Track 8

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パパって、呼んでもいい?

【ルル】…ふぅ。 お風呂、気持ち良かった 【ニィナ】そう…だね。 ちょっと、恥ずかしかったけど… 【ルル】これからは、毎日三人で入りたい 【ニィナ】えぇっ、毎日は…さすがに…ちょっと 【ニィナ】え? い、いえ…家族ではありますけど。 それ以前に、私とマスターは…こ、恋人同士で…あれ? なら、問題は特になかったりします…? むしろ、関係を進めるために混浴は必要なことじゃ…っ 【ルル】ニィナ 【ニィナ】えっ、あ、何? 【ルル】私、気づいた。 さっき、マスターとニィナが家族って言っていたけど…私の、マスターの呼び方、ちょっと違うと思う 【ニィナ】違うっていうのは…別の呼び方に変えたいってこと? 【ルル】そう。 ニィナは、今はそのままで良いと思う 【ルル】でも、私にとっては、マスターよりも…ん。 …パパって、呼びたい…だめ、かな? 【ニィナ】…ふふ、良かったね、ルル 【ルル】うん。 ありがとう、パパ 【ニィナ】マスター、パパって呼ばれて嬉しそうですね。 ルル、もっと言ってあげたら? 【ルル】言ってあげる…というより、私がそう言いたい…パパ、…パパなんでだろう…心、あったかくなる…あ、パパの手…んぅ…もっと、なでなでして…ん、はぁ…パパ…好き… 【ニィナ】あぁ…何でしょう、この気持ち私まで、頭を撫でられているような心地に…あ、そういえば…。 マスターがパパということは、わ、私はもしかして……ねえ、ルル。 マスターのことはパパだけど、ちなみに私のことはどう思ってる? 【ルル】ん? ニィナは…ニィナ 【ニィナ】…そこは変わらないんだね 【ルル】ただ…ニィナは、何となく…。 強いて、言えば… 【ニィナ】…言えば? 【ルル】お姉ちゃん 【ニィナ】そこはママじゃないんだっ 【ルル】うん。 ママって呼ぶには、幼い 【ニィナ】うぅ、ルルに言われてしまいましたぁ…ただ、幼いということは、若いという意味もあるので、そこは嬉しいかも… 【ルル】ニィナは、ニィナお姉ちゃん 【ニィナ】…あ、でも意外と良いですね、お姉ちゃん。 マスター、私お姉ちゃんになっちゃいました。 えへへ…どうでしょう? そう、見えますか? 【ニィナ】…何でしょう、その誤魔化すような笑いはルルからすれば、お姉ちゃんなんですからね。 そんな、子供っぽいって感じで見なくても良いじゃないですかぁ私…マスターの、恋人…なんですから 【ルル】んぅ…すりすり 【ニィナ】…ルル? どうしてさり気なくくっ付いてるの? 【ルル】パパだから。 甘えてる 【ニィナ】わ、私だって甘えたいのに……マスター、すりすり、です 【ルル】パパ、お返しのなでなで、ちょうだい……ん、ふわぁ… 【ニィナ】マスターっ、私にもなでなで、ほしいです。 ください、なでなでぇ………ん、ふにゃぁ……マスターのおっきな手は、どうしてこう、癒されるんでしょうか…。 不思議です… 【ルル】…うん、分かる…。 ずっと、撫でられてたい… 【ニィナ】…あぁ、ふふ。 ルル…尻尾、揺れてるよ? 【ルル】そう言うニィナも、尻尾揺れてる。 私より、幅が大きい 【ニィナ】え、あ…ほんとだ。 でも、これは仕方がないんですぅ…マスターの手が触れていると、勝手に動いちゃって…ん、あぁ~… 【ルル】んぅ…パパぁ… 【ニィナ】あ…ずるい。 私も、マスターの腕に、ぎゅってしたい……ん、ますたぁ… 【ニィナ】…私、マスターのこと、大好きです 【ルル】私も、パパのこと、好き。 大好き…こんな気持ち、初めてだけど…それでも、分かるパパは、とっても良い人で。 優しくて…あったかいだから、大好き 【ニィナ】…ふふ。 マスターは、いっぱい愛されていますね自分のことのように、とても誇らしく思っちゃいます…ねえ、マスター。 私、まだ子供っぽいところもたくさんありますけど…マスターの恋人でいて、良いですか? 【ニィナ】…ん。 嬉しいです、マスターんぅ…ちゅっ。 大好き 【ルル】私も…大好き。 ん、ちゅっ…あ。 また、ほっぺに…キスしちゃった 【ニィナ】…そうだよね。 私も、ついしちゃうんです大好きな人に、もっと近づきたい。 離れたくないって思っていたら…自然と、唇が触れて…ん、ちゅっもっと、側にいてって。 大好きって、伝えたくなっちゃいます 【ルル】…ニィナ。 じゃあ、私もキスして…良いの? 【ニィナ】ルルは大切な家族ですから。 大丈夫ですよね、マスター…もちろん、ほっぺに、ですけど。 …ん、ちゅっ 【ルル】パパ…ちゅっずっと、ずっと三人で、いようねパパも、ニィナも…。 離れないで、仲良く一緒に…ん、ちゅっ 【ニィナ】私も、もうどこにも行きませんこの子の前では、もっとお姉ちゃんになれるよう、頑張るので…もちろん、マスターの恋人として、支えてあげられるように… 【ニィナ】私、いっぱい成長して、マスターみたいな大人に、なりたいです…ん、ちゅっ…あぁ、でも…。 こうして甘えちゃう癖は、どうしても抜けないかもです…んぅ…すりすり 【ルル】それは…私も、だけど。 パパだって、甘えて良いからね 【ニィナ】そうですよ。 疲れた時は、無理せずに私たちを頼ってください膝枕に、耳かき…。 マッサージも、できますしマスターがしてくれたように、頭も…なでなでしますよ 【ルル】あ…それ、良い。 パパの頭、なでなでしたい 【ニィナ】ふふ。 じゃあ、早速しちゃいますねマスター。 いつもありがとうございます。 なでなで 【ルル】パパ、たまには甘えても良いから。 …なで、なで 【ニィナ】…マスターのお顔、蕩けてきましたね 【ルル】なんか…可愛い 【ニィナ】あ、それ分かります。 普段のマスターも良いんですけど…今みたいな、隙があるマスターも良いんですねこうして愛でているだけで、癒されます…ん…なでなで 【ルル】なでなで… 【ニィナ】…あぁ。 こういうゆっくりな時間って、良いですよね…大好きな人と、可愛い妹と… 一緒にいられる時間…この幸せを、ずっと…。 これから先も、三人で…続けていきましょうね 【ルル】パパ… 【ニィナ】マスター… 【ニィナ・ルル】…大好き。 ちゅっ ■ 8.これからも、よろしくお願いしますね、マスター 【ルル】…ふぅ。 パパ…。 私、手を繋がなくても、一人で外走れるようになった……ん、褒められると、嬉しいでも、私だけの力じゃなくて。 付き合ってくれたパパと…ニィナのおかげ 【ニィナ】ふふ。 良く頑張ったね、ルル 【ルル】…あ、ニィナからもなでなで。 …うん、ありがとうニィナの手は、パパと比べて小さいけど…。 その分、とっても優しい感じがする… 【ニィナ】ふふ、良かったぁ…ねえ、ルル。 ルルは今、幸せ? 【ルル】…それって、どういう意味? 【ニィナ】幸せはね、心から笑顔になれることだよ 【ルル】…心から、笑顔に…なら、私、幸せだと思うパパと、ニィナと一緒にいれて、毎日が楽しい。 幸せ、だよ。 ふふっ 【ニィナ】…あ。 マスター、今… 【ニィナ】…はい。 やっと、笑ってくれましたね…いえ、もしかしたら、ルルはずっと笑っていたのかもしれませんただ、笑顔が表に出なかっただけで。 マスターと、私と一緒に過ごしている中で、確かにルルは、楽しそうにしていました 【ルル】…パパ、ニィナ。 私、笑えたの? 【ルル】そっか…。 良い笑顔… 【ニィナ】うん、とっても素敵な笑顔だったよ 【ニィナ】…あ、そうだ!。 今日は、お祝いにしましょうルルが、私達の本当の家族になった、新しい記念の日として。 …ふふ、忙しくなりそうです 【ニィナ】…ただ、その前に。 …ん、しょマスター、この草笛、憶えていますか? 【ニィナ】…はい、そうです。 マスターに想いを伝えた時に、吹きましたよね…こうやって 【ルル】おー、すごい。 私にも、できる? 【ニィナ】ルルは、きっとすぐできるんじゃないかな一応コツがあるんだけど…そうそう、口に当てるように持って…息を細く…強く吹くと… 【ルル】…できたもう一回… 【ニィナ】さすがルルだね。 じゃあ、私も… 【ルル】…ニィナの方が、音…綺麗パパは、吹かないの? 【ルル】練習中…なんだ。 なら、教えるよ 【ニィナ】ふふ。 きっとマスターも吹けるようになりますよそうしたら、今度は皆で吹きましょう 【ニィナ】大丈夫ですよ、三人の時間は、いっぱいあるんですから 【ニィナ】……ところで、マスター草笛を吹く意味も、憶えていますよね? 【ニィナ】…はい。 一つは、お祭りみたいに、何かを祝う時もう一つは、大好きな人に、想いを伝える時に吹きます…では、さっきの草笛は、どっちの意味になると思いますか? 【ルル】パパ、ニィナ、大好き 【ニィナ】…ルルは。 説明しなくても、草笛の意味を何となく分かっているんでしょうね……正解は… 【ニィナ】……どっちも、ですよこれからも、よろしくお願いしますね、マスター…大好き、です。 ちゅっ、ふふ E N D

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