■トラック3 催眠解除
【クロック】
「それでは、今からあなたの催眠を解除していきます」
【ラビット】
「あなたは今から、時計の音と共に過去から戻ってきます」
【クロック】
「けれどあなたはもう、いつでも過去に行くことが出来るようになりました」
【ラビット】
「時計の音を聞けば。戻りたいと思えば。あなたはいつでも、過去を塗り替えられる」
【クロック】
「記憶を好きに塗りつぶす事が出来る」
【ラビット】
「次にこの催眠音声を聞く時、更に深いトランス状態に入り込むことが出来るでしょう」
【クロック】
「だから、『今』に帰りましょうね」
//SE 時計の音(一つだけ)
【クロック】
「時計の音がする。時計の音が一つ聞こえる度に、あなたの身長は1センチずつ戻っていきます」
//声 同時
【クロック】
「51,52,53,54,55,56,57,58,59,60,61,62,63,64,65,66,67,68,69,70」
【ラビット】
「深呼吸をしましょう。力を抜いて……気持ち良い呼吸をして……吸って……吐いて……吸って……吐いて…………」
//同時 ここまで
【クロック】
「71,72,73,74,75,76,77,78.79.80,81,82,83,84,85,86,87,88,89,90」
【ラビット】
「体が大きくなっていくのを感じる。現実に戻っていくのが気持ちいい。時計の音が気持ちいい。呼吸が気持ちいい」
//同時 ここまで
//声 同時
【クロック】
「91,92,93,94,95,96,97.98.99,100」
【ラビット】
「吸って…………吐いて…………吸って…………吐いて………………」
//同時 ここまで
【クロック】
「アナタの体は大きくなって、いろいろなことを思い出してきます。
ここまで戻れば、あなたは時計の音を聞いているだけで元の時代に戻ることが出来るでしょう」
【ラビット】
「あとに残るのは、気持ちよかった思い出だけ。体はすっきりとして、元気になれるかもしれません。
段々と体に力が戻ってきて、あなたの催眠は解けていきます」
【クロック】
「それでは、手のひらをぎゅっと握ってみましょう。
ぐー、ぱー。ぐー、ぱー。体が動く。少し、肩を揺らしてみましょうか。はい、お上手です」
【ラビット】
「ゆっくりと目を開いて? 起き上がってみよっか。そしたら……ぐーって腕を上げて伸びをしてみて。
体中がすごく軽くなっているのが分かるかな」
【クロック】
「極限までリラックスした後だから、あなたの体は今とても良い状態にあります」
【ラビット】
「体を動かして、自分の体を確かめて?」
//SE ストップ
【クロック】
「はい。お疲れ様でした」
【ラビット】
「以上で、今回の催眠は終了になります」
【クロック】
「先程も言いましたが、一度受けた催眠は二度目以降に更に強化され、深いトランスに落ちることが出来ます」
【ラビット】
「気が向きましたらもう一度、私達のところに遊びにきてくださいね。それでは!」
//声 同時
【クロック】
「またのお越しを、お待ちしております」
【ラビット】
「またのお越しを、お待ちしております」
//同時 ここまで
【クロック】
「昔に戻りたくなった時は、またおいでくださいませ」