トラック1:オープニング
;タイトルコール
;ボイス位置:3 耳元で
【深華】
「高級美娼女クラブ、セラフィナイト・アフェクション。女優、四条深華による、セレブでリッチな甘やかしエッチを、どうかご堪能ください」
【深華】
「ふふっ……快感のそのまた向こうにある、天国のような世界を、あなたに教えてあげます。ふふふっ……若いんだから、どうか一晩、ずぅーっと私を楽しませてくださいね?」
/SE:エレベーター昇降音&ドアが開く音
/SE:ホテルのラウンジで流れるおしゃれなBGM
;ボイス位置:1 正面で普通に会話
【マネージャー】
「いらっしゃいませ。クラブ、セラフィナイト・アフェクションへ、ようこそお出でいただきました。当店のご利用、まことにありがとうございます」
【マネージャー】
「早速ですが、ご予約の内容についてご確認させていただきたいので、会員証の方をお預かりさせて頂いてもよろしいでしょうか? ……はい、ありがとうございます。では少々お待ち下さい」
/SE:タイピング音
【マネージャー】
「はい……お客様が指名したホステスは、女優の四条深華でお間違えありませんか? 了解しました。本人は既にお席についています」
【マネージャー】
「本日は、他のお客様も少ないこともありまして、ゆっくりお過ごし頂けるかと思います。……どうか、素敵な夜をお楽しみ下さい。それでは、お席の方にご案内致します」
/SE:カーペットを歩く音
;ボイス位置:3 隣で普通に会話
【マネージャー】
「毎度のことながら、お客様には当店をご贔屓いただいていますね。心から感謝しております。今回、お客様の要望に応えられたのは、その気持ちとお考え下さい」
【マネージャー】
「というのも、今回お客様にご奉仕させて頂くホステス……四条深華は、VIP専用といっても過言ではない女性です。日本人であれば誰もが知っている、押しも押されぬ大女優」
【マネージャー】
「デビューして間もなく、映画やドラマに引っ張りだこ。その人気はあっという間にトップの地位に上り詰め、20代にして日本最高の女優となりました」
【マネージャー】
「まぁ、数々の主役に抜擢された裏側には、当店でのホステス活動もあったわけですが……。まぁ、それは置いておきましょう、ふふっ」
【マネージャー】
「その後彼女は、人気絶頂のさなかに、これも大人気ミュージシャンの方とご結婚。全国の男性が嘆きに嘆いたというのは、お客様も記憶に新しいはずです」
【マネージャー】
「今では、子育てをする傍ら、ドラマやバラエティに出演。ママタレという、新たな肩書も盤石となりました。その美貌も、未だに衰えません」
【マネージャー】
「いえ、むしろ年齢を重ねたからこそ、彼女の美しさに磨きがかかったと言えましょう。スタイルは全盛期のままに、柔らかな笑顔は常に光って見え、そして……」
【マネージャー】
「人妻になったからこそ、彼女を手にしたくなる……。セックスシンボルとしては、日本一ではないでしょうか、ふふっ……」
【マネージャー】
「しかしながら、一時期彼女はこのクラブを離れていました。人気も出て、結婚したからこそ、ホステスとして働くのは無理があります。子供を授かったのであればなおさらです」
【マネージャー】
「しかし……彼女は最近、クラブに復活致しました。ついこの間の話です。我々も少なからず驚きましたが、昔よりも磨かれた美しさを前にしては、その申し出を断る理由はすぐに無くなりました」
【マネージャー】
「なぜ彼女は……日本最高の女優が、再びこのクラブで働くこととなったのか。夫がいるにも関わらず、子供がいるにも関わらず……気品が溢れながらも、どこか薄暗い夜の世界に、なぜ戻ってきたのか……」
【マネージャー】
「その理由については、どうか本人の口からお聞きください。もしお客様が、彼女に気に入られるような男性であれば……彼女はきっと、喜んでそれを話してくれるはずでしょう」
【マネージャー】
「そこから先の時間をどうお過ごしになるかは、お客様次第です。……改めて申し上げます。彼女は日本最高の女優であり、子持ちの人妻です」
【マネージャー】
「ホステスとして当店で活動されていますが……こちらとしては、基本的に何も関与致しません。無責任と思うかもしれませんが、利用規約には確かに明記されております」
【マネージャー】
「お客様も、それを承知した上で会員証をお作りになられたはず。……ふふっ、くれぐれもご注意を。彼女の魅力は本物です。それこそ、本気になれば世界中の男性を虜にする力があります」
【マネージャー】
「火遊びをする際は、どうか気をつけて下さい。暗い夜こそ、四条深華の輝きは眩い存在として目に映りますが……あまり魅入られないことをオススメします」
【マネージャー】
「それでは……お席はあちらになります。当店でも数席しかないVIP専用のお席です。四条深華はすでに座っております。それでは……どうか素敵な時間をお過ごし下さい」
/SE:離れていく足音
;ボイス位置:1 正面で普通に会話
【深華】
「あ……ふふっ、あなたが今日のお客様ですか? ふふっ、ご指名ありがとうございます。女優の四条深華でーす、今日はよろしくお願いしますね? ふふっ。さぁ、お席へどうぞ」
/SE:ソファに座る音
;ボイス位置:3 隣で普通に会話
【深華】
「ふふ、VIP席のソファーは、特別製です。他のものよりゆっくりとくつろげるでしょう? 思い切り腰を沈めて、背中を預けてください」
【深華】
「心も体もリラックスして、本日行う、私からのサービスを味わってくださいねー? ふふっ……ではまずは、ドリンクからですねー。好きなものをお選び下さい」
【深華】
「私は……んー、今日は落ち着いた夜を過ごしたいから……口当たりの軽いシャンパンを飲んじゃおうかなー、ふふっ」
【深華】
「あ……お兄さんも同じもので? 分かりました、ではこちらを注文しますね? ウエイターさーん。……このシャンパンを2つお願いね? ゆっくりでいいから」
【深華】
「さて、それでは……シャンパンが届くまで、ちょこっとお話しましょうか。ふふっ……時間もたっぷりありますし、何でも聞いていいですよ?」
【深華】
「こんな素敵な夜なんですから、お互いに遠慮はなし。不躾、無遠慮、無礼講……。私に聞きたいことがあれば、なんでもどうぞ?」
;「旦那がいるのに……」の部分から、ボイス位置:3 耳元で囁き
【深華】
「例えば……旦那がいるのに、こんな淫らなクラブにいてもいいのか、とか。子供が2人もいるのに、放っておいても大丈夫なのか、とか」
;ボイス位置:3 隣で普通に会話
【深華】
「ふふ、構いませんよ? だって私を指名してくるお客さん全員が知りたがっていることですから。私だって、この立場じゃなかったら興味がありますしね」
【深華】
「まぁでも、期待するような答えではないんですよね。ええ、至ってシンプルです。ちょっと自分のために使う時間が欲しかったから、といった感じです」
【深華】
「もっと言えば……まだ私に、女としての魅力があるのか……。この顔に、声に、そして体に価値があるのか。それを確認したかった……」
【深華】
「ふふっ、こんなところでしょうか。子持ちになっても、女優として活躍している以上、私に需要があると考える人は大勢いるでしょう」
【深華】
「でもね……芸能界という世界に長年勤めていると、その辺の感覚があやふやになってしまうんですよね……」
【深華】
「活躍の場を求められているのは、過去の栄光があるから。あるいは、昔のファンを取り込むため。穿った見方かもしれませんけど……ずーっとその気持ちが拭えなかったんです」
【深華】
「だからもう一度、このクラブで働いて……女としての価値を再確認したかったんです。……ふふっ、どうです? 意外とつまらない答えでしょう?」
【深華】
「お金にも困っていない、今更コネなんか必要ない。そんな人間が、わざわざ淫靡な夜の世界に飛び込む必要はない……」
【深華】
「だけど、こういう世界でしか味わえないものが、確かにあるんです。ふふっ……ええ、私の判断は、絶対に間違えていないと、自信を持って言えますよ?」
【深華】
「だって、いざホステスとして登録されてから、予約は殺到しましたから。ふふっ、私もまだまだイケるなーと嬉しくなりました」
;「んふふ……」の部分から、ボイス位置:3 耳元で囁き
【深華】
「それに……んふふっ、お兄さんのように、イケメンで若い人と、あーんなことやこーんなことが出来ちゃいますからねー、ふふっ」
【深華】
「まだなんにもしてないのに、顔をそんなに真っ赤にしちゃって……ふふ、可愛い人ですねー。……私とお話するの、そんなに楽しみだったんですか?」
;ボイス位置:3 隣で普通に会話
【深華】
「ふふっ……お兄さんみたいな若い人からも、そういう目で見られてたんですねー。ますます自信がついちゃうかも、うふふっ……」
【深華】
「でーも、あんまり恥ずかしがられても、ちょっと嫌かなー。だってほら、どうせなら素敵な時間を一緒に過ごしたいでしょう? んふっ、だーかーら……えいっ」
;ボイス位置:3 耳元で囁き
【深華】
「んふぅー……こうして、身体をぴったりくっつけて、腕とか組んでみたり……。ふふ、どうですか? 私の身体は……」
【深華】
「こういうことに、ずっと恋い焦がれていたんでしょう? テレビの中の私と、いつかこうやって、ドラマみたいなことが出来たらなと、夢を見ていたんでしょう?」
【深華】
「ふふっ……それが今、現実のものとなっていますよー? ふふっ、夢が叶いましたねー、おめでとうございまーす……」
【深華】
「ほら……腕を絡めて、胸を押し当てて……私の体温を、しっかりとお兄さんの身体に伝えるようにくっついて……んふぅ……」
【深華】
「ふふっ……ずっとずっと大好きだった憧れの女優と、肌を重ねる……。男として、これほど贅沢なものなんてありません……」
【深華】
「だけど……これだけで満足したらいけませんよ? 今夜だけは……お兄さんの全てを、私に教えて下さい……ふふっ……」
【深華】
「お兄さんがずっと考えてきたこと……。その頭の中で、私とどういうことをしてきたのか、どれだけ淫らで、はしたない行為をしてきたのか、余さず教えて下さいね?」
【深華】
「私が……その夢を叶えてあげますから。ええ、それはもう、しっかりと……。くすぐったり、舐めたり、いじったり、絞ったり……」
【深華】
「夢なのか現実なのか、もうワケが分からなくなるくらい、幸せなひと時をプレゼントします。ふふっ……ですから、どうか遠慮なんかしてはいけませんよ?」
【深華】
「これはささやかな感謝の気持ちです。私を指名してくれた……ことではなく、女優・四条深華を、女性として見続けてくれたこと……」
【深華】
「お金や名誉なんかより、その気持ちが何よりのご褒美なんです。ですから……ふふっ、女としての私の魅力を、存分にしゃぶり尽くしてくださいね?」
;ボイス位置:3 隣で普通に会話
【深華】
「ふふっ……それでは、その感謝の行為に入る前に、まずは……このシャンパンで乾杯いたしましょうか。はい、どうぞ……」
【深華】
「爽やかなマスカットの香りと、ほのかなアルコールで、お互いの口の中を濡らして……。ふふっ、お楽しみはそれからということで。それでは……かんぱーい」
/SE:グラスをあわせる音