Track 5

後輩とコーヒーを飲む放課後

//BGS 人々の喧騒(次第に小さくなる感じでお願いします) //SE コーヒーカップをソーサラーの上に置く 【晶葉】 「……ん、ここのコーヒー……とっても美味しい…………。  どうして先輩が、こんないいお店を知ってるの?」 【晶葉】 「ま、まさか……彼女が居て、デートに行くために調べたとか…………?」 【晶葉】 「ぁ……友達のお父さんがやってるお店……なんだ。  ふ、ふぅん。そうなんだ……。いや、……別に、いいけどね」 【晶葉】 「先輩は……女の子と、こういうとこ……良く、来るんですか……?」 【晶葉】 「わ、私っ? 私は……そりゃ、来ますよ……?  ふふん、だって私、モテモテだもの。放課後には男の子をとっかえひっかえ…………」 【晶葉】 「…………してないですけど。全部ウソですけど……。  男の子とお茶なんて…………今日が初めて……ですけど」 【晶葉】 「な、何よ。悪いのっ。だって全然……男の子と話なんて合わないし……っ。  大体…………先輩とじゃなきゃ、こんなとこ…………」 【晶葉】 「……………………なんでもないです」 【晶葉】 「……何、ニヤニヤしてるんですか。きもちわるいんですけどっ。  なによ。こっち見ないで。先輩のばーか。どっかいっちゃえ」 //SE ティーカップを持つ 【晶葉】 「…………(コーヒーを飲む)」 【晶葉】 「……先輩、顔赤いわ。いつもより、表情も硬いし。  どうせ、女の子と初めて放課後デートしてるから、緊張してるんでしょ」 【晶葉】 「…………うん」 【晶葉】 「私は…………少し、してますよ」