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女子大生の貢ぎ奴隷-02

……はい、いらっしゃい。  私のお部屋へようこそ。  ……ふふ、遠慮しないで、どうぞ上がって下さい。  ……え? ええ、わたしが借りてるマンションですよ?  流石に、女子大生の身分では審査が厳しいので、名義だけ人に借りていますけど。  一応、お家賃が30万ぐらいはしますから。  ふふ、いくらお金があっても、学生の名義ではそうそう貸してもらえません。  さ、そんなことより、こちらへどうぞ。  最初に、ルールを説明しますので。  ……ええ、ルールです。  私は……んっ……こうして、ソファに腰かけていますので。  ちょっと、そこに置いてあるマットを、私の前に敷いてもらえますか?  ……そうそう、そのビニールの奴です。  ……はい、ありがとうございます。  今からそこが、お兄さんの陣地です。  その1メートル四方だけ、お兄さんに私の部屋を貸してあげます。  そのマットの範囲にいる限り、基本的には何をして下さっても構いません。 ……ただし、体液などが外に出てしまわないよう、気を付けて下さいね。  それと、そこを貸すにあたって条件が一つあります。  お財布以外のものは、一切持ち込み禁止です。  ……何をしても自由、と言ったら、カメラで撮影を始めた方がいらっしゃったので。  お兄さんは、そんな非常識なことはしないと思いますけど、一応、念を押しておきます。  ……そして、その上にいるかぎり、お兄さんは私の奴隷さんとして扱われます。  まあ奴隷と言っても、別に酷いことをしようとは思いません。  私の言うことをいい子に聞いてくださいね、って、それだけです。  こんな感じですかね。どうですか、大丈夫そうですか?  ……ふふ、よかった。  では、お兄さんの陣地へどうぞ。  ……あ、ちょっとお兄さん?  もう、何をしているんですか?  言ったじゃないですか、お財布以外のものは持ち込み禁止、って。  ……なにも隠し持ったりしてないって?  ……ああ、なるほど。これは言葉がたりませんでしたね。  そのマットの上には、お洋服も、持ち込み禁止です。  はい、全部脱いで下さい。  当然ですよね? お兄さんは奴隷なんですから。  お洋服は必要ないと思いますよ?  それに……ふふ、どうせ最後は脱ぐんですから、最初から脱いでおいた方が手間が省けます。  ほら、時間がもったいないですよ?  私は別に気にしませんから、早く脱いじゃってください?  …………。  はぁい、では、お洋服はそっちに置いて。  マットの上に座って下さいね。  ……ふふ。  どうですか、お兄さん?  お金を貢ぎたい、なんてマゾヒストだけあって、奴隷さんはみんな、裸で私の前に座ると興奮してしまうみたいなんです。  何も言ってないのに勝手に正座しちゃって、いやらしく勃起しているんですよ?  服を着ている女の子がソファにゆったりと座っているその前で、自分は冷たいマットの上に全裸で正座、っていうのがポイントみたいなんですけど。  お兄さんはどうですか?  ……前、隠さないで下さいね?  ええ、貢ぎマゾさんの恥ずかしい尻尾は、私があなたの感情を読み取るための大事な場所です。  私に、見透かしてほしいんでしょう?  ふふ、尻尾は自分の気持ちをアピールするためにあるんですから、隠してたら意味ないですよね?  ほら、手はお膝の上。  ……あらあら、すごい。  カチカチですね。  よっぽど興奮しているのかな?  うん、素直でわかりやすい子は好きですよ。  元気に勃起できて、えらいですね。  ……それにしても、ふふっ。  全裸で、おちんちんすら隠さずに……お財布だけ持っているというのは、いつ見ても面白い格好ですね。  人間らしさというのは、服を着ていることだ……と書いた文豪が居ましたが……。  まったくその通りです。  お風呂でも、ベッドの中でもないのに全裸。  それも、私は服を着ているのに、そうして一人だけ丸裸でいるところを見ると、人間というよりは動物のような感じがしてきます。  なのに、近代的な人間社会の根幹でもある貨幣制度……。  その象徴であるお財布だけを身に着けているというのは、何かアンバランスで、不思議で、どこか滑稽ですらありますね。  ええ、本当に。とっても面白い格好です。  ……さて、そんなことより……。  今日は私に、お金を貢ぎたくて、来たんですよね?  いいですよ? 私はいつでも。  そうですねぇ……最初はみなさん、一万円ずつ、というのが多いでしょうか。  まあ、キリもいいですからね。  ……ええ、どうぞ。  ……はい、一万円。ありがとうございます。  ……ふふふふっ。  ……ああ、いえ、すみません。  いつ見ても、不思議だなって。  こうしてお金を差し出すとき、貢ぎマゾさんはみんな、おちんちんをぴくぴくってさせるんです。  このお金で、私がお兄さんを気持ちよくしてあげるとか、オナニーの許可をしてあげるとか、そういう事なら分かりますよ?  でも実際には、一方的な金銭の移動があるだけ……。  平たく言えば、お兄さんは何を得ることもなく、ただお金を失うだけですよね。  なのに、おちんちんをぴくぴくさせるんです。  つまり、お金を貢ぐことそれ自体が、性的な興奮とイコールで結び付けられているんです。  それも、身体的に顕著(けんちょ)な反応を示してしまうレベルで。  ふふ、とても興味深いです。  ……と、すみません、急に。  クセ……というか、性分なんです。色々と分析したり、人間の心理について考えたりするのが。  将来は、カウンセラーにでもなろうかな、なんて思ったりして。ふふ。  せっかく興奮していたのに、つまらない話でしたよね。  ……ん? そんなことはないと?  あら……うふふ、そうですか。それはよかったです。  まあ、実を言うと、私のこんな話を気に入ってくれる方って、けっこういらっしゃるんですけどね。  ……まるで、自分の心を裸にされていくみたいだって。(右耳に囁く)  ……興奮してしまうみたいですね。(右耳の近くで)  ……ふふ。  服を脱いで興奮し、心を裸にされて興奮する。  マゾヒストにとって、裸を晒すのは興奮材料なのでしょうか。  お兄さんはどうでしたか?  全裸でお財布だけ持った滑稽な姿で、お金を私に手渡しながら、おちんちんをぴくぴくさせてしまう情けない所を見られて、その心理状態まで見透かされて。  興奮、しましたか? ふふふ。  じゃあ、もう一枚、貢ぎます?  今度は、もっとじっくり、観察していてあげます。  おちんちんが一番大きく跳ね上がるのは、いつなのか。  お財布からお金を取り出すタイミングでしょうか?  私に手渡したとき?  それとも、自分の手を離れて、完全に私の手に渡ってしまった瞬間?  とっても興味があります。  さ、よろしければどうぞ。  ……はい、ありがとうございます。  …………ふふふ、元気が良いおちんちんですね。  でも一番大きく跳ね上がったのは、お礼を言われた瞬間、でしょうか?  何故でしょう。感謝されることで興奮するのでしょうか?  うーん……多分、違いますね。  だって、とても額に見合った感謝とは言えないですもの。  サラリーマンの平均的な時給、ってご存知ですか?  集計の仕方によって変わって来るでしょうが、平均は2500円だとか言われています。  ただ、これは一部の高給取りが数字を大きく引き上げているだけで、実際に一番層が厚いのは1500円程度。  これがブラック企業だったりすると、記録に残らないサービス残業だとかで、現実にはもっと下でしょうね。  そう考えると、一万円というのは、サラリーマンの男性が7、8時間ほど働いて稼ぐ額ということでしょうか。  それを手渡されて、当たり前のような顔をして受け取って、『ありがとうございます』って涼し気に言ってしまうんですから……。  ふふふ、世の中を舐めた態度と言われても、否定はできないですよね。  私は今、あなたが頑張って稼いだ一万円というお金を、あなたの数時間分の労働を、完全に軽んじています。  まあ私からしたら、この部屋の一日分のお家賃にもならない程度の額ですから、当然と言えば当然なんですけど。  お兄さんのお部屋は、月にお幾らくらいなんですか?  10万円なら、一日あたり3300円。  7万円のお部屋なら、一日2300円。  5万円のお部屋だったら、……一日1600円ほどでしょうか。  ……うふふふ、こういう格差があるわけですから、金銭感覚に開きがあるのも必然ですね。  私の人生における一万円と、お兄さんの人生における一万円とでは、価値が違うと言いますか。  お兄さん例えば、人から1500円もらって、うわぁ本当に嬉しいです、ありがとうございます、って、心から思えますか? 思えないですよね。  むしろ大の大人が目上の人から、『たまにはお小遣いでもあげようか』って1500円渡されたら、なんてしみったれてるんだろうって感じちゃいません?  ふふふ。  ……えーっと、何の話でしたっけ?  ああ、そうそう。  つまり、私に心のこもってない『ありがとう』という言葉を言われて興奮するのは多分、そういう経済格差みたいなものを、無意識に感じ取っちゃって。  それで興奮しちゃうんじゃないかなって。  まあ、全部私の勝手な想像ですけどね。  ……あら、どうしましたお兄さん?  ふふ、なんだかとっても、興奮していらっしゃいませんか?  ……今の話、ドキドキしました?  自分がぼんやり感じていることを、改めて言葉にされて、明確に意識させられて。  まるで心を解剖されてしまったかのような。  ……でもどうでしょうね。  人の心は不思議なものですから。  実は全然そんな風に思っていなかったとしても、こうして私に言われたことによって、最初から自分はそう感じていたんだと思いこまされたり。  ああ、そうするとなおのこと、たちが悪いです。  そういうの……。  ……洗脳、って言うんです。  ……ふふふっ。  私に洗脳されてしまわないように、気を付けてくださいね、お兄さん。  他のことで、少し気を紛らわせるのがいいかと。  ほら、おちんちん、弄りまわしたいんでしょう?  ……ええ、いいですよ?  だってそこは、お兄さんの陣地ですから。いわば、治外法権です。  何をしても罪にはなりませんよ?  ええ、女の子の部屋でオナニーをしてもいいんです。  だって、治外法権ですから。ふふふ。  ……あ、そうだ、どうします?  みなさん、オナニーをする時には、お金を貢いでから扱きはじめる方が多いんです。  お金でオナニーの権利を売ってもらっているみたいで興奮するそうで。  まあ、私は別にオナニーはご自由にってスタンスなので、実際にはただ無意味にお金を献上しているだけなんですけど。  でもその方が興奮するんでしたら、お兄さんにもオナニーの権利、売ってあげても構いませんよ? どうします?  ……はい、ありがとうございます。  ではお兄さん?  そのおちんちん、私の前で気持ちよくしても、いいですよ?  ……ふふふふっ。  ……ふぅ、なんだかおかしいです。  ……ああいえ、お兄さんのオナニーが、ということではなくて。  ただ、貢ぎマゾの方って、皆さん同じなんですよね。  人間の脳って、前後の出来事を勝手に結びつけて学習しちゃうものなんです。  有名な例だと、パブロフの犬。  犬に餌をあげる前にベルを鳴らすと、次第に犬はベルの音に反応してよだれを垂らすようになるって話です。  それと同じで、おちんちんを気持ちよくする前にお金を払っちゃったら、お金を払えばおちんちんが気持ちよくなる、って、脳が覚えちゃうんです。  そうしてその内、段々お金を払うこと自体が気持ちよくなっちゃって。  最後には、お金を払ってないオナニーが物足りなく感じるようになってしまう……。  みなさん、全く同じように自分から貢ぎマゾの沼に溺れていくので、最初は貢ぎマゾの人って、こんな単純な事にも気が付かない馬鹿なのかな、って思いました。  でも、次第にこう考えるようになったんです。  貢ぎマゾの人たちは、自分の性的嗜好を満たすこと、気持ちよくなることには貪欲で、そのことについては動物的な勘を持っているんじゃないかって。  だから、もっと貢ぐのが気持ちよくなるように、わざと、自分の脳に間違った学習をさせているんじゃないか、って。  ある意味では、とても賢いというか……ふふ、限りなく正解に近い行動を取っていますよね。  お兄さん、おちんちん気持ちいいですか?  私に売ってもらったオナニー、気持ちいいですか?  よかったですね。気持ちよくなればなるほど、貢ぐのは気持ちいい、お金を払うのは気持ちいい、って、脳が間違えて覚えてくれますから。  そのうち、お金を払うだけで、脳内麻薬がどぷどぷ、どぷどぷ、溢れるほどに分泌されるようになりますよ。  そういう、脳構造に、なっちゃうんです。  だからね、貢ぎマゾの人って、扱いがとっても簡単なんです。  だって簡単に、自分で自分を調教してくれるんですから。  極論、私はあの人たちのお金を受け取ってあげるだけでいいんです。  それだけで、私の忠実な奴隷さんになってしまうんです。  どんなにぞんざいに扱ったって、逃げる心配なんてありません。  だって、貢ぎマゾなんて性癖をもっている男性は決して多くはないですけど、それを受け入れてくれる女の子はもっともっと希少ですから。  普通の女の子だったら、こんなお金、怖くて受け取れないですもの。  お兄さん、この部屋に上がって20分で、もう3万円も支払っちゃったんですよ?  時給にしたら、9万円です。  ふふ、お兄さんの時給、多めに見積もって1500円くらいでしょうか?  ざっと60倍ですね。  成人男性の60倍の収入が、それもただ座ってお話しているだけで入って来るなんて。  まあ、それは怖いですよね。というか、理解できないと思います。  貢ぎマゾって、意味不明ですもの。  お金を貢いで相手の気持ちを買おうとするっていうならまだしも、貢ぐの自体が気持ちいいって、頭の病気です。  まあ、何も考えてないような子なら、単純に喜んで受け取るかもしれないですけど……。  ……ふふ、あなた達は、それでは満たされないんです。  あなた達が求めてしまうのはそう、自分の価値を心の底から理解しているような女性。   目の前にいるこの男性の60時間分の収入を、60分で稼いでしまっても、当たり前のような顔をしていられる女性。  私は女王蜂なんだから、働きバチが私のために一生尽くすのは当然って。  そんな風に、あなたを一生搾取してくれる女王様。  ……そんな女性って、そういるものじゃありませんから。  一度私の巣に迷い込んできた子は、生涯、私の働きバチです。  ……まあもちろん、人間は虫じゃありませんから、少しは甘い蜜も吸わせてあげますけどね。  ありがとう。って。  女王様がにっこり微笑んでお礼を言ってくれたら、君たちは満足なの。  だって、その言葉に騙されていれば気持ちよくなれるから。  どう考えたって、少しも感謝なんてしていない。  上っ面の言葉だけで当たり前みたいに君のお金を受け取って、平気な顔してる女王さま。  騙されてるのを知っているのに、ちゃんと理解しているくせに。  その嘘に騙されるのが一番気持ちよくなれるって本能的に分かっちゃってるから。  そもそも騙すつもりすらない、嘘にすらなっていないような嘘に乗っかって、自分で自分を騙しちゃう。  ふふ、本当に屈折してて、そのくせ単純。  まあ当然だよね。働きバチは女王バチに尽くして生きるために、そういう風にデザインされている生き物なんだから。  君はなんにも悪くないの。  君は始めから、そういう風にできてる生き物なの。  蛾が蛍光灯にたかって朝になればひからびて死んでいるのは、蛾が愚かだからじゃない。  そういう生き物なんだから仕方がないの。  ほら、働きバチちゃん。私のために集めてきた蜜を、献上してもいいよ?  君は、そうすると気持ちよくなる生き物なんだよね? ほら。  ……ふふふ。  はい、『ありがとう』。  気持ちいいね? 女王様にお金貢げて幸せだね?  ふふふふふふ……。  生き物はみんな、快と不快、突き詰めれば、それをすると気持ちいいかどうか、ってことに支配されているものなんです。  美味しいのが気持ちいいからご飯を食べて、眠るのが気持ちいいから睡眠をとって、気持ちいいのが気持ちいいから、子孫を作って。  もしこれらの行動が気持ちよくなかったら、誰もしようとしないですよね?  もちろん、そんな生き物は生き残れません。  生き物にとって必要なことは気持ちのいいことだし、気持ちいいってことは、それはあなたにとって必要なこと。  お兄さんは、私にお金を貢ぐと気持ちいい。  つまりお兄さんは、私にお金を貢ぐために生まれてきた。  お兄さんは、私にお金を貢ぐために生きている。  私は、それを満たしてあげる。  あなたの生まれてきた意味を叶えてあげる。  あなたの人生に価値をあげる。  それは、あなたのために美味しいご飯を作ることと、あなたのために暖かなベッドを用意することと、そしてあなたの赤ちゃんを産んであげることと、同じぐらい優しくて、尊いことなの。  そんな風にしてもらったら、あなたはその相手になんて言うべきだと思いますか?  ……ふふふ、そうですね。ありがとう、ですね?  さあ、お金をこちらにどうぞ?  そして言ってくださいね。『ありがとうございます』、って。ほら。  …………ふふふふふ。  はい、『どういたしまして』。  よかったですね。  私があなたのお金を受け取ってくれたおかげで、あなたの人生は満たされました。  あなたの価値は叶えられ、また一つ、生きる理由が芽生えました。  ……それは、もっとお金を貢ぐこと。  もっともっとお金を貢ぐこと。  もっともっともっともっと、お金を貢ぐこと。  だって、お金を貢ぐと気持ちいい。  眠るのは気持ちよくて、そして生きるのに必要な事。  食べるのは気持ちよくて、そして生きるのに必要な事。  セックスするのは気持ちよくて、生物にとっては重要な事。  だからお金を貢ぐのも、あなたにとって大切な事。  それをさせてくれる私は、あなたにとって……ふふふ、女王様? それとも、教祖様のような存在でしょうか?  はい、あなたは気が付きます。詐欺師みたいな論法で、あっという間に2万円も貢いでしまったことに。  この部屋に入ってたったの30分で、あなたは5万円も貢いでしまいました。  時給10万円。とんでもない話です。  でも……それが君には気持ちいいんだよね?  目の前にいる女の子が、時給10万円の女の子だと思うと興奮しちゃうんだよね?  それも当然。だって私は君の女王様で、教祖様で、そして神様なの。  崇めて仕える存在が高貴であればあるほど、信者のキミだって嬉しいに決まってる。  だから、もっともっとお金を貢ぎたくなる。  ふふふ、時給に換算すると、とかじゃなくて、実際に一時間で10万円稼いで欲しいでしょ?  一時間で10万円稼ぐ女の子に、一時間で10万円貢ぐ価値のある女の子に、君の全てを捧げてみたいでしょ?  でもよく考えて? 私は詐欺師なの。  そう、無茶苦茶な論法で、あなたからお金を奪おうとしている。  だって私……。  ……お金大好きだから。(左耳に囁き)  ……ふふふ、涼し気な顔してるから、お金にあんまり興味なさそうに見えた?  そんなわけないでしょ? 女の子はみんな、お金が大好きなの。  お金があれば、綺麗なお洋服が買える、美容品だって好きなだけ、エステも行き放題だし、どんどん可愛くなれる。  それに、あなたが汗を流して働いているような時間に、優雅に映画だって見れる。  あなたがわびしい食事をしているときに、美味しいものがたくさん食べられる。  あなたが家で無駄に過ごす休日を、私は友達を誘っていろんなところに旅行に行く。  そんな日々が、私をもっともっと、キラキラさせてくれる。  そうするとね? 夏の虫みたいに、君みたいな男の子がたくさん寄ってくるの。  この可愛いキラキラした女の子に僕のお金を使ってほしい、って。  そりゃ誰だって、お金は有意義に使いたいもんね?  さっき、君の一万円は私にとっての1500円くらい、って話をしたのを覚えているかな?  あれは半分は正解で、半分は間違い。  私は、君の何倍も、お金の価値を引き出すことができるの。  君が美味しいものを食べたって、いいお洋服を買ったって、素敵な経験をしたって、たかが知れてる。  まず本人がくたびれ切ったオジサンなんだから、お金だって輝かないのは当たり前。  こんな言葉を知ってるかな?  持つ者には更に多くが与えられ、持たざる者は持っているものさえ奪われる。  私にとってお金は、それ自体が素敵なものであるばかりか、更なるお金をもたらしてくれるものでもあるの。  さあ、あなたのお金を私に預けてごらん?  私が、あなたが使うのの何倍も有意義に浪費してあげる。  貴方の一万円を糧に、私はもっと可愛くなって、何万円も稼いであげる。  私がたくさんお金を貢がれる凄い女の子だったら、あなたも嬉しいよね?  私が貴方のお金のおかげで何万円も貢がれたら、あなたは自分で何万円も使うよりずっとずっと気持ちよくなれる。  さあ、あなたのお金を増やしてあげるから、ありがとうございますって言いながらお金貢ごうね? ほら。  ……はい、どういたしまして。  ふふふ、よかったねえ? お金貢げば貢ぐほど、幸せが何倍にもなって帰って来る。  そしてほら、あなたのお財布には、まだまだお金がたーくさん。  いいよ? それ全部、当たり前みたいな顔して貰ってあげる。  だって、実際、当たり前だし。  それは、私のお金でしょ?  ふふふ、一つのハチの巣が、全て女王蜂のために存在するのと同じように。  働きバチであるあなたのお金は、全部私のもの。  今まで可哀想だったね。正しいお金の使い方を知らなくて。  どんなお金の使い方をしても、ちっとも楽しくなかったでしょう? 人生が詰まらなかったよね?  だって、自分の生まれてきた意味を知らなかったんだから。  満たされないのが当たり前。  でもこれからは、私が満たしてあげるからね。  さあ、お金ちゃんをぜーんぶ返してね?  一枚一枚、ありがとうございますって言いながら手渡しするんだよ?  ほら。  ……はい、どういたしまして。  ほら、次のも。  ……はい、どういたしまして。  ほら、次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  ふふふふ、すごいねぇ~?  30秒で5万円も貢いじゃったねぇ?  興奮する? そうだね、気持ちいいね?  生きる意味を果たすのって、とっても気持ちよくて幸せだね?  あなたが貢げば貢ぐほど、私は価値のある女の子になります。  30秒で5万円貢がれる女の子なんて、そうはいない。  そんな女の子にかしずいて、仕えることができるあなたはとても幸せ。  だって、他にはこんなに価値のある女の子なんていないもんね?  さあ、私をもっともっと、価値のある女の子にしましょう。  大丈夫、あなたが貢げる程度のはした金でも、私が上手に有意義に使ってあげる。  仮にあなたがたったの10万円しか貢げなかったとしても、私がそれを元手に100万円稼いだら、100万円貢いだも同然。  ……あは、興奮する?   うんうん、いっぱい興奮して、おちんちんも脳みそも気持ちよくなろうねぇ?  たくさん気持ちよくなって、馬鹿みたいにお金を貢ぐと気持ちいいって、脳みそに学習させようねぇ。  私が騙すまでもなく、自分で自分を騙して、洗脳して、チョロい貢ぎマゾの働きバチになりなさい?  私が楽~にチョロ~く、人生舐めながら一生過ごせるように、あなたは一生懸命働くの。  やりがいは、人生において何よりも大切なこと。  それを与えてくれる私は、あなたの女神。  あなたの生きる目的そのもの。  私のために生きて、そして死になさい?  ほら、もっと気持ちよくなろう?  お金貢いで?  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  次。  ……はい、どういたしまして。  ……あははは、あーあ、20万も貢いじゃいました。  とっくに予算オーバーかな?  明日から生活大丈夫かなぁ?  ……ふふ、なんて、ごめんなさい。  あなたの、つまらない惨めな生活のことなんて、どうでもいいですよね。  哀れ極まりない現実のことなんて思い出させちゃってごめんなさい。  せっかく、出会って1時間も経たない相手から20万円も貢がれちゃうような夢みたいな女の子を相手にしているんですから、汗水たらして働いて時給1500円の現実のことなんて忘れたいですよね。  明日から……いえ、あと30分もしない内に射精してこの部屋から放り出されたら、辛くてつまらない無味乾燥な現実に帰るわけですから。  時給20万円。あなたの……うーん、130倍? の価値のある私の前で、無様に射精できる喜びを噛みしめながら、失神するほど気持ちよくなって、儚い桃源郷を楽しむといいですよ。  ……あ、ふふ、そろそろ射精しそうですか?  うんうん、いいですよ。  お射精一回で20万円オーバーのありえない快感、脳に刻みましょう。  刻んで、学習しましょう。一回20万円のお射精の気持ちよさ。  そして、次からこの気持ちよさを得るためには、また20万円払わないといけないということを。  明日から……いえ、今日から極貧節約生活頑張りましょうね?  また20万溜まったら、構ってあげますからね。  ふふふ、20万、また貯めるの大変だと思いますけど。  ああ、それを想像すると、20万も払っちゃったの、とんでもないことしちゃったって理解できますね?   ふふ、後悔しました? じゃあ、お金返します?  このまま射精しないで帰るなら、返してあげてもいいですけど。  ……ただし、その場合はもう、二度と会ってあげません。  ええ、貢がせてあげないんです。  あなたがたとえ百万円積もうが、もうあなたのお金には見向きもしてあげませんから。  ……ふふふ、それは、想像するだけで恐ろしいでしょう?  もうあなたは、私に貢ぐ以外、何のために生きたらいいか分からないんですから。  ……私に貢げない人生なんて、どんな貧しい生活よりも恐ろしいですね?(右耳に囁き)  ……くす、大丈夫ですよ、そんな事にはなりませんから。  今ここで、ちゃーんと、馬鹿みたいに精液をまき散らして、快楽で脳を焼いて、焼いて、神経の一本に至るまで快感で焼き尽くして。  ショートしたおバカな脳みそに、貢ぐ快感を刻み込んでしまえばいいんです。  人間性なんて捨てて、虫みたいに。女王様に奉仕することにだけ快感を感じる生き物になりましょうね?  ふふ、じゃあ最後に、とびっきり気持ちいいことをしてあげます。  今から、カウントダウンをします。  あなたが貢いだお金と、同じ数だけ、です。  ふふ、20枚なら、20から始めて、1まで札束を数えて……。  0、でこうやって、ぴって弾いて。  それを合図に射精したら、きっと気持ちいいんじゃないですかねぇ?  まるで、自分の命に値段をつけられてるみたいだって、皆さん泣きそうなぐらい喜んでくれるんですよ?  ……あら、ふふ、気に入ってくれたみたいですね。  では早速……と、その前に、これで大丈夫ですか?  ええ、カウントは、長いほど気持ちいいんじゃないかな、って。  ふふ、見たところ、お財布にまだ余分なお金が残っているみたいですし。  それも、こちらで数えてあげてもいいですよ?  カウントに入れて欲しければ、どうぞこちらに。  ……ふふふ、はぁい、どういたしまして。  えーっと……。  …………。  ……うん、30枚ちょうど、ですか。見立て通りでしたね。  では、30からカウントします。  0、で、気持ちよく射精しましょうね?  はーい、あなたのお金が……。  残高30万円……。  残高29万円……。  残高28万円……。  残高27万円……。  残高26万円……。  残高25万円……。  残高24万円……。  残高23万円……。  残高22万円……。  残高21万円……。  残高20万円……。  残高19万円……。  残高18万円……。  残高17万円……。  残高16万円……。  残高15万円……。  残高14万円……。  残高13万円……。  残高12万円……。  残高11万円……。  残高10万円……。  残高9万円……。  残高8万円……。  残高7万円……。  残高6万円……。  残高5万円……。  残高4万円……。  残高3万円……。  残高2万円……。  残高1万円……。  はぁい、無一文。  破産破産破産。  破産お射精どうぞ。ゼロ。  くすっ……ふふふふっ……うふふふふっ……。  あーあ、出ていますねぇ。  うんうん、たくさん出すんですよ?  なんせ……ふふっ、30万円のお射精ですからねぇ。  凄いですね、お兄さんの精液って、同じ重さの黄金ぐらいの価値があるんでしょうか。  せいぜい10ミリリットルの体液を吐き出すのに30万円って、多分それぐらいのレートなんじゃないですか?  ばかばかしすぎて、計算する気にもなれませんけど。ふふふっ。  ……ん、全部射精しましたか?  ふふふ、お疲れさまでした。  射精、気持ちよかったですか?  破産するの、気持ちよかったですかぁ?  ……ふふふ、茫然自失ですねえ。  でもご心配なく。  この30万は、何か楽しいことにぱーっと使って、私自身をもっともっと輝かせることに使いますから。  あなたが使ったり貯金しておくのよりもずーっと有意義に散財しますので、どうぞ安心して下さいね。  それでは、そのお汁拭いて、帰ってもらえます?  予約しておいたハイヤーがそろそろ迎えに来る時間ですので。  あなたはどうぞ、駅まで歩いて下さいね。  ……あ、そうそう、これを。(500円玉を投げつける)  ……帰りの電車賃です。  どうぞご遠慮なくお持ちください。  では、さようなら、私の働きバチさん。  また30万溜まったころに、連絡して下さいね。  ……ああ、それと。  『どういたしまして』。ふふふふっ。

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