お家の前でお見送り。青春ってやつか
//ダミーヘッド位置・1(正面・近い)
//SE ドアが開く
【美雨】
「うぅ……ごめんね……ほんと、お母さんが変なことばっか言って…………」
【美雨】
「娘が始めて男の子を家に呼んだもんだから、テンション上がっちゃったんだ。
全く…………ただの友達だってのにさ」
【美雨】
「今日は来てくれて、本当にありがとね。
すごくいい勉強になったよ」
【美雨】
「ふふ。可愛い寝顔も見せてもらったしねー。
よだれまで垂らしてー、The・お間抜けさんって感じだったぜー」
【美雨】
「照れるな照れるな。それだけ、私のマッサージがスーパーだったってことだよふふん」
【美雨】
「……なんか変な感じだね。
この前まで、全然知らないただのクラスメートだったのに」
【美雨】
「今は、君の毛穴まで見た仲だもんね。
…………言い方悪かったな、うん。我ながら情緒のかけらもない……」
【美雨】
「あのさ…………ちょっと変な話かもしれないんだけど」
【美雨】
「君といると、私なーんか楽なんだよね……」
【美雨】
「こっちもちょっと? 癒やされるというか……? あの……? なんだろう」
【美雨】
「………………いや、別に、変な意味とかはないんスけどね……アハハー……」
【美雨】
「えっと……あの………………んっと…………」
【美雨】
「また…………うちにきて、マッサージさせてね。
あとさ。ガッコでも、もっと喋ろ。いっしょにご飯とか……食べてもいいしさ……」
【美雨】
「うん。まあ。えへへ。…………ということで」
【美雨】
「…………ばいばい。また明日♪」