エピローグ 秘密のキス
//SE:髪を撫でる音
【朱里】
「……すっかり、力抜けちゃってるわね」
【朱里】
「眠くなってるなら……やっぱり、それだけ疲れてたのよ」
//SE:髪を撫でる音
//演技依頼:髪を撫でながらの静かな息遣いをお願いします
【朱里】
「……………………」
//SE:衣擦れ:すっ……:2回ほど:ほんの少し頭を動かすというニュアンスをお願いします。体勢は一切変化しておりません
【朱里】
「ん……どうしたの、頭もぞもぞさせて……」
【朱里】
「あ……もしかして、無理に起き上がろうとしてる……?」
【朱里】
「別にいいのよ、このままでも……頭が重いっていうわけでもないんだし……」
【朱里】
「早く帰りたいって思ってるなら、起き上がるの手伝うけど……さすがに、今さらそんなことは考えてないわよね。もしそう考えてるなら、とっくに帰ってるものね」
【朱里】
「焦ったり慌てたりしなくても大丈夫。お店はもう閉めてるから誰も来ないし……ここには、私とあなたの2人だけ」
【朱里】
「今みたいに、だらーんってしてる姿を見てるのも私だけなんだから……遠慮しないで、このままでいて……?」
【朱里】
「……そんなこと言ったら、まぶたがちょっと下がってきたわね。このまま寝ちゃいそう」
【朱里】
「それでも、全然大丈夫。むしろそうなるまで気持ちよくなってくれたっていうのは、すごくうれしいから」
//SE:頭撫でる音
//演技依頼:微笑みながらの息遣いをお願いします
【朱里】
「……………………」
//以下ボイス位置:7:囁き:「――ちょっとだけ~」以降
【朱里】
「……でも、こういう風に動かないままでいるのを見てると――ちょっとだけ、ちょっかいかけたくなっちゃうわね」
//以下ボイス位置:7:真上
//演技依頼:セリフ冒頭に「くすっ」と小さな笑い声をお願いします
【朱里】
「……って言っても、別におどかすようなことするつもりはないわ?」
【朱里】
「だから、安心して……リラックスしてて……?」
//SE:髪を撫でる音
//演技依頼:微笑みながらの息遣いをお願いします
【朱里】
「……………………」
//SE:髪を撫でる音
//以下ボイス位置:7:囁き
【朱里】
「――ふふっ」
//演技依頼:あまり水っぽくならない、耳への軽いキスをお願いします
【朱里】
「こんな時間まで一緒にいてくれてありがとう――ちゅっ……」
//SE:衣擦れ:すっ:膝上で主人公が頭を動かした際の音です
//以下ボイス位置:1:真上
【朱里】
「あ……上向いちゃうくらい、びっくりした……? ごめんね、せっかくリラックスしてたのに」
【朱里】
「……私も、こんなことした自分に、驚いてるわ」
//SE:髪を撫でる音:右側頭部辺りを撫でている想定です。ボイス位置4辺り
【朱里】
「びっくりさせたお詫びじゃないけど……好きなだけ、このままの格好でいていいから」
【朱里】
「それこそ、寝ちゃってもいいし……明日が大丈夫だったら、帰らなくてもいい」
【朱里】
「私のことは気にしなくていいわ。このお店のマスターは私なんだから、ここは私の家も同然――なんて、それはちょっと無理やりすぎかしら」
【朱里】
「ともかく……あなたの好きなだけ、ここで休んでいっていいってこと」
【朱里】
「あなたが起きるまで……こうやって、頭撫でてるから」
//SE:頭撫でる音
【朱里】
「……まぶた、もっと下がってきたわね。なんだか眠そうな感じ」
【朱里】
「さっきみたいにびっくりはさせないから……このままゆっくりしてて……?」
//SE:頭撫でる音
//演技依頼:微笑みながらの息遣いをお願いします
【朱里】
「……………………」
【朱里】
「……ほんと、こういうの見てると……かわいいなって思うわ」
【朱里】
「普段、バーテンダーとお客様として向かい合ってるときには見れない顔……なんか、見てるだけでうれしくなっちゃう」
【朱里】
「……また、こうやって2人だけお店に残るタイミングがあったら……またやってあげたいわね」
//SE:頭撫でる音
//以下ボイス位置:1:囁き:「さっきの~」以降
【朱里】
「あ、でも――さっきのキスのことは、他の子たちには内緒ね……?」
【朱里】
「私たち2人だけの、秘密だから……」
//※シナリオ終わり