Track 1

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01. 私の席でナニしてるの

ん、あれ?誰かいるみたい……? えっ、キミ一体何してるの? その格好……って、ちょっと……キャーじゃない。 叫びたいのはこっちなんだけど。 もう……とにかく待って、そのまま動かないで。 隠すのも逃げるのも無しでお願いね。 じっとして、状況を確認させて……いいよね? ここ、キミの席じゃないよね? 何で私の席に座って……ええと、男性器を丸出しにしているの? どう考えても異様な状況だよね。 それにその本は……漫画? 妙に薄くてサイズが大きい……変わった本だね。 ああそれ、聞いたことある。 ふぅん、これが同人誌ってやつなんだ。 中身は……んぅ、あっ……やらしい内容の漫画なんだ。 表紙からそうじゃないかとは思ったけど。 それにしても、このヒロインの女の子…… 髪の長さとか、体型とか、制服の着こなし方まで……私に似てない? 気のせいじゃないよね? そっくりって言っていいレベルだもの。 どうしてこんな物をキミが……はぁ、正直ちょっと混乱しているかも。 忘れ物取りに来ただけなのに、まさかこんな場面に出くわしちゃうなんて。 全く想像してなかった。 当然でしょ、立場逆にして考えてみてよ。 キミの席で私が……ううん、やっぱり無し。考えなくていい。 それよりも……状況を整理したいから質問していいかな? キミには答える義務があると思うんだけど。 ……そう、頷いてくれて良かった。 じゃあまずは、ここでこれを使って何をしていたの? そうだろうって言葉は浮かんでるけど、 キミの口から言ってもらわないと。 ここまで来て適当に誤魔化したりなんてしても無意味だから、はっきり言ってしまって。 ……やっぱりオナニーしてたんだ。 予想通りだけど……でも、普通は自分の部屋とか、誰もいない所で済ませるものでしょ? もしも先生に見付かっていたらどうするつもりだったの? 出来心でしたゴメンナサイって謝って済むとは思えないよ。 自宅謹慎……ううん、下手したら退学だって有り得るんだから。 そんなに私でシタかった? だって……それ以外に考えられないでしょ? 私の席で、私そっくりのキャラクターのいかがわしい同人誌を読みながら……だもの。 やっぱり私の事を想像しながらオナニーしていたって事で間違いないのね。 どうなの、ちゃんと答えて。 ……はぁ。 なるほどね、その方がリアルに私にされるのを想像できて興奮するとか……はあぁ……。 ううん、自分でも不思議なんだけど……別に怒る気にはならない。 けどね……すっごく呆れてる。 キミって、目立つタイプじゃないけどいつも素直に話聞いてくれるし、 いいクラスメイトだと思ってたのにな。 こんな一面があったなんてね。 もし見付からなかったら…… 私の手や足が毎日触れているこの場所に、 キミの精液かかっちゃってた可能性もあったのね。 そっか、そうなんだ。 キミがオナニーして……。 ねえ、もう一つ聞いてもいい? オナニーってどういう風にするものなの? さっきは他の机の影になってたから、 息を荒くして何か手を動かしてる……ってくらいしか解らなかったの。 気になるから教えてちょうだい。 ……そりゃ、調べれば解るかもしれないけど、 今目の前に、オナニーの最中だったキミがいるんだし。 それに、私……勝手にオカズにされちゃった立場だよ? 一体自分を使ってどんな事が行われていたのか、 当然知る権利があると思うし、キミは教えるべきだと思う。 だから見せて、キミのオナニー。 私を……クラスメイトをオカズにしたオナニー……やってみせて。 うん、お願い。 早く始めてちょうだい。 ……なあに?さっきやるって言ってくれたじゃない。 その後でやっぱり無理とか言い出すの、あんまり良くないと思うよ。 そうじゃないの? 萎えているとできないのね……ふぅん。 つまり今はオナニーできる状態にないって事で……あってる? どうすればできるようになるんだろ? 勃起……なるほど、実物を見た事はないけど知識としては知ってる。 刺激が加わることによって大きくなるんだっけ。 じゃあ…… こうすればいいのかな? ん、そんなに驚かないでよ、ちょっと撫でただけじゃない。 柔らかくて、生温かい。 ぺたぺた手に吸い付くような妙な感触ね……ほら、キミも一緒に触って。 本人が頑張らないと駄目でしょう。 こう……ゆっくり表面をさするようにするのはどうかしら? 教科書には勃起のさせ方なんて書いてなかったし、 一般的な肌をいたわる方法って感じだけど……。 ちゃんといい刺激になっている? ん、大丈夫なら良かった。 一緒にやろう……ん、痛くしないように手の平を使ってさするの。 んはぁ…… くんくん、独特な匂い。汗とは違う匂いね。 どうしてなのかしら……はぁ、くんくん……。 あれ?今ピクって動いて……あっ、だんだん形が変化してきた。 根元の方から芯が入ったみたいに立ち上がって大きく……。 これが勃起だよね。 さっきの萎えてる状態とは別物みたいになっちゃった。 興味深いわ……こんなに質量が変化するなんて。 刺激した効果があったのね。 ……あれ?確か勃起って刺激によってだけじゃなく、 精神状態……興奮にも影響されるんだよね? もしかして、私が見たり触ったりしてたので興奮しちゃった? それでオチンチンを勃起させたと……違わないみたいね。 そっか。 恥ずかしいけど拒否できないから仕方なくって風なのに、 内心は高ぶっちゃってるんだ、キミ。 はぁ……本当に呆れちゃう。 でも、これで問題なくオナニーできるし、 観察させてもらう分には都合がいいけど。 私は手を離すからオナニー始めてちょうだい。 他人の手が添えられていたら、それはオナニーにならないもの。 だって自慰行為…… 自分で慰めると書くんだよ? キミのオナニーはキミの手でやらなきゃ。 見ているからちゃんとイクまでオナニーしてね。 じゃないと、私納得できないだろうから。 さ、折角こんなに大きくなってるんだから……オナニーしましょ?

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