
リ:そう。何度くらい戦ったのかしら?
シ:そ、そんなこと覚えているわけないでしょう?数えられる回数じゃないわ。
リ:そう。それだけ戦って力を消耗して…これだけの力が翌日も残り続けるの…
シ:…っ…な、何を…
リ:貴女、ダークローズに入りなさい。
シ:…な、何を言って…
リ:ヒロインズでいくら力を使っても、この彼氏くんとまともにSEXすることなんて
できるようにはならないわ。それくらい、本当は気づいているのでしょう?
シ:…!そ、そんなことっ
リ:わかるのよ。私には。何年経ってもまともに交われるようになんてならない。
まぁ、20 年も 30 年も経過観察したいなら止めないけれど…
そんな長期間彼には我慢させるの? 待たせた末、交われないかもしれないのに?
シ:それはっ…
リ:貴女のために言っているのよ。諦めなさい。現実を受け入れた方が身のためよ。
何より…男がそこまで性欲を我慢できると思う?
シ:…え?
リ:数年くらいは愛の力で?(笑)我慢出来るかもしれないけど…
きっとフラストレーションは溜まり続けるでしょうね。
考えないわけじゃないでしょう?
彼氏くんが他の人を好きになる可能性、他の女の誘惑に負けて交わってしまう可能性
シ:っ…!
リ:そうよね、当然ある不安だわ。
リ:いくら愛し合っていても、いくら心が繋がっていても…体の関係が上手くいかなきゃ
長くは続かない…これはね、必然よ。
シ:そんな…こと…私たちはっ…
リ:そんなわけない、私達は絶対大丈夫…
皆そういうけれど、結局は破綻する。
2 人で我慢を重ねて、お互いに最悪のENDを迎えるの。
当然よね?SEXを求めるのは本能なの。理性で抑えるにも限度があるもの。
貴女は彼と仲違いして終わりを迎えたいのかしら…?
シ:そんなわけないでしょうっ…!
リ:そうよね。なら、ダークローズにいらっしゃい。
私の手をとって、ダークローズの一員になりなさい。
そうすれば…そんな最悪のENDから、貴方達を救ってあげる。
シ:どういうこと…? 意味がわからないわ…!
リ:ヒロインズは元々ある魅了の力を使って減らして通常の女としての生活を取り戻す。
そういう考え方よ。それは、『魅了』の力が弱い子にはまぁ、悪くない方法かしら。
でも貴方のように『魅了』の力が強すぎる子には向いていない…
もともとの魅了の力が強すぎて、
通常の戦いやコスチュームに力を使うくらいじゃ減らないもの。
いくら戦っても…意味がない。
シ:…な…何を…
リ:ヒロインズの普通の子達はそんなシステムは何も知らないのでしょうね。
そもそも【魅了】の力で悩むことも少ないでしょうし…
ただ魅了の力を持っている【適正者】だと
ヒロインズのトップないしヒロインズの勧誘者に言われて、
悪の組織【ダークローズ】を倒すように命じられるだけ…
その過程で力を使って平穏無事に暮らす。自分たちは正義のヒロイン気取り。
シ:…
リ:ま、本人たちがいいのであれば、それはそれでいいのだと思うけど…でも
その方法って、自分にある力、もっといえば天性の才能、個性を殺すってことでしょ
自分の才能や個性を殺してまで相手に合わせるのって空しくないかしら…?
しかも、相手に合わせて力を無力化しても、その人が手に入るとは限らない…
なら、いっそその力を受け入れてしまえばいいと思わない?
シ:力を…受け入れる…?
リ:そう。『魅了』という力を持って生まれたことを受け入れて、その力で相手を
支配してしまうの…。そうすれば…ね?
お互い気持ちよくなれて…相手は『魅了』の力の主を裏切れなくなる。
『魅了』で意中の男を従わせるの。誰も傷つかない、何も失わない…
これってとても素敵じゃない…?
シ:本気で言ってるの…?そんなのただの奴隷じゃない…
自分の力で支配して言うことを聞かせるなんて…
リ:それはひどい偏見ね。
交わることで『魅了』という貴女の個性を猛烈に愛するようになる…
その結果、貴女の言うことをききたくてききたくて仕方なくなる…それだけのことよ
シ:詭弁よ!そんな関係に愛なんてないっ…支配なんて…!
リ:貴女の言う愛って何かしら?
SEXしなくてもずっと傍にいて、苦行のようにお互い我慢を積み重ねて育む感情?
それとも、我慢をさせていても好きでいてくれている、
そんな傲慢で自分勝手な感情を相手に受け入れさせて得る満足感のこと?
我慢を強いることは我慢を命じていることと同じではないの?
なら、それは…支配することとどう違うのかしら?
シ:そ…それは…っ…っ……っ!
リ:同じように支配するなら…お互いが幸せな方がいいでしょう?
シ:…っ…!
彼の意志がない状態で好きにするなんて…そんなの…愛以前に人間扱いじゃないわ!
魅了して彼の意志がない状態で愛されても…そんなのはっ…
リ:あら、それは誤解よ
シ:…え?
リ:彼氏君が貴女と交わると意識が飛んでおかしくなるのは、
貴女が力を持て余して制御できていないからよ。
貴女は大きな力を持っているけれど、制御するスキルがない。
シ:せい…ぎょ?
リ:そう。力をコントロールできるようになれば、
彼の意志を無くさずに交わることだってできるわ。
シ:そんなこと…
リ:できるわよ。貴女自身でコントロールすることは難しくても…私の支配下になれば。
私が貴女の魅了の力を支配して、内側からコントロールしてあげる。
そうしたら貴女もこの彼氏君も正気を保ったまま…交わることができるようになるわ.
シ:…っ…そんなこと…できるわけっ…
リ:なら、試してみる?貴女を私の力で魅了して…支配してあげるわ。
シ:っ!離れたわねっ
リ:あら、変身するの。私と戦う気?
シ:当然でしょ!彼にはもう…指一本触れさせないわ!
リ:ふぅ…人質から離れたのはミスだったかしら。
…ふぅ…今日はオフだって言ったでしょ。できれば戦うなんて面倒なこと、
したくなかったのだけど…。いいわ、相手をしてあげる。
そして負けたらもう一度考えてみることね。
…まぁ、負けた時点で選択権はないかもしれないけど。
シ:…私はね…今まで一度もダークローズに負けたことなんてないのっ!
リ:…まぁ、その魅了の力なら、そうでしょうね。貴女に敵う子はいないかもしれないわ
シ:ひれ伏しなさい!グラビティ―プレス!
リ:んっ…!重力系、ね。
予想通りの力…これだけの力を使っても魅了の力をほとんど消耗しないなんて…
やっぱり、すごい力ね、貴女。
シ:なっ…! 私の攻撃が…ほとんどきいてない…⁈ 膝すらつかないなんて…
くっ…もっと強く…! グラビティ―プレス!
リ:ん…なるほどね。これで全力?
シ:な…何故立っていられるの…!ぐっ…うううう…
リ:魅了の力の消耗は全然なのに、体力が持たなくなってきた?
当然よね。これだけの力を全力で出し続けるのは…途方もない体力を使うもの。
ま、貴女の力は大体わかったし、そろそろ私も重いのは勘弁願いたいから…
言霊で失礼するわ。『解放』
シ:な…力が…
リ:ふふ、貴女の魅了の力はとても強いのだけれど、私に及ぶほどではないわ。
言霊で貴女の力の制御を狂わせられる程度ね。
シ:そんなっ…言霊くらいでっ…
リ:さぁ、こっちの番よ。絡みつけ、ローズテールシャワー
シ:なっ…薔薇の花びらがっ上から…⁈…くっ…!落とせ、レイニーグラビティ―!
リ:無駄よ。私の花びらからは逃れられない…
それに、その技は自分の真上まで舞い上がった花びらには…意味がないでしょ?
シ:いやっ…ぁ…体についた花びらが……体に食い込んで…くるっ!ああっ…
あああああああああ!いやぁ!んぐぅ…っ!
リ:ふふ…私の花びらは優秀なの。こうして縄のように締め付けることもできるし…
貴女の力を奪うことだってできるのよ?ほぉら…ローズエナジードレイン♪
シ:ああぁあああっ…!ふあああぁぁあああ!
ぅあ…はぁ…はぁ…んぐ…はぁ…はぁ…はぁ…
リ:さぁ…貴女の負けよ。ふふ…じゃあ強制的に体験させてあげる…
…より強い魅了の力に支配される体験をね。