Track 7

三人で、また仲良く。

【ルル】……マスター。 さっきは、ありがとうあんまり、長くお湯に浸かっていたらダメだって…ニィナに、教えてもらったのに忘れちゃってた……マスターと、初めての一緒のお風呂…楽しかったから…あと、何があっても大丈夫だって…安心、してたそのせいで心配かけて…ごめんなさい…ん、あ…。 マスター、頭くすぐったい…んぅ…でも、落ち着く……ありがとう。 許して、くれるんだあ…言われてみると、マスター、怒ってなかったそれよりも、私の身体、気遣ってくれて……マスター、優しいね私、一度も怒られたこと、ない…そう? そんなに良い子かな。 いつも通り、だけど…ん、また頭…んぅ…はぁ。 マスターの手も、優しいね…こんな、真っ暗な森の中でも…んぅ…触れ合ってるだけで、全然…怖くない…ん、はぁ………うん、大丈夫。 寒くないよマスターが、側にいてくれるから外でも、ぐっすり眠れると思う…それに、焚火もあったかいしこの音…好き…火って、怖いような感じだったけど…今は、とっても落ち着く……ん、はぁ……マスターは、寝れそう? …なら、良かったいっぱい寝て、また明日も頑張ろうねニィナに、会うために…んぅ………ねえ、マスター……ニィナ、私のこと、嫌いになっちゃったのかな……私とマスターが、くっ付いたり。 仲良く、したり……あと、ほっぺに…キスしようとして。 ニィナ、悲しそうな顔、してた……キス、ダメなこと、だったの? うぅ…良く、分かんないどうして、ニィナは傷ついたんだろう…仲良くしすぎた、から…? …私、ニィナに、ルルって名前貰った時、すごく嬉しかった私のこと、大切にしてくれるんだって、思うと…心が、あったかくなって。 でも、違ったのかな…私、やっぱり…ルルじゃ…あ…ます、たー………うん、そうだよねそんなこと考えたら、ダメ私に、ルルって名前をくれた、ニィナのこと信じないと…それが、家族だって、思うから………ん、マスター…私、またニィナに……ルルって、呼んでほしい呼んで、くれるよねあぁ…ほっとしたニィナも…心の中で、「うん」って、言ってくれたよ……きっと、ニィナなら…大丈夫…また、いつもみたいに…仲良く……三人、で………すぅ……すぅ……すぅ……すぅ……すぅ……すぅ……ます、たぁ……すぅ……にぃ、なぁ……すぅ……すぅ……お休み……すぅ……すぅ……すぅ……すぅ……すぅ……すぅ…… 【ニィナ】……ぁ二人とも、こんなところで野宿して………マスター。 起きて、いますか 【ニィナ】本当に、寝ているん…ですか? 【ニィナ】マスター……勝手なことして、ごめんなさい…私、きっと…勘違いしていましたルルとマスターが、一緒に寝ているところを見て…正直、ショックで…それだけ、マスターのこと、好きだったんだって…でも、ルルちゃんは何でもできちゃうし…頭、良いしなら、私なんて、いなくても良いんじゃないかって…ルルがいれば、マスターは幸せなんじゃないかって…そんなことを、考えちゃいました……それで、気が付いたらこんな山奥まで来ちゃって…ほんと、バカ…ですよねマスターとルルは、私のこと、追いかけてくれましたあんな夜に、森の中を二人で………私も、それくらい大切にされていたんだなって…今さら、気づきましたマスターは、いつも私のこと、大切に…何回も、好きだって…言ってくれたのに本当に…ごめんなさいマスターのこと、大好きです。 …ん、ちゅっ…ちゅっ……はぁ…あと、私だけじゃなくて。 ルルもマスターのこと、大好きだと思いますそれは。 多分、家族としての好きなんじゃないかって…だから、その…。 私みたいに…恋人としての好きとか、そういうのじゃ……ここから先は、ん、ちゅっ 【ニィナ】はぁ…。 今日は、ルルよりも、少し大胆に…なっちゃいますね…んぅ、ちゅっ。 マスター…私、たった一日でしたけど…ん…ちゅっ。 とっても、寂しかった…ん、ちゅっ…ちゅぅ…ぷはぁルルが、横にいるのに。 ん…ちゅっ、はぁ…ます、たぁ……ん…っ 【ルル】名前…呼んだ? 【ニィナ】えっ、ルル!? 起きてたの…? 【ルル】うん。 おはよう、ニィナマスターのほっぺと、口にキスしてた 【ニィナ】わーっ!、しかも見られていましたー!うぅ…恥ずかしい… 【ルル】そんなことよりも…ニィナ 【ニィナ】えっ? 【ルル】ここまで、戻って来てくれたんだ… 【ニィナ】…ルル 【ルル】…ん、すんすん…ニィナの匂い、ちゃんとする…ほんとに、無事で良かった 【ニィナ】…あ、そっか。 あそこの温泉に入ったから……ルル、心配かけてごめんね 【ルル】…ニィナ。 私こそ、ごめんマスターと、仲良くしすぎたから… 【ニィナ】あ…いや、全然良いんだよ。 私たち、家族だからなのに…私が勘違いして…余裕、なくなっちゃって…本当に、ごめんねルルは、何も悪くないから 【ルル】そう…なの? 【ニィナ】うんっ 【ルル】じゃあ…もう、どこか行かないで。 ずっと、一緒にいてね 【ニィナ】うん…約束する 【ルル】…良かった。 これで、三人一緒に、帰れる 【ニィナ】あ…マスター。 やっぱり、起きていたんですね私が謝りやすいように、わざと……うぅ改めて、本当に…っ、あ…その手は… 【ルル】三人で、一緒に帰ろうってことだよねニィナに今必要なのは、ごめんなさいの言葉じゃなくて…。 マスターのぬくもりだと思う…ニィナ。 一人で、寂しかったよね 【ニィナ】うぅ…ルルまで、マスターみたいなことを… 【ニィナ】でも、その通りです。 二人と離れて、ずっと心細かったから…んこうして、ぎゅってしたかったです 【ルル】私もマスターと…ん、ぎゅぅ… 【ニィナ】あぁ…。 あったかいね 【ルル】うん、ポカポカする………あ、そういえば、ニィナ 【ニィナ】ん、何? 【ルル】帰ったらお風呂…入りたい 【ニィナ】…? もちろん、良いけど… 【ルル】三人で、入りたい 【ニィナ】三人…? 私と、ルルと……マスター!? 【ニィナ】え…それは、その…っ 【ルル】ニィナ、恥ずかしいの、だめ…? 【ルル】お風呂、皆で入った方が、楽しいと思う 【ニィナ】そ、それは……あ、もしかして昨日、ルルはマスターと一緒に…っ 【ルル】入る気になった? 【ニィナ】うぅ…でもマスターは…やっぱり…って、良いんですか!? …で、では、また一緒に…お風呂…入りましょう 【ルル】…私もいるからね? 【ニィナ】ふふ。 三人で、仲良くね 【ルル】…やった。 マスター、私のちょっとした夢、叶ったよ