Track 5

砂蒸し風呂でリラックス

;参考 http://nagomiyu.jp/publics/index/17/ ;環境音 (スチームサウナっぽい室内環境音) ;砂かけ音は、密封したレコーダーのLRマイク付近に砂をシャベルでかけるイメージでご作成ください ;↓(壁越しエフェクト) ;15/左遠 【りいこ】「マスター! マスター! 着替え終わったらこっちきて! <;SE ドア開け>」 ;りいこはだし。駆け寄る足音数歩 【りいこ】「砂蒸し風呂、いいでしょ~。あったかでしょ~。 えへへ、茎喜(くき)まで来たかいあったよね~!」 【りいこ】 「茎喜も三勢崎線沿線の主要駅だし。 いい音聞いてもらいながら、マスターとも遊べるし。 えへへ、ここ来て大正解!」 【りいこ】「それじゃあまずはね、はい、タオル。 これ、あたまから顎まで、顔だけだしてすっぽり包む感じにするの。 りいこ、ぐるーってまいてあげるね」 ;SE りいこ、リスナー頭にタオル巻く ;1/前 【りいこ】「(呼吸音)――ん……(呼吸音)――よ――っと」 【りいこ】「うん! 上手にできた。 それじゃあマスター、横になって。 そこ、砂が四角くほってあるとこが、 マスター専用の砂風呂スペースだから」 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)…… ん。そしたらりいこが砂かけしてあげる。 やり方ぜぇんぶめいこから共感で教えてもらって、 プロのテクニックそのまんまになるから、安心していいよ」 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)――めいこ、引退したあとはここでお仕事してるから。 だから、りいこが砂かけやらせてもらうのにもオッケーもらえたの。おねーちゃん特権! えへへー」 【りいこ】「安心できたら、いくね? マスター。体、ぽっかぽかになっちゃうからねー。 お楽しみに!」 ;以降指示あるまで、マスターは仰向けにねころがってて、りいこはそれを見下ろしてるイメージです ;1/前 【りいこ】「まずはこのショベルで <;SE ショベルを砂に刺す> ゆっくり砂をかけていくから、 マスターはそのまま目を閉じて、動かないでいてね」 ;SE りいこ足音 ;1/前→;3/右 ;3/右 【りいこ】「いくよー――ん、しょっ」 ;SE シャベルで右半身、右肩から右つま先まで、上から下に砂をかけていく 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)――っ―― (呼吸音)(呼吸音)――砂って、結構―― (呼吸音)(呼吸音)――重たい、な……んっ――」 ;3/右→;1/前→;7/左 【りいこ】「そしたら今度は~~~ えへへっ」 ;7/左 【りいこ】「左側うめてくね。 マスターはそのまま、なぁんにもしないでリラックスだけしていてね」 ;SE シャベル。右と同じことを、左側で 【りいこ】「んっしょ――(呼吸音)(呼吸音)―― っ――(呼吸音)(呼吸音)――重すぎない 平気 (呼吸音)(呼吸音)――重すぎるよなら、砂減らすから―― (呼吸音)――いつでも――いって、ねっ! よいしょっ」 ;7/左→;1/前 【りいこ】「次は真ん中埋めてくねー。 首からいくから、ちょっとだけくすぐったくても、我慢しててね」 ;SE シャベル センターで 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)――なんか、これ―― (呼吸音)(呼吸音)――こうしてる、と―― (呼吸音)(呼吸音)――映画とかでみる―― (呼吸音)(呼吸音)――海の、砂浜――(呼吸音)――みたい、だね……っと」 ;SE stop ;1/前→;3/右 【りいこ】「りいこ、群真のこだから、海とか行ったことも見たこともないから―― えへへ、なんだかすっごく楽しい!」 ;SE りいこ、しゃがみ込む ;3/右 (近い) 【りいこ】「マスターも楽しいと嬉しいけど―― (呼吸音)(呼吸音)…… って、あはは、いまは楽しいよりなにより、暑いのが先に来ちゃうよねー」 【りいこ】「それでもね? ここの砂蒸し風呂は、他のところよりも結構低めに温度設定してあるんだって。 <;SE スコップざくり> 掘ったばっかりのやつでも、50度ないの」 :SE 耳元に砂をざー 【りいこ】「だからその分、掘ってかけてを繰り返すの。 それでポカポカで気持ちいいのが、ながーく続くようになるんだよー。ふふっ(呼吸音)(呼吸音)」 【りいこ】「サウナって100度とかあるんでしょ? それよりずーっと温度低いのに、そんなに汗がダバダバでちゃうヒミツは~、重さ!」 ;SE 砂堀り→かけ 【りいこ】「いまマスターの身体をすっぽり包んでる砂の総重量が、大体25kgくらいあるの。だから、あっついのと重いので、身体の中がぎゅーってされて、汗と一緒にわるいのがどんどん出ていくんだって。デトックス!」 ;3/右 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)―― ふふふっ、マスターの息もぽかぽかしてる」 ;SE 砂堀り→かけ 【りいこ】「……おなかと背中とか。手とか足とかのさきっぽとかは、きっともっとぽかぽかだよねー。。 とっても気持ちよさそうでりいこもなんだかうれしいな――(呼吸音)(呼吸音)」 【りいこ】「っていうか、マスター、お顔もう汗びっしょりだね。 りいこ、拭いてあげるから、ちょっとだけ待っててね」 ;SE りいこ足音 ;3/右→;11/右遠→;9/前遠 ;9/前遠 【りいこ】「ん、しょ――」 ;SE 洗面器に蛇口から水注ぎ込む ;SE りいこ、洗面器かかえて慎重な足音 ;9/前遠→;11/右遠→;3/右 ;3/右 【りいこ】「おまたせー <;SE りいこしゃがみ> えへへー」 【りいこ】「りいこ、いまからタオル絞るね つめたーいお水で絞るから、きっとすっごく気持ちいいよー」 ;SE 洗面器の水でタオルすすいで→絞る 【りいこ】「ん……(呼吸音)(呼吸音)―― よい、っしょ――ぎゅーーーーーっ――(呼吸音)――うん!」 【りいこ】「じゃ、汗ふくね め、閉じててね」 ;SE 濡れタオルで顔の汗ふく(継続) 【りいこ】「ん……(呼吸音)――っと――(呼吸音)―― おでこ……(呼吸音)――おはな――(呼吸音)―― ほっぺ――(呼吸音)――おく、ち――(呼吸音)―― あーご――(呼吸音)――あごの、下――」 ;SE すすぎ→しぼり 【りいこ】「右のお耳と――(呼吸音)――お耳の後ろ――」 ;7/左 (足音をともなう移動なし。体を伸ばして移動なしでふいてあげる) ;7/左 ”うん”で→;3/右 【りいこ】「左のお耳と――(呼吸音)――お耳の後ろも――(呼吸音)――うん」 ;3/右 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)――えへへー、マスターがサッパリしたならよかったー」 【りいこ】「砂蒸し風呂がおわったらね、冷たいお水で喉をうるおして、シャワーで汗をながして、もっとサッパリできちゃうから。 そのときのために、りいこ、もうちょっとお砂、かけてあげるねー」 ;SE 砂かけ(右) 【りいこ】「あつくてぼーっとしちゃわないように、 りいこおもしろいこと教えてあげるね」 ;3/右 接近囁き 【りいこ】「どうしてりいこの妹――めいこが、この砂蒸し風呂でお仕事してるのか……っていうお話」 ;SE 砂かけ(右) ;3/右 【りいこ】「めいこ、りいこの妹だから、蒸気機関車レイルロオドでしょ。 でも、めいこの6号機関車は、解体されちゃったでしょお」 【りいこ】「解体されたボイラーは、そのままここに買い取られたんだって。つまり―― (呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」 【りいこ】「そうなの、6号のボイラーは、この施設ができた当初は、砂蒸し風呂を下からあっためてるお仕事をしてたんだって――ん」 ;SE りいこ足音 ;3/右→;1/前→;7/左 ;3/右→;1/前→;7/左 【りいこ】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)――っと」 ;SE 砂かけ(左) 【りいこ】「で、めいこがそのボイラーの管理をしてて。 でも、6号のボイラーが使ってるうちにぼろぼろになっちゃって、だから新しいボイラーといれかえて。 でもめいこは、変わらずここでお仕事してるの」 ;砂かけ(左) 【りいこ】「……レイルロオドが鉄道以外のお仕事につけるようになったなんて、時代、すっごく変わったよね」 ;砂かけ(左) 【りいこ】「昔は絶対、車両と一緒に解体・廃棄だったのに―― って、マスター、すっごい汗」 ;SE 汗拭き 【りいこ】「もう出たほうが良さそうな気がするけど (呼吸音)(呼吸音)――」 【りいこ】「そうしたら、りいこが10だけ数えるから、そうしたら、砂からあがろうね」 【りいこ】「それじゃあ、最後のひとがんばり。 じゅーう、きゅーう、はーち、なーな、ろーく、 ごーお、よーん、さーん、にーい、いーち、ぜろ!」 【りいこ】「はぁい、マスター、お疲れ様でしたー。 まずは手と足の砂、りいこ、崩してくねー」 ;SE 手足の砂崩す 【りいこ】「えへへ、マスターお顔ほーってした。空気、涼しくて気持ちいいよねー。 そうしたら、身体の上のお砂もりいこ、ゆっくりゆっくり落としていくねー」 ;SE 胴体の砂落とす 【りいこ】「ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり―― ん……(呼吸音)(呼吸音)――っしょ――(呼吸音)(呼吸音)」 【りいこ】「うん。これでお砂は落ちました。 そうしたらマスター、冷たいお水とシャワーだね。 そのあとにはね、えへへへへー」 【りいこ】「すずしいとこで、のんびりのんびりやすもうねー!」