06_お姉様、今日も……たくさん求められて嬉しい
「お姉様、今日も私、とても満たされて嬉しいわ」
「お姉様に求められて、お姉様を心地良くすることが出来て、私はとても満足」
「お姉様は満足、してくれたかしら? 沢山、満たされてくれたかしら?」
「ふふっ、それなら良かったわ。言葉で示して貰えるのはとても嬉しくなってしまう」
「私も……お姉様が満たされてくれてとても嬉しい。満足」
「……それなのに、満たされるとやっぱり……もっともっと満たされたくなってしまうなんて、私は……我侭、なのかもしれない」
「出来ることなら、時間を忘れて永遠にお姉様に求められたい。満たされたい」
「けれど……それはいけないことだと分かっているわ。お姉様にはお姉様の生活があるもの」
「だから、もっと満たされるのは……次までのお楽しみに取っておくことにするの」
『お姉様、今日も沢山私を求めてくれて、本当に有難う』
『また明日も……私を沢山求めて? お姉様を沢山満たさせて?』
『そして――もっともっと、私を満たして』
『それではお姉様、今日はお休みなさい』
『夢の中でも……お姉様に会えたら嬉しいわ』
『そして……夢の中でも……ふふっ、お姉様は私を求めてくれるのかしら?』