Track 3

3.うちに似合うかなぁ…

遥【ここが表参道...で合っとーよね?原宿も人ん多くてちょっと疲れちゃったけど、この場所は...少し落ち着くかな道幅は広くて、歩き易いし、綺麗な街路樹もあって...癒されるんかもしれんね。 正直、竹下通りは観光とか遊びって雰囲気で楽しさん方が大きかったけど...今は、お兄ちゃんとデートしとるって感じ、するねえへ、へお兄ちゃんん...。 うち、こんなお洒落な通りを、お兄ちゃんと一緒に歩くことできて、嬉しいばい慣れん、東京の街でも、お兄ちゃん、しっかり案内してくれるっちゃしうちの我が儘にも、色々と付き合ってくれて......え?あそこの、洋服屋さん?そんな、悪か。 うち、こうして歩いとーだけで幸せなのに......良いと?ありがとう、お兄ちゃんじゃあ、行こっか。 うちにお洒落な服が似合うか分からんし、浮いちゃうかもしれんけど...そんなこと、なか?もう、お兄ちゃんったら、口が上手いっちゃけん......ほんとの気持ち...だから?うぅ、恥ずかしいやんか...なんか今日は、お兄ちゃんにリードされっぱなしの気がする...うちも、負けんけんね。 お兄ちゃんのこと、もっとドキドキさせるっちゃけん楽しみに、しとってねわぁ、ばり明るいお店やねどれもお洒落な服ばっかで...うちに似合うかなぁうーん......あと、洋服ん他に、下着も見ときたかね実は、今着けてるブラ、少しきつくなってきとーとよ......。 まだ、育っとるんかな?誰かさんのせいで。 くすっ...ねえ、お兄ちゃんは、どのブラがいいと~?少し大人っぽい、派手なもの?...それとも、刺繍ん入った可愛いブラ...うち、お兄ちゃんの好きな下着を付けたいけど、どっちが好いとーと?ねぇ、教えて?んー?お兄ちゃん、照れとる?ふふ、こっちの、可愛いい方やねうちも、このブラん方が、好いとーかな。 あんまりセクシーすぎるんは、うちに合わんやろうし...でも、お兄ちゃんが見てみたいなら、いつか挑戦してみようかな...なんて...あ、みてみて!このスカート可愛か...お兄ちゃんも、そう思うと?うーん、でもちょっと......え、試着できると?なら......うん、一回、穿いてみようかなえっと、こっち、たいねすぐ着替えるけん、側で待っとってね】 遥【...一応、言っとくけど。 の、覗くのはいかんよほんとにぃ?お兄ちゃんエッチやけん、覗きたーいって思っとるっちゃないと?あ、そこは否定せんったい。 お兄ちゃんのエッチ。 ふふじゃあ、ちょっと待っとってねん......しょちょっと、恥ずかしい...かなだって、薄いカーテンの向こうで、服...脱いどーし...お兄ちゃん...ちゃんと、おるよね?良かったぁやっぱり、お兄ちゃんが側におると、安心...するなん......はぁこのスカート...可愛いかけど......うぅあうん、もう、着替え終わったばい。 でも...そのぅ......いや、似合っとらんとか、サイズが合わんとかじゃないっちゃけど...別の事情があるというか...あ、やっ、お兄ちゃちょっと待っ~~~~っっ!うぅ......ど、どう......かなこのスカート......うちに、似合っとー?ん......あり、がとそう言ってもらえて、嬉しい......嬉しいっちゃけどこのスカート......短くなか?実は、手に取った時から気になっとって...ほら、太ももとか、大胆すぎるくらい、見えとーし...こげな穿いて、街を歩くのは......あ、人がちょっとお兄ちゃん、こっち!中に入って!ばれるけん、靴も一緒に】 遥【ふぅ......間に合ったって、うち...何やっとるんやろこんな短かスカート穿いとるの、他ん人に見られたくなくて...でも、お兄ちゃんまで、中に隠す必要、なかったったいねごめんね、つい焦っとって......うぅ...話し声、聞こえるね足音も、すぐ側からするし......恋人、なんかな仲、良さそうやね...でも、うちらん方が、距離も近かし......こげん、くっ付いとーとよほら......。 きっと、こんお店の中で、一番距離が近いの...お兄ちゃんと、うち...たいね】 遥【あ......だーめもっと小さか声で話さんと、近くにおる人に、聞こえるばいいくら恋人やけんって、試着室に二人っきりとか...もし誰かに気付かれたら、大変やろきっと...恋人らしいことしとったって、思われちゃう...ど、どげなことて......。 分からんと?ん......ちゅっ......こげなこと、かなん......お兄ちゃんうち、今すっごく......ドキドキしとーよ...お兄ちゃんも?ほんと、かいな......うちん方が、ドキドキしとーと思うけん...もっと、頬っぺたに、ちゅー...しちゃうねん......お兄ちゃん、好いとーよ......んぅ、ちゅっ......ちゅぅ......ちゅっはぁ......ほんとに、恋人らしいこと......しとるんぅ、ちゅっ、ちゅっ......ん、はぁ...ほんとは、こんなところで......ダメ、やのに......ちゅぅはぁ......ほっぺた、柔らかい......ちゅっ、ちゅぅ......はぁん......お兄ちゃんの心臓、うちより......ドキドキ、しとーね。 くすっ嬉しか...うちんこと、意識...しとーったい......うちも、そうばい。 こんな狭かとこで、二人っきりやもんお兄ちゃんの温もりと、匂いで...満たされてもう、周りん音なんて、聞こえんうちん中には、お兄ちゃんしか、おらんよ...ん、ちゅっ、ちゅぅ......お兄ちゃん、こっち、向いて】 遥【ふふ......目、合ったね......お兄ちゃん、ばり好いとーよ......ん、ちゅっ......ちゅ、ちゅぅ...んぅ......ちゅぱぁはぁ......唇で、キス、しちゃった。 ふふ】 遥【ねえ、お兄ちゃん...うち、こんスカートね......やっぱり、外では穿きたくなかけっこう大胆やし、強い風とか吹いてきたら......その、下着、見えちゃうかもしれんけんやけん...このスカートはぁ......】 遥【お兄ちゃんの前だけで、穿くことにするばい。 ふふっあ......近くにいた人、もうおらんくなったみたいー...ね少し、名残惜しい気もするけど...今なら、外に出られると思うよ......ん?もっと、くっ付いときたいと?...うちだって、同じばいでも、大丈夫。 この後も、うちとお兄ちゃんは一緒やけんこのスカートを買って、外に出たら...お昼にしよっか都会っぽい、お洒落なカフェ......期待しても、良か?ふふ、楽しみにしとるね......じゃあ、ちょっとだけ、待っててすぐ着替えるけん】 遥【...またね、お兄ちゃん今日のデートは、まだまだ続くばい♪)