乗務のあとはかき氷
;環境音、屋外セミ
;足音。数歩
;屋外で通行人、店内に店主・他客等いるので、すずしろ女優モード
;8/左前
【すずしろ】「マネージャー、ほら、早く早く!!」
;8/左前→;7/左 (すずしろは停止。ゆっくり歩く速度でマスター近づいてくるので、音が相対移動)
【すずしろ】「茂樹だけまでの片道で乗務が終わることなんて、ほんと、めったにないんですから。
こんな時くらい、茂樹の絶品、楽しまないと」
;7/左
【すずしろ】「ふふふっ、とうちゃーく。
茂樹の名店、天然氷かき氷の店『満天家』(まんてんや)さん」
【すずしろ】「今日は特別蒸し暑いから、かき氷もきっとひときわ美味しいですよね。
その分、ちょっぴり混んでますけど」
【すずしろ】「ま、並ぶのも少しだったら人気店の楽しみですよね~。
その間にメニュー選んだししてれば、時間もあっという間にたっちゃいますし」
【すずしろ】「っていってもーー(苦笑)
すずしろはレイルロオドだから、真水シロップ一択ですけど。
マネージャーはどれにします?」
【すずしろ】「ご当地的にいったらやっぱりこれ! の『とちぎおとめ』。
豪華さもお値段もダントツ! な『まるごとメロン』。
南国テイストを楽しめる 『トロピカルマンゴー』。
オレンジ色が目にもまぶしい『かぼちゃフロマージュ』」
【すずしろ】「あとは、ブルーベリーにキウイにコーラにブルーハワイ、ゆずレモン、ふつうのイチゴにふつうのメロンもーーあ、そうだ! ふふっ」
;7/左 (接近・いたずらっぽいささやき) →“お水”で戻って ;7/左
【すずしろ】「すずしろとおそろいで、真水シロップって手もありますね。
お水の味しかしないから、ものたりなくなっちゃいそうかもしれませんけど」
;7/左
【すずしろ】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)ーーうふふっ! いいですね、美味しそう。
と、ちょうどすずしろたちの順番になりました!」
【すずしろ】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)ーーあ、はぁい。
すずしろ、それじゃあ座敷にあがって席確保しておきますね」
;SE すずしろ動作音。ブーツ脱ぐ、;7/左→;14/後左遠 座敷にあがる。畳の足音座布団にすわる。
;14/後左遠
【すずしろ】「(かき氷の完成を待つマスターをうきうき見守る呼吸音)」
;SE ;1/前 かき氷機→シロップ→かき氷機→シロップ→かき氷機を2セット
;10/右前遠 (マスターが180度うしろ向くので、相対的に場所移動)
【すずしろ】「!! マネージャー! こっちです。ここここ」
;環境音 外の音をボリューム下げて、室内(扇風機+風鈴)感をアップ
;10/右前遠→;2/右前→;8/左前→;7/左→;1/前
;動作としては“座敷の手前ですずしろに近づく”“座敷に正面むいてあがる”“またすずしろの方を見てテーブル越しに座る”
【すずしろ】「(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)」
【すずしろ】「えへへ、マネージャー。かき氷、もってきてくれてありがとうございます」
【すずしろ】「かき氷、コップ並々でくずれちゃいそう。
でも……今日、せっかく特別休暇もらえて、二人で一緒にこれたんだから」
【すずしろ】「(呼吸音)ーーうふっ!」
;SE かき氷カップで軽く乾杯
;1/前(密着)→;1/前(通常)
【すずしろ】「かんぱぁい。で!」
;SE かき氷にスプーン、しゃくっ。以降、$のタイミングでスプーン
【すずしろ】「(ぱくっ)ーーん~~~~~!!!! つめひゃい!!!
くあっ、回路がきぃんて冷却される! 処理速度あがっちゃう!!!」
【すずしろ】「あああ、天然氷にかかる天然水のこの甘さ!
お上品! 控えめ! $(はむっ!) ……ふあぁ、罐水(かんすい)が清浄化されてく感じ……
しみるぅーーしあわせー」
【すずしろ】「ってか、そういえばマネージャー $(はむっ)
天然氷って、どういうものだがーー$(はむっ)$(はむっ)
なんとなくじゃなくってーー$(はむっ)
ちゃんと知ってます? $(はむっ)」
【すずしろ】「天然氷っていうのはーー$(はむっ)
水道水を冷凍庫で、とかじゃなくってーー$(はむっ)
湧き水とかを、山間の涼しい洞窟とかに運んでーー$(はむっ)
冬の、自然の寒さで凍らせたーー$(はむっ)ーーそういう氷、なんですってーー$(はむっ)」
【すずしろ】「で、ここ。満天家さんの天然氷はーー$(はむっ)
日津光(にっこう)ーーりいこちゃんのとぶてつの、日津光線の沿線の氷でーー$(はむっ)」
【すずしろ】「すっごく上等な天然氷だからーー$(はむっ)
人間の人が急いで食べてもーー$(はむっ)
頭が全然、きぃんってなったりしないってーー$(はむっ)
店主さんから、前きいたことがあるんですけどーー$(はむっ)」
;SE すずしろ、テーブル越しに身を乗り出す
;3/右(ひそひそばなし) →“あはは”で戻って;1/前
【すずしろ】「どう? 今? ほんとはきぃんてなってたりとかーー
(呼吸音)(呼吸音)(呼吸音)ーーあははっ」
【すずしろ】「そっかー、そうなんですねー。
うふふ、さすがは天然氷。か、さすがはすずしろのマネージャー、かな? ーーっと」
;SE 氷コップにスプーンを丁寧に置く。
【すずしろ】「すずしろもごちそうさまです。
ふうっ、いつもながらとっても美味しかった」
;1/前 (マイク向きから体ひねってふりむいて)
【すずしろ】「ご主人。ごちそうさまでした。いい感じに冷却できて、最高においしかったです!!」
;1/前
【すずしろ】「ってことで。折返し乗車いきますか。
っていっても今日は、いつもと違って、マスターとレイルロオドでの乗務じゃなくて」
;SE すずしろ立つ
;3/右
【すずしろ】「マネージャーとすずしろと。ふたりで一緒に、客車乗車で、になりますね♪」
;環境音 F.O.