後輩とコーヒーを飲む放課後
//BGS 人々の喧騒(次第に小さくなる感じでお願いします)
//SE コーヒーカップをソーサラーの上に置く
【晶葉】
「……ん、ここのコーヒー……とっても美味しい…………。
どうして先輩が、こんないいお店を知ってるの?」
【晶葉】
「ま、まさか……彼女が居て、デートに行くために調べたとか…………?」
【晶葉】
「ぁ……友達のお父さんがやってるお店……なんだ。
ふ、ふぅん。そうなんだ……。いや、……別に、いいけどね」
【晶葉】
「先輩は……女の子と、こういうとこ……良く、来るんですか……?」
【晶葉】
「わ、私っ? 私は……そりゃ、来ますよ……?
ふふん、だって私、モテモテだもの。放課後には男の子をとっかえひっかえ…………」
【晶葉】
「…………してないですけど。全部ウソですけど……。
男の子とお茶なんて…………今日が初めて……ですけど」
【晶葉】
「な、何よ。悪いのっ。だって全然……男の子と話なんて合わないし……っ。
大体…………先輩とじゃなきゃ、こんなとこ…………」
【晶葉】
「……………………なんでもないです」
【晶葉】
「……何、ニヤニヤしてるんですか。きもちわるいんですけどっ。
なによ。こっち見ないで。先輩のばーか。どっかいっちゃえ」
//SE ティーカップを持つ
【晶葉】
「…………(コーヒーを飲む)」
【晶葉】
「……先輩、顔赤いわ。いつもより、表情も硬いし。
どうせ、女の子と初めて放課後デートしてるから、緊張してるんでしょ」
【晶葉】
「…………うん」
【晶葉】
「私は…………少し、してますよ」