02_まずはお耳にキスを。
「まずは……ふふっ、どう攻めちゃおうかしら」
「ねえ、貴女はこうやってお耳を攻められるのは初めて? それとも経験があったりする?」
『ふふっ、大丈夫だからね? 経験があってもなくても……今日のプレイは忘れられなくしてあげるから安心して、貴女♪』
『さーて……お任せってことだし……どんな風に貴女のお耳、気持ちよくしちゃおうかな』
『いきなり強めにお耳を攻めちゃうのも面白そうなんだけど……刺激が強すぎるかもしれないし、今日のところはじわじわと気持ちよく♪』
「と、い・う・わ・け・でー」
『お耳、頂いちゃいますね、貴女♪』
『頂きます♪』
「ちゅっ、ちゅっ」
「ふふっ、貴女ったら……ビクンって反応しちゃって。まさかお耳にキス、されちゃうと思ってなかった?」
「そうよねぇ、普通は甘噛みとかしちゃうのかもしれないけど……」
「ちゅっ、ちゅっ」
『貴女がとても可愛いから……ついキス、したくなっちゃった♪』
『私……好みのタイプの人にしかこうしてお耳にキスしないから♪』
「ちゅっ、ちゅっ」
『ふふっ、私、いつもこんなこと言っちゃってると思う? 貴女を喜ばせるためのリップサービス、なのかしら?』
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
『でも……キスなんてー、好みの女の子以外とはしないと思うんだけれど♪』
『それともー……貴女は女の子なら誰も良かったりするのー?』
『ねーえ、今日はー……私じゃなくても良かったりー?』
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
『ふふっ、誰でも良いからーこうやってお耳、攻められてみたかったりした?』
『誰でも良いからー……お耳、気持ちよくされちゃいたかった?』
「ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ」
『それともー……たくさんいる女の子の中から私を選んでくれたのー?』
『敢えて私を選んでくれたんだったら……ふふっ、とても嬉しい。あ・な・た♪』
『なーんて♪』
『そんな貴女には……たーっぷりお耳にキス、してあげちゃう』
『ふふっ、お耳にキスは……どう?』
『貴女はお耳にキスされるの……好き?』
『他の女の子にされるのとどっちが好き?』
『ふふっ、私は他の女の子のほうが良かったって言われても怒らないけど……』
『もしかして……初めてで比較なんて出来なかったりする?』
『そうだったら私、嬉しくなっちゃうかも♪』
『嬉しくなっちゃってー』
『ちょっと強めにキス、したくなっちゃうじゃない♪』
『ふふっ』
『優しくキスされるのも良いけど、強めにちゅっちゅされるのも気持ち良いーって反応、凄く良いなあ♪』
『貴女は……どっちの耳お耳キスが好きかしら?』
『こんな感じの……ちょっと強めのお耳キス?』
『それとも……』
『やっぱり、優しくされたほうがお好み?』
『ほら、こっちのお耳でも比べてみて?』
『優しいのが好き?』
『それとも……』
『強めのほうがお好み?』
『ふふっ、私は……どっちの反応も美味しくて好きなんだけど……』
『……お喋りをしないで攻めてあげるから……たーっぷり味わってみて?』
『ほーら、気持ちよくなっているところ、見せて♪』
『ふうっ』
『ふふっ』
『こっちも♪』
『ふうっ』
「ふふっ、どっちがお好み? 反応を見てるととどっちもお気に召したみたいだけど」
『そろそろキスだけじゃあ物足りなくなってきちゃった?』
『それじゃあ……キスはこの辺にして、もっと気持ち良いお耳攻めに――』
『……と、その前に』
『ちゅっ』
『ふふっ、びくってしちゃって。可愛い♪』
『貴女のお耳、今まで感じたことがないくらい唇で触れるのが気持ち良いから、本当はずっとずっとキスしていたいんだけど……』
『……私ももっともっとお口で貴女のお耳を感じたいから……ね?』